ふにふにふにと、またまた書いてしまった、キニナル曲。 
さてと、今回は、前置きなしで、さっさと行きますぞ。

●TOP OF THE WORLD / SMAP
・作詞 いしわたり淳治
・作曲 MIYAVI
・編曲 CMJK
・発売元 ビクターエンタテインメント
・発売日 2014年7月16日

 少し前、別途の内容で書いたけど、今やジャニーズ関連の曲で半分以上は、国外の作曲者が作った曲で占められている。(ほとんどはスウェーデンの人。ジャニーズはスウェーデンの音楽出版社に出資しているっていう関係があるからなんだろうけど)
 ま、何れにしても外人が作った曲だからして、「純粋」なJ-POPとは呼べないような曲が多いわけだ。
 それは、SMAPも同じことで、ここ最近は「外人」が作った曲も含まれている。
それは、この「TOP OF WORLD」も同じで・・・・・・・

うんにゃ〜、これは作詞、作曲とも日本人なんじゃん!

まずね、この曲については、そこが驚いた。この曲の作家については、何の予備知識もないまま、ラジオから流れてきた、この曲を聴いた。
「なんでぇ、「外タレ」が作った曲かぁ」・・・・と私ゃ信じ切ってたのよ。

だってね、この曲には、「へんちくりん」だけど「キャッチー」というJ-POP特有なメロディライン、サウンドが見られない。
 向こうの曲特有な無機質、かつ温度感を感じられない無い、プラスティック的な肌触りのメロディライン、サウンドなのよ。

 うーん、日本人も、こういう感情もへったくれもない、温度感も感じないような無機質な曲を作れるようになったんだ・・・・と思うと、ある種、ショックを感じてしまったりして。。。

 まあ、いい意味でのショックなんだけどね。

遠い昔、ワタシが生まれたころは、ロックに日本語は乗らないっていうのが定説だった。つまり、日本語のロックは商売にならないっていういうことだ。
 それは、向こうと同じような無機質なメロディラインの上でのロックという意味なんだけどね。

 で、その解決策として、リズムやサウンドはロック的なものを取り込み、メロディラインはある意味「日本的」っていう、「日本特有」な感じのロックが、J-POPの上では、永い間、いわいるロックだった。

この曲とかさ、最近ヒットしている、ONE OK ROCKの「Mighty Long Fall」なんかを聴いてると、そんなロックな議論なんて無かったかのように感じるんだよね。
 つまり、これまでにはなかったような新しい匂いがするんですよ。

そういう意味でもショックを感じたな。日本の作家も、向こうの本来の意味でのロックと境界線を感じさせないものが作れるようになったんだから。





当然だけど、公式MVなぞ、落ちてるわけもなし。。。。

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●Darling /西野カナ
・作詞 Kana Nishino
・作曲 Takashi Yamaguchi
・編曲 Takashi Yamaguchi
・発売元 SME
・発売日 2014年8月13日
・タイアップ フジテレビ系「めざましテレビ」火曜日テーマソング


めざましテレビの「火曜日」のテーマ曲として、何カ月か前から流れていたんで、ずっと気になってたんだけど、やっとリリースされてきたな。
 なによりも、シングルのタイトル曲として、リリースして来たところは、やっとソニーも分かってきたか・・・と思うとこなんだよね。

 以前の「キニナル」曲で、何回か書いて来たんだけど、ソニーさんってさあ、「なんで、これシングルにしないの?」って曲が多いのよ。特にテレビのテーマ曲とか、CM曲で。 「めざましテレビ」だけでも、miwaの「ふたりのサタディ」とか、同じ西野カナの「Clap Clap!!」は、まさにそのパターンだったな。

 だからね、この曲もシングルのタイトル曲では出てこないんだろうな・・・と思ってたんだけどね。

 何回も言うように、例えばライブのキラー曲になるような、尖がった曲、目立つ曲っていうのがシングル向きの曲なんだよね。
 そういう意味では、ここ数年ソニーさんは、シングルとして損をしているように思えるわけで。


 この曲、正直、詞の内容は、以前からの西野カナと大きく変化しているところ無い。
一貫して、「かわいらしい」恋愛模様だよね。
 もう四捨五入して「50」のワタシなんかは、遠い昔に忘れてしまったような「甘酸っぱい」って感じの。

ただ、サウンド的には面白かった。カントリーっぽいシンプルな構成っていうのは、これまでこのヒトのシングルには無かったよね。
 なんて言うのかな、70年代だったら、カーペンターズ的というか、オリビアニュートンジョン的というか、ちょこっと育ちのいいところのお姉ちゃんが聴いてそうというか。


 このヒトの場合は、基本的には「オーソドックス」な伝統的なJ-POPだからさ。そそそ、「大衆」的な匂いのする。
こういう、若干、向こう的で、かつ、いいところの・・・っていう匂いのするサウンドの曲って、目新しく感じるんだよね。
 まあ、実際は目新しいサウンドでは無いんだけどさ、雰囲気として。
そこがいいんだろうな、この曲の場合。




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●他人の関係 / 一青窈 feat. SOIL&“PIMP”SESSIONS
・作詞 有馬三恵子
・作曲 川口真
・編曲 SOIL&"PIMP"SESSIONS
・発売日 2014年7月16日
・発売元 ユニバーサル
・タイアップ フジテレビ系ドラマ「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」主題歌


 ある意味、今回書いた「キニナル」曲では、この曲が一番、面白かった。
っていうか、自分のチャートを集計してて、少し前に、この曲が「配信チャート」でランクインして来てたんですよ。
 その時から気にはなってたんだよね。ドラマの主題歌なんて知らないから、単純にカバーの類だろうとしか思ってなかった。
 そしたら、バック、アレンジャーが「SOIL&"PIMP"SESSIONS」っていうじゃないの?

