1980_10_ヤングボーイ_河合奈保子






今日の1曲セレクトは、「ヤングボーイ」河合奈保子です。

まずは、データでーす。

・タイトル     ヤングボーイ
・アーティスト   河合奈保子
・作詞       竜真知子
・作曲       水谷公生
・編曲       船山基紀
・リリース日    1980年8月25日
・発売元      コロムビア
・オリコン最高位  13位
・売上げ枚数    18.9万枚
・ザ・ベストテン最高位 10位
・ベストテンランクイン週:1980年10月30日放送分

そういえば、考えてみたら、河合奈保子って1回も書いてなかったなぁ。。。

 私、当時は、聖子派ではなくて、奈保子派だったんだよね。その割りに、何で、書いてこなかったか・・・。
 いや、結構ね、河合奈保子の「曲」内容を紹介するって難しいんだよね。

 たとえば、聖子の場合、作曲者がだれでとか、松本印ブランドとか、いろいろネタが上がってくるんだけど、河合奈保子って、曲は? って言われると、なかなか特徴がねー。
 このあたりが、松田聖子とのセールスの差なんだろうなぁと分かってはいるんだけどね。

 でも、かんばってみますよ〜。

 うん、特徴がなければ特徴がないで良いじゃない? アイドルの曲なんだもん、本人のキャラクターにマッチしてれば、マルなのですよ。
 じゃ、この曲は? っていわれると、俺は、素直に「○」ですね。
 デビュー曲の「大きな森の大きなお家」は、ちょっとねー、年齢の割には子供っぽすぎたよな。 正直、当時のワタシをもってしても、聴くのハズかしかったもん。
 それにくらべたら、当時の年齢相応に仕上がったんじゃないかなと思います。
 
 よかったのは、暗と明の対比かな。Aメロは、マイナー系で切々とうたって、サビで♪ヤンクボーイ あなたのすべてを〜♪と、いきなし、メジャー系に転換する、この節操のなさですよね。
 うーん、これぞ、日本のアイドルポップス。
 こんなヘンチクリンな展開を恥ずかしげもなく歌う。これぞ、歌謡ポップスですよ! 
 でも、当の河合奈保子は、どういう気持ちだったんだろう?
 うーん、マジメな子だったからね。与えられた曲は、素直にうたっんだろう。
 その辺の素直さが、松田聖子とか、中森明菜との違うところだろうね。
 曲を聴くだけで、素直さが伝わってくるもんね。
 たぶんね、この辺が好きになれるかどうかで、奈保子派になれるかどうかだったんだろうね。

 ちなみに、何回も書いてるけど、この当時、私ゃ、福島県のいわき市小名浜というところに住んでまして・・・。
 あー、めちゃくちゃローカルな話でスイマセン。
 小名浜郊外の住吉っていう地区にいたんだけど、そこに「住吉神社」っていう、ちょっと立派な神社があるんだけど、この曲聴くたびに、小学校の写生会で住吉神社の写生してた図が頭ん中で再生されるんだよなぁ。
 きっと、そのとき、頭に浮かんでた曲がこの曲だったんだろうけど。。。

 でも、曲ってそういうパワーがあるよね。この曲聴くと、あの時のあの光景が浮かんでくるってやつ。

 昔は、よく曲聴いてたから、1曲1曲にそれぞれの光景、イメージがうかんでくるけど、最近は、あんまり曲きいてないからなぁ・・
 はたして、20年後、いまの曲を聴いて、今の時代を思い出すのかなぁ・・。 ちょっと心配になってきた。

 それにしても、またまた、アクセス、遠ざかせるような「ジャケ写」かなぁ・・(^^;;;;;
 コロムビアのロゴにも時代をかんじさせる。60年代のままのロゴだよね。
 小さくて、見づらいけど・・・。




※2005年10月に書いたものの再掲載です。