タイトルは 「DEBUT AGAIN」
いやいや、大瀧フリークとしては、まさかまさかの「ニューアルバム」ですわ。
84年リリースの「EACH TIME」から32年。もう永遠にニューアルバムはリリースされないもの・・・と思っていただけに。。。
収録曲は
DISC 1
- 1. 熱き心に
- 2. うれしい予感
- 3. 快盗ルビイ
- 4. 星空のサーカス
- 5. Tシャツに口紅
- 6. 探偵物語
- 7. すこしだけ やさしく
- 8. 夏のリビエラ
- 9. 風立ちぬ
- 10. 夢で逢えたら(ストリングス・ミックス)
DISC 2
- 1. 私の天竺
- 2. 陽気に行こうぜ~恋にしびれて(2015 村松2世登場! version)
- 3. Tall Tall Trees 〜Nothing Can Stop Me
- 4. 針切じいさんのロケン・ロール
・・・なんでぇ、他のアーティストに提供した曲のセルフカバーじゃんか。
・・・・と最初思ったんだけど、実はこれ、提供したそれぞれのアーティストのレコーディングの参考用に録音したガイドテイク・・・いわいる「仮歌」ですな・・・を集めたモノだそうだ。
でも、ガイドテイクといえど、そこは完璧主義の大瀧氏、すべて大瀧氏自身が歌い、しかも完全なナイアガラサウンドになっている。これはお蔵入りさせておくのは勿体ない・・・と、今回のニューアルバムリリースの運びとなったとのことですな。
で、ニッポン放送で今週1週間、このニューアルバムの特集をやってるんだけど、「Tシャツに口紅」が流れた。
これは勿論、83年にラッツ&スターがリリースしたシングル。
これを大瀧氏が歌うと・・・、いやいや、涙が出そうになった。 ラッツが歌うと完全なドゥアップ調だけど、大瀧氏が歌うと、これがナイヤガラサウンドになっている。だけど、しっかり83年当時のイメージは崩れていない。
ワタシ、一瞬にして、中学2年当時の光景が浮かんできたもんね。
これは、買うしかないでしょ。 いや、32年待ったからねぇ、こちとら。
ちなみに、稲垣潤一に提供した、「バチュラーガール」は入ってないのね。。。
・・・とか思ったりしたけど、考えてみたら、「バチュラーガール」は、30年前に「フィヨルドの少女」のB面でセルフカバーで、リリースされてたんだよな。だから、今回は収録なしってわけか。
だけど、リリース日を3月21日に設定した、ソニーレコードも粋な計らいだよね。 今年は3月21日は「月曜日」。
通常リリース日は「3月23日」になるはずなのに、前倒しだもんな。
これは、81年リリースの「A LONG VACATION」、84年リリースの「EACH TIME」がともに「3月21日リリース」だった事を踏まえて、なんだろうね。
・・・とくれば、ジャケ写は、永井博氏か、河田久雄氏でしょうかねぇ。 まだ、ジャケ写は発表になっていないんでねぇ、ちょっと期待。