かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

2015年11月

It's BAD / 田原俊彦

1985_11_It's BAD_田原俊彦






今回の1曲セレクトは、「It's BAD」田原俊彦です。

 まずはデータです。

・タイトル     It's BAD
・アーティスト   田原俊彦
・作詞       松本一起
・作曲       久保田利伸
・編曲       船山基紀
・リリース日    1985年11月28日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  4位
・売上げ枚数    11.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位 

 ここ数日、さて、どう書こうか・・・と迷ってた曲がある。まあ、迷うくらいなら、当たって砕けろ(←大げさ)ぢゃないけど、書いてしまえ・・・

 ・・・なんて、持って来たのが、今回の「It's BAD」だったりして。

 いや、このころになると、トシちゃんの曲も、いまひとつ、「ココ」っていうポイントがしぼりにくくてねぇ。。。
 ま、その前に、初期の曲に比べると、あんまり聴きこんでいない・・・っていうのもある。
 なんで、こういうレビューな書きもんになると、さて、どう書くべーな・・なんて、ついつい迷ってしまったして・・あせあせ

 この曲って言ったら、やっぱ、久保田利伸氏の存在なくしては語れないですかねぇ、やっぱ。
 じつは、この曲の前の「華麗なる賭け」も久保田氏の作曲なんだけど、そっちは、ほとんど注目もされていないんだよね。
 ま、たしかに「華麗なる賭け」は、それほど「久保田利伸」っていうかんじの曲ぢゃないってのもある。

 久保田利伸っていったら、やっぱ「ファンキー」ぢゃん。「華麗なる賭け」は、そういう曲ぢゃなかった・・・ってことよね。

 それに比べたら、この「It's BAD」はめちゃめちゃファンキーだったもんな。(←英語で訳してみてね。。。 そういえば、こんなタイトルの久保田氏のアルバムがあったなあせあせ

 これ書くにあたって、当時の動画を改めてみてみた。 いや、今見ても、見劣りしないもの。曲にしても、トシの踊りにしても。

 当時、そろそろトシの言動に「驕り」も見えはじめてはいたけど、この曲については、それも許せるかなって感じだよな。
 
 たしかにウタはヘタなのよ。でも、今からして思えば、ヘタだったけど、口パクに逃げてないじゃん。踊りについては、ま、ここまで来ると、ほぼ完璧だったな。
 時期的に「少年隊」のデビューも控えていたんで、気合の入り方も違っていたみたいだわ。

 そのあたりが、すぐ口パクに逃げる、最近のジャニーズ軍団との違いなんだよな。

 全然、エンターテイメント意識というか、ストイックなまでのプロ意識はあったんじゃないかねぇ。動画見てて、そう思いましたわ。


 曲については、ま、この曲あたりが、「ラップ」歌謡の原点と言われているわな。
 違うのは、まだHIPHOPっていうジャンルは確立されていない時期のわけで、ファンクをベースにラップが入っているってことか。。
 このあたりは、今のHIPHOPに馴染みきっている輩にとっては、ちょっと違和感があるか、または、新鮮に聴こえるか・・・ってところだろうな。

 いずれにしても、最近の「J-POP」の下地になっている、ずーーーーっと大元の曲ですよ。



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ハートのイアリング / 松田聖子

1984_11_ハートのイヤリング_松田聖子






今回の1曲セレクトは「ハートのイアリング」松田聖子です。

まずはデータです。

・タイトル    ハートのイアリング
・アーティスト  松田聖子
・作詞      松本隆
・作曲      Holland Rose
・編曲      大村雅朗
・リリース日   1984年11月1日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   37.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1984年11月12日〜1985年1月14日付

 しゃてしゃて、このところ1週ごとに松田聖子様の曲をセレクトしてきている訳ですが、
今回引っ張ってきた曲は、1984年の

ハートのイアリング

あ゛、この曲「ハートのイヤリング」ぢゃないの? 31年間ずっと間違って覚えてた(爆)

 うーむ、まあ、今回も、困った時の・・・って感じですね。別にこの曲ちゃなきゃいけない・・っていうのはないんだけど、どうも、この11月の下旬っちゅうのは、ちょっと空白域なんだよなぁ。

この曲、どうなんだろ? 個人的には好きなんだけど、いまいち印象が薄いかしらねぇ?

