かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

2017年02月

空の下で / MY LITTLE LOVER

1998_02_空の下で_MY LITTLE LOVER


今回の1曲セレクトは、「空の下で」MY LITTLE LOVERです。

まずはデータですよ〜。

・タイトル    空の下で
・アーティスト  MY LITTLE LOVER
・作詞      小林武史
・作曲      小林武史
・編曲      小林武史
・リリース日   1998年1月21日
・発売元     トイズファクトリー
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数  11.9万枚
・THE HITCHRT HOT30最高位 11位
・タイアップ:日産「ウイングロード」CM曲

今日は1日天気がぐずついていたけど、昨日は雲ひとつない綺麗な晴天でしたな。ここの所、北風が冷たい日が続いていたけど、昨日はそんな風もおさまって小春日和だったし。

こういう日は外に出たい。

・・・というかね、ここの所、「遅ればせ」ながら、「ポケモンGO」に嵌まってまして 。。。

昨日のような天気がいい休日は、「ポケストップ」が多く存在する、千葉市の公園に毎週通ってたりするんだよね

もちろん、昨日も行ってたんだけどさ。  まあ、半分は「健康」のためって言うのもあるんだけどさ。公園って言っても割とでかくて1週4〜5kmあるからさ。ポケモンGoやりながらと言っても、結構いい運動になるんですよ。

でぇ、今回の1曲セレクトは、昨日のように、気持ちのいい小春日和の晴天な日に聴きたい1曲をひとつ。

MY LITTLE LOVER 「空の下で」。

この曲、去年もそうだったけど、今頃書こう書こうと思ってて、いつも時期を逸しちゃうんだよな。なので、今のうちに書いておこう・・と思っていたんだけど。。。

で、まあ、本来なら、天気の良かった当日だった、昨日書けばよかったんだけどね。 運動したおかげか、夜、ついつい、ウトウトと寝ちゃったんだよな。。。

なので、1日遅れで。。。

いつも書く時期を逸しちゃう・・・って事なんだけども、この曲、ヒット時期が短かったんだよな。
売り上げが11万枚そこそこだったでしょ。 ま、数字だけみれば、そこそこな売り上げとも思えるんだけども、マイラバの中では、それほどの大ヒットでは無かったし、なにより、メガヒットな時代のピーク時だったかんね。この曲がリリースされた1998年は。11万枚そこそこのヒットは、珍しくもなんともなかったんだよね。
 
まあ、そんな訳で、ヒット期間もきわめて短かった訳で、いつも、気がついたらヒット時期が過ぎてたんだよな。

それ以前に、この曲が1月21日リリースで、2月の今頃がヒットのピークだったってことからして忘れてる事が多かったんだけどさ。

この曲、気持ちいい晴天の日に聴きたくなるような曲ということからも、ホント気持ちいい曲なんだよね。

Aメロ出だしの ♪ 自転車が回転する〜 坂道を登りきると視界が開けてく〜 ♪ ってところからも、本当に自転車をこいで坂道を登りきると、青空の下に視界が広がって行くような光景が浮かんできたりしてさ。

そうだな、この曲はドライブをしながら聴きたい・・・というよりも、自転車を漕ぎながら聴きたい1曲だよなぁ。

遠い昔、ワタシが小学生の頃は、自転車小僧でさあ、学校から「子供だけで学区内から出てはいけません」ってキツク言われてたんだけども、そんなもん全く眼中になくてさ、一人で、自転車でよく遠乗りしてたんだよね。

うん、あの頃から、天邪鬼だったんだよ、ワタシ。 ヒトに言われた事に従うのがやなんだよな、ワタシはワタシの判断で行く・・・っちゅうかね、カッコよく言えば。 まあ、サラリーマンには向いてない性格ですよ。

あ、また話がずれた。。。

そそそ、そんな子供の頃、自電車で遠乗りしてた頃、坂道を上切りきって、一気に視界が広がった時に見えた光景が、広がるんだよね、この曲を聴くと。
そうだ、この時も、昨日のように気持ちのいい晴天だったんだ。

だからなのかなぁ、この曲を聴くと、いつも懐かしい気分になるんだよな。

ま、上で書いたAメロの部分からして、優しい旋律でどことなく懐かしい気分にさせられてしまうんだけどね。90年代後半というよりも70年代後半から80年代初め頃に感じた、あの優しくて懐かしい感覚っていうのかなぁ。