これは聴いてみる価値あり・・・・と思い、You Tubeを見てみたら、案の定面白かった。
SOIL&"PIMP"SESSIONSってさ、この間のロックインジャパンでは、半分キチガイじゃないの? なんて思わせるヘビーなジャズ(「Death Jazzと言そうです)をやってたのに、「バックバンド」に回ると、あーら めっちゃ「昭和歌謡」いいじゃないの!? っていうムード歌謡曲的なバックバンドに変貌してしまう、ちょっち変な・・・っていうか面白いバンドだ。

 去年の夏にも、椎名林檎と組んで、「殺し屋危機一髪」なんて曲をリリースしてたんだけど、そん時から気になってたんだよね。まあ、キャリアは長いヒトたちだから、耳が肥えた方たちは、もっと前から知ってたかもしれないけどね。


曲だけど、まあ、知ってる方は知ってますよね。
そそそ、「西野バレエ団」の秘蔵っ子と呼ばれた、金井克子が1973年に放った、大ヒット曲のカバーですよ。
 独特の「手の振り方」で人気があった、アレですね。

1973年っていうと、まだ、「大人向け」の歌謡曲が幅を利かせてた時代だ。当然、夜に向けたっていう感じの性的ムラムラな曲が多かったわけだけども、そんな時代背景を彷彿させてか、一青の歌い方も「性的」だなぁ。
まあ、賛否両論あるところだろうけど、個人的にはOKのような気がする。

 このヒト、本来はロック方面の曲をやりたかったそうなんだけど、昭和歌謡的な曲をやらせると独特なやらしさ感を感じさせていいんだよね。
 だいぶ前になるけど、「お江戸ポルカ」って曲も昭和歌謡テイスト丸出しの曲だったけど、性的でよかったものなぁ。今回の曲も、それを再度彷彿させてくれますね。



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●純情 /家入レオ
・作詞 家入レオ
・作曲 西尾芳彦
・編曲 佐藤希久生
・発売日 2014年7月30日
・発売元 ビクターエンタテインメント
・タイアップ フジテレビ系アニメ「ドラゴンボール改」主題歌

 なるほど、これは焦点がハッキリとした曲だなぁ。言いたいことが端的。回りくどいコトバが多い、昨今のヒット曲の中では異色かもしれない。
 ただ、SMAPの「TOP OF THE WORLD」とか、ONE OK ROCKの「Mighty Long Fall」など、先鋭的な曲を聴いた後にこの曲を聴くと、どうしてもアナクロ的だなぁという感触が先に立ってしまう。
 うん、私なんかが「安心」して聴けるような曲は、どっかアナクロなんだよね。
ただ、このヒトには、あってるような気がするんだよなぁ。まあ、その辺の、時代とギャップがあるところが、このヒトがもう一歩、「ヒット」という面で抜けきれないところなのかもしれないなぁ。
 まあ、個人的には、好きなヒトなんで、本当はもっと売れてきて欲しいんだけどね。



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●猟奇的なキスを私にして /ゲスの極み乙女

・作詞 川谷絵音
・作曲 川谷絵音
・編曲 ゲスの極み乙女
・発売日 2014年8月6日
・発売元 ワーナーミュージック
・タイアップ テレビ東京系ドラマ「アラサーちゃん 無修正」主題歌

このところ注目度急上昇中のゲスの極み乙女、メジャーデビューシングルということで、メディア等で、随分流れている曲だね。
 兎に角、注目度といったら、この間のロックインジャパンの時も、「サウンドチェック」の時点で、すでに「入場制限」が掛っていたというところからも分かる。
 このヒトについては、少し前に「パラレルスペック」のときも書いたかもしれないけど、個人的に注目しているのは、このヒトたちの「アンサンブル」の良さなんだよなぁ。
 兎角、最近のバンドって「爆音」で音が鳴ってれば「音楽」みたいなところがあるじゃん。楽器と楽器とのアンサンブル、バランスのヘッタクレもないような。
 まあ、そこにパッションがそがれるっていうなら、それはそれでいいんだけどさあ、やっぱ、「音楽」を聴きたいわけなんだよね、ワタシなんかは。
 
 その点、このヒトたちは、他のバンドに比べると優れてるって感じるんだよね。
あ、こいつら、音楽のなんたるかを知ってるな・・・と思わせてくれる。
 そのためには、テクニック的にも優れていなくちゃいけないんだけども、その点もクリアしているように感じるんだよね。
 
 ただ、この曲は、いまいちインパクトに欠けるなぁ。「パラレルスペック」の時のようなワクワク感が無い。ワクにはまっちゃっているんだよなぁ。
 まあ、その辺が、メジャーという縛りの中であるか、インディーズでいう自由度の中であるかの違いなんだろうけど、このヒトたちは、ワクに嵌めないで伸び伸びとやらさてあげたいねぇ。







いつものように、動画は、いつ削除されるか分かんないので、お早めにどうぞ