その前に、実は、この曲ってクリスマスのイメージが強かったんだよね。だから、11月下旬にリリースだったかしらねぇ・・・なんて思ってたんだけど、実際はリリースが11月1日だったんだよね。
 うーむ、人間の記憶なんて当てにならないですよ。30年も経つとイメージだけで、すっかり忘れてるわけで。。。

 84年の松田聖子って、たぶん神田正輝と結婚するまでのアイドルとしての「全盛期」の中では一番、楽曲に恵まれた年って勝手に思っているんだけど、この曲も例外にもれずだったですよね。

 楽曲に恵まれたという他に、松田聖子の独特のハスキーでキュートな甘い声質が完成されてた年っていうんですかねぇ。
 楽曲はもとより、このヒトの声にノックダウンだったのかも知れんなぁ。

 特にこの曲は、ちょこっと複雑なメロディとコード進行でメロディラインの印象が薄くなっている分、このヒトの天性の声質でカバーしているような気がするのね。

 ♪ やさしくしかってよ妬いてもくれないの〜 ♪ っていうサビの部分の声質にこのヒトの天性が見え隠れしてるんじゃないかなぁ・・と大げさに書くと思ってたりしてさ。

 ところで、ハートのイアリングってティファニーのオープンハート? うーん、たしかにバブル全盛時には大変人気があったアイテムだけど、84年当時では、まだ一般的ではなかったよな。。さすがに松本隆氏、お目が高い。流行りそうなアイテムにはいち早く目をつけてますね。

 それと、この曲の作曲者のHolland Rose氏? うん? この曲って外人が書いたの?
 なんて、思った諸氏・・・は、さすがにここをお読みになっている方の中にはいねーかな・・・・
はい、Holland Roseは、佐野元春氏のペンネームですね。

 この当時、結構ニューミュージック系のヒトたちってペンネームつけるの流行ってたんだよね。

 それでは、問題・・・下記の名前は、すべてペンネームです。どなたのペンネームだか当ててみてね。

1 多羅尾伴内
2 呉田軽穂
3 嘉門雄三
4 江戸門弾鉄
5 宇野主水
6 矢倉銀

 答えですか・・・えーと、オリコンウイークリーの1983年4月22日号に出てるんですが・・・・。
なんて書くのは、大変不親切ですよね。

答えは以下の通りです

1 大滝詠一
2 松任谷由実
3 桑田佳佑
4 松本隆
5 細野晴臣
6 来生たかお

まあ、今はインターネットっていう便利なものがあるんで、ググれば答えはいくらでも出てくるんですが。。。。




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ロイヤル・ストレート・フラッシュ / 近藤真彦

1983_11_ロイヤル・ストレート・フラッシュ_近藤真彦






今回の1曲セレクトは、「ロイヤル・ストレート・フラッシュ」近藤真彦です。

 まずはデータです。

・タイトル   ロイヤル・ストレート・フラッシュ
・アーティスト 近藤真彦
・作詞     松本隆
・作曲     筒美京平
・編曲     松下誠
・リリース日  1983年11月1日
・発売元    RVC
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数  29.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1983年11月14日〜12月19日付

 今年の紅白の出場歌手が決まりましたね。それにしても白組は、ジャニーズが多いのう。今年はジャニーズは7組ですか。昔は、最高でもジャニーズ枠は「3組」までだったんだけどねぇ。
 たしかに、昨今はジャニーズ無しじゃ、紅白も成り立たなくなってきたりしてるけど、ちょこっと多くない?