いや、小林武史氏の書く曲って、同じように遠い昔感じたような懐かしい気分にさせらけるって言うところがあるんだけどね。 例えば、キョンキョンの「My Sweet Home」だったら、70年代前半、まだ幼稚園に上がるか上がらないかってころ、夕方、茜空の下、公園のラッパスピーカーから流れてきた「夕焼け小焼け」を感じたりね。
 この曲は、そこまでは古さは感じないんだけども、それでも、やっぱり、子供の頃に感じたようなノスタルジックな光景なんだよね、根本は。

小林武史氏が「受けた」っていうのは、そこなんだろうねきっと。ワタシだけではなく、多くのヒトがそんなノスタルジーを感じたからじゃないのかなぁ。


ただ、そうは言っても、この曲、売れなかったからなぁ。 そこが残念でね。
日産自動車の「ウィングロード」のCMで相当かかってた訳で、大体が方が聴けば分かると思うし、個人的にもCMの時から、この曲気に行ってたんだけどもねぇ。。。




いま、改めて歌詞を見ながら聴くと、この曲、「恋の終わり」の時の曲だったんだな。。。。
今まで、まったく意識して聴いてなかったワ。
いや、曲を聴いてる限りでは、ここまで書いてきたように、気持ちいい曲なんでさ。。。


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噂になってもいい / 武田久美子

1983_02_噂になってもいい_武田久美子


今回の1曲セレクトは、「噂になってもいい」武田久美子です。

まずはデータです。

・タイトル     噂になってもいい
・アーティスト   武田久美子
・作詞       来生えつこ
・作曲       加藤和彦
・編曲       清水信之
・リリース日   1983年1月25日
・発売元     ワーナーパイオニア
・オリコン最高位 14位
・売上げ枚数  8.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 19位

久々の1曲セレクトです。。。って最近、いっつも書いてるよなぁ・・・。
毎日、書かなきゃ・・・っていう半ば「強迫観念」的に思ってたりするんだけども、結局は、今回も「週末」になってしまいましたねぇ。。。うーむ、どうにかせねば。。。

最近、平日、なかなか筆が上がらないのは、確かに、先月からリアル仕事の繁忙期ということもあって、平日になかなか書いている余裕がなかった・・・というのもあるけど、それ以上に、これ書いてる部屋が寒くてね なんせ、我が家は、自ら「氷の部屋」と思うほど寒いもんで。。。 それで、どうもねぇPCに向かう気が萎えてしまう・・・っていうのもあるかも。。。な

だから、暖かくなってくれば、平日もまた書き始めるかも。。。な

・・・っつうことで。。

今回は女性アイドル・・を持って来たい・・・・と思いーの、色々と考えてはいたものの、これ・・と言った曲がなかなか浮かんでこない(いつもの事ですが。。。)

・・・・で、思いあぐねたすえ引っ張ってきた曲が、この曲。

武田久美子「噂になってもいい」。

ジャジャン! ・・・ですよ、ワタシにとっては。 この間書いた南野陽子さんの「さよならのめまい」もそうだったけど、この曲も、個人的には「冒険」的な曲なんだよなぁ。
なにせ、この曲ヒットしてた頃も、それほど熱心に聴いてた訳じゃないんだよな。

って感じの、武田久美子さんのレコードデヒュー曲ですわな。

リリースは1983年、今から34年前の丁度今頃だ。 ワタシは中学1年生。

振り返ってみれば、一番ヒット曲を熱心に聴いてた頃なわけで、何でもかんでも「雑草」のように聴いてたんだよな。
それでも、この曲は、それほど熱心に聴いてなかった・・・ってことは、引っかからなかったんだろうねぇ、この曲には。

リリース前、下馬評は高かっんだよ、この曲。 

いや、この曲・・・というよりは、武田久美子さんの下馬評なんだけどね。

前年の82年、例の映画「ハイティーン・ブギ」でのまっち先生の相手役・・・っちゅう、これ以上も無いヒロイン役に抜擢された訳でさ。
なんせ、当時の、まっち先生の人気は凄まじかったですからねぇ。 そのヒロイン役・・・となると、自ずから業界内での評価は高まる・・・っちうのも、まあ自然の成り行きだった訳だよね。