その中で、「まっち先生」が20年ぶりで復帰ですか。え? 今年なんかヒット曲があったっけ? なんていいたくなるけど、まあいいじゃないの。 今月でレコードデビュー35年っていう節目でもあるし、なにより、総合司会の黒柳さんとの相性もいいしね。
 
・・・と、言うことでもないけど、今回は、まっちでも持ってきますか。

83年の「ロイヤル・ストレート・フラッシュ」。

 タイトルだけみると、わあ、ゴージャス〜・・・って感じなんだけど、実際、聴いてみると、ゴージャスでもなんでもなかったりして・・。あせあせ
 うーん、一言で言えば、つかみ所がない曲なんだよね、この曲。

 よくさ、この曲、ものまねすると、

 ♪ ポーカーフェイス  ふにゃにゃにゃにゃ〜 ♪

とかやったりするじゃん。 いや、出だしの「ポーカーフェイス」っていうのはわかるんだけど、その後、何いってんのか分かんない? 見たいな。あせあせ

 まあ、そうい感じの曲なんだよね。

 この頃、まっちは、詞−松本隆、曲−筒美京平 っていうゴールデンコンビが続いてたんだけど、この曲に関しては、ちょっと、そのゴールデンコンビをもってしても、クオリティが下がってたよなぁ・・・って感じがしたなぁ、当時も。
 いや、ネタ切れだったよね、まっちは、この頃には。 硬派路線一筋も3年も経てばねぇ・・・って感じで、その通り、デビュー、丸3年での苦悩だったよなぁ。

 当時は、そこまでは考えてなかったけど、今聴くと、この先、一体どこへ向かって言ったらいいんだろう? まっちは・・・っていう苦悩を感じだりして。。。

 まあ、その最大の妥協案が、この感じだったんだろうね。
前曲の「ためいきロカビリー」のような、硬派路線の延長で行けば、売り上げ枚数もそこそこ行ったんだろうけど、ちょこっと中途ハンパな路線を行ってしまったためか、初めて30万枚を割っちゃったしさ、この曲。

 でもまあ、なんか、この曲聴くと、秋っぽい空気感は感じる。まっちノ歌い方も硬くてさ、その硬質感に冷たい空気を感じだりしてあせあせ
 
 ま、それだけ当時は、この辺の曲は聴いてたってことだろうな。文化放送の「決定!全日本歌謡選抜」を中心に、週末のラジオのベストテン番組は、ほぼ制覇して聴いてたころだなぁ、この曲の頃は。




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本能 / 椎名林檎

1999_11_本能_椎名林檎






今回の1曲セレクトは「本能」椎名林檎です。

まずはデータです。

・タイトル     本能
・アーティスト   椎名林檎
・作詞       椎名林檎
・作曲       椎名林檎
・編曲       亀田誠治
・リリース日    1999年10月27日
・発売元      東芝EMI
・オリコン最高位  2位
・売上げ枚数    99.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1999年11月8日〜12月27日付
・タイアップ:日本テレビ系「FUN」エンディング曲

 え? 1曲セレクトで1999年の曲? なんかの間違い? とか思われちゃうかもしれないですかねぇ。
 たしかに古い曲中心でこれからも書きたいと思うんだけど、たまにはいいでしょ?

 それに、99年なんて最近、最近・・と思ってたけど、考えてみればすでにあれから16年も経ってんだもんね。
 最近と思っていても、確実に時は流れているわけで・・、まあ、そういうこともあり、そろそろここで書いてもいいかな・・・と。

 ヒット曲を長い間聴き続けて来た私なわけで、うん、正確には1978年からだから、かれこれ40年近く・・・か。

 でもさ、その間でもつっこんで聴いてた時期、ライトユーザーだった時期っていう具合に、関わり合いも結構濃淡があったのは、まあ、今までも書いてきたとおりなんだけど、純粋に「一ユーザー」として聴いてたのは、多分、このころが最後なのかなぁって、今からすると思うなぁ。

 そそ、2000年2月に、自分のサイト立ち上げたでしょ。そこからは、どちらかというと業界よりの聴き方をしてきたわけで、業界に片足を突っ込んだ2001年7月以降は特にそうだわね。

 一ユーザー的な聴き方と業界的な聴き方の違い・・・っていったら、単純に「純粋に音楽を聴けるかどうか」の違いではあるんだけどさ。

 でも、正直言って、この99年くらいになると完全に、純粋な感覚で曲を聴けなくなっていたのは、事実かなぁ。どうもね、批判的に聴くようになっちゃうんだよね。

 なんでかな、とも思うんだけど、まあ、年齢的なことだったり、単純に生理的に合う曲であるかどうかってのもあるんだけどさ。年取るにつれて生理的に合う曲のレンジが狭くなってきたのもあるな。

 ・・というか、長いことヒット曲聴いてると、新鮮味がなくなってくるのはあるんだよね。
 ヒット曲で「あ、いいね」って思う曲って、↑で書いたように自分の生理的に合うかどうかということと、聴いてて新鮮味を感じる曲に惹かれると思うんだよね。
 それは、それまで自分の中に無かったサムシングっていうのかなぁ。それを感じたときっていうかさ、新しいものを発見した、宝を見つけたときの満足感っていうかさ。
 そういう充実感が大きいと思うんだよね。

 でも、99年くらいになると、すでに20年以上ヒット曲聴き続けてきてて、それまで感じてきた感覚ってかなりの自分の中に蓄積されてきてて、ちょっと新鮮味を感じられなくなってた時期ではあるんだよねぇ。


 この「本能」っていう曲。きちんと聴くと、すごいインパクトの塊だよねぇ。
 どこから切っても、この音圧の強さ、言葉の強さ、メロディラインの強さはインパクトだらけな曲なわけで、言ってみれば超高カロリーな音楽ってところか。
これヒット曲を聴き始めの頃のワタシだったら、きっと卒倒してたと思うなぁ。

 でもさ、実際はそんなに感動しなかったんだよなぁ。

 それは、やっぱし↑で書いたように曲に「新鮮味」っていうのを感じなかったからだろうなぁ。

 ・・・ってそんなこと書いたら、この曲を新鮮な気持ちで聴いてた方には変な顔されちゃうかもしれないけど、まあ、それが世代差ちゅうもんですよ。


 うーん、この曲はさ、感動というより、不気味さが先に立っちゃうんだよね。
 曲の雰囲気、内容、ジャケットの椎名林檎のナース姿、音圧の高さ・・・どれも全て緊張感でいっぱいでしょ。

 そうそう、この曲の場合は、インパクトというよりも、その緊張感なんですよ。「コア」の部分は。

 でね、不気味なのは、なんで、ここまで緊張感を高めなきゃいけないのか・・・ってことですね。

 まあ、それは、椎名林檎の世界観がそうだからっていうしかないんだけど、逆に、ユーザー的に見て、ここまで緊張感を高めないと新鮮味を感じられないっていうんだったら、それはそれで不気味さを感じるんですよ。ユーザーの感覚にさ。

 だってさ、これきいて80年代の曲聴いたら、80年代時点でめっちゃインパクトを感じた曲でも、すごく「牧歌的」に聴こえるんだもん。

 それほど、曲の緊張感のレベルが高くなってきているんだよね。
 正直、このままいったら、あと10年後にはどうなるんだろう? 音楽は・・・。聴くと人間が壊れるくらいになっちゃんぢゃないか・・とか・・。
 っていう不気味さってものを感じたんだよね。この曲に。


 幸いにも、あれから16年、人間が壊れるくらいのレベルには達していないけどさ、音楽も。
いや、逆に言うと、牧歌的な感じに戻ってきてるよね、最近の曲は。

 その前に真剣に「音楽」聴く人は減ってきているんかなぁ。BGM感覚で聴くヒトは増えてきてるけどさ。
 でも、それは、やっぱし真剣に音楽聴くと人間壊れるっていう不安の「本能」が働いているからだったりして・・・
なんていうのは言い過ぎだけどさ。

 結局のところ、エンタメ的な新鮮な刺激が最近の音楽には感じられなくなってきちゃっだんだろうね。
 それはさ、この90年代終盤に、ヒトが新鮮に感じられる感覚限界のものを出し尽くしちゃったからぢゃないからかなぁ・・・とか、この曲を聴くとつくづく思っちゃったりして。。。



ところで、今年の紅白にも、林檎さん選ばれたねぇ。まあ、去年は「ワールドカップ」のテーマ曲っていうNHK縛りがあったんで当然だったろうけど、今年は何を歌うんですかねぇ。
 この曲あたりやってくれたら、ウレシイんだけどね。やっぱり、ナース服姿で


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センチメンタルジャーニー / 松本伊代

1981_11_センチメンタルジャーニー_松本伊代






今回の1曲セレクトは「センチメンタルジャーニー」松本伊代です。

まずはデータですぅ。

・タイトル    センチメンタルジャーニー
・アーティスト  松本伊代
・作詞      湯川れい子
・作曲      筒美京平
・編曲      鷺巣詩郎
・リリース日   1981年10月21日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 9位
・売上げ枚数   34.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1981年11月30日〜1982年2月1日付
・タイアップ:ロッテ「ガーナチョコレート」CM曲

 この間、「センチメンタルじゃね!?」ってことで、この曲の「イントロ」を大胆にもサンプリングした、Enjoy Music Clubの「「EMCトラベル」って曲について書いたんだけど、今回は「本家本元」、松本伊代の「センチメンタルジャーニー」どぇす

 この曲は、ある意味衝撃的でしたね。
 まず、松本伊代っていうヒトの声質ですよ。この鼻から抜ける声質は、なんともいえない個性を感じたなぁ・・・。と書くと、良心的なんだけど、正確には「変な声」・・・と思ったのが正直なところだったりして・・・。
 いや、それまで、このテの鼻から抜ける声のヒトって、この時点では知らなかったんですよ。他に。

 たしかに、それ以前に、平山三紀っていう、やっぱり同じような声質のシンガーがいたんだけど、その頃は知らなかったしさ。

 それと、なんていっても歌詞だよね。

 ♪ 伊代はまだ16だから・・・♪

 なんちゅう、自分の名前を歌謡曲の歌詞に盛り込んだ曲なんて、それまでなかったんでないの?
 これは、画期的な歌詞ですよね。強烈な一人称な歌詞というか・・・。
 それまでの歌謡曲って、「わたし」はあっても自分の名前と無かったですよね。
「わたし」であっても、それは、自分個人ではなく、だれかを演じている場合がほとんどだったし。
 そんな御伽噺の世界がアイドルポップスだったわけで・・・。

「伊代はまだ16だから」・・ということで、こは、完全に松本伊代のこと歌ってんだ・・・と言うことになるわけだよね。

 ついでに書くと・・・、これ、誕生日が過ぎて17歳になったとたん「伊代はまだ17だから」に変わったのは、ちょこっとマヌケな感じもしたけど・・・。
 さしずめ、今歌ったら「伊代はもう50だから」になるんでしょうか(爆爆爆)

それはそれで、一度聴いてみたい気もするけど・・・(爆爆爆)

ちなみに、NHKでは、「伊代」っていう固有名詞の歌詞が使えず、「ワタシはまだ〜」になってたりして
これはこれでマヌケだったりするんだけどね。
山口百恵の「プレイバックPart2」で「ポルシェ」って言う固有名詞が使えなくて「車」になってたのと同じで


 曲は筒美京平氏。 もう、何度も書いてるけど、筒美氏は、この手の鼻から抜ける声質のアーティストを手がけるのがうまいですよね。
 これは、平山三紀さんのときもそうだけど、うまい具合に鼻から抜ける音を響かせるメロディラインというか・・・。それが艶っぽく聴こえるところがいいんだよね。

 ま、この曲の場合、やはり、声質というところから、平山三紀狙いで筒美氏だったのかもしれないけど、それは、うまくはまっているんではないですかねぇ。

 鷺巣氏のアレンジもこの季節にもぴったりな暖