だからね、83年のアイドルの頂点は、このヒトだ ・・・みたいな雰囲気が一時はあったんだよな。

手元に月刊・明星の付録歌本「Young Song」、1983年4月号がある。
この号で、1983年の新人特集が組まれていて、当時、アイドルボイトレの第一人者だった、大本恭敬氏の評価が、「A B C」ランクで付けられているんだけども、武田久美子さんだけは「?」になってる。

つまりは、それだけ未知数な部分が多く、「化けるとでかい」っていう、当時の業界内の評価を表しているんじゃないかな。


でもね、でもね・・・・ですよねぇ、事実は違ったんだよね。

うん、結局のところは、化けずに「パッ」としないまま終わっちゃったんだよな。・・・・っていうのは、アイドル史が証明しているよなぁ。

どこがいけなかったか?

うーん、やっぱり、ルックスと声質、それにもまして「歌唱力」のギャップの大きさだったんだろうね、きっと。

大人っほかったんだよね、ルックスは。 ワタシより学年が一つ上の武田さんなんで、当時14歳、中学2年生でしたよね。
それにしては、大人っぽい精悍な顔立ちだったじゃん。 そのルックスからして、きっと、声質も大人っぽいに違いない・・・・と想像していたんだけども。。。。

これがまるで「コドモ」だったんだよね。、そこで、まず最初のギャップ。

そして、極めつけは、このヒトの「歌唱力」だよなぁ。。。。    

兎に角、「ヘタ」なのよ、ウタが。。。。 これには、さしものワタシも「カウンターパンチ」でしたねぇ。。。

そう言った見た目と、実際のウタとのギャップ・・・・これは、大きかったんじゃないですかねぇ、ワタシだけでなく、多くのヒト達のとっても。

岩井小百合。 言わずとしれたデビュー当時、武田久美子さんの、「ライバル」と評されたヒトですわ。
年も同じ、当時14歳、中学2年生・・・ってところもあったしね。

 このヒトも武田さんと同じく、声質は「コドモ」・・・っていうより赤ちゃんか・・・ってくらいの「ベイビーボイス」だったわけだけども。
 それでも違和感なく聴けたのは、このヒト、ルックスも「コドモ」だったってのは大きかっただろうなぁ。そそそだから違和感なく聴けたんだよね。

そんな、ルックスと声質、はたまた歌唱力のギャップってのは、いくら歌唱力は「割引」のアイドルと言えども、ギャップがあまりにも大きいと影響はデカイよな・・・っていうところは痛感させられたよな、このヒトには。

だからねぇ、この曲、内容に関しては良いか悪いのかよく分かんないんだよ、ワタシ。

まあ、簡単に言えば古臭いんだよな。 加藤和彦氏作曲、清水信之氏編曲、加えて言えば「冬のリリース」ってことで、81年の伊藤つかささんの「夕暮れ物語」に近い曲調ではある・・・ってところは分かるけど。。。

 この曲も81年当時にしてみれば、アナクロっぽい雰囲気だったもんな。80年代・・・というより70年代の・・・そう、私たちが、小学校に上がる前のころにどこからか聴こえてきたような、童謡のような・・・って言う雰囲気。

そそそ、これは大衆音楽っていうよりは童謡っぽいんだよね。 「〜っぽい」っていうのは、完全にそれって言う訳じゃなくて、あくまでそんな「雰囲気」って事なんだけど。。。 その辺に曖昧さも感じちゃったりしてさ。

例えば、同時期に大ヒットした、わらべの「めだかの兄妹」なんかは、完全に「童謡」だったじゃん。そのへんに潔さを感じたりした訳なんだけども、この曲にそこまでの潔さがあった訳じゃない。 それが曖昧さ・・中途ハンパさに感じちゃったりするんだよな。
 
この曲が今一つ売れなかったのは、そんな中途ハンパさにもあったのかもしれないな。


動画・・・・まあ、この曲くらいのクラスになると・・・って感じだけども、動画があんまりない・・・ってことでニコ動で
コメントがやかましいけど、割り引いてみてくだされ。。。



でも、今見ると、当時14歳といっても気が強そうな雰囲気は出しているわな。
まあ、まっち先生の相手役。しかもキスシーンもありーの・・・なんてことで、まっちファンからは相当の嫌がらせがあったようだけど、こうしてゲーノー界で生き延びてこれてるってことは、並大抵の気の強さじゃない訳で。。。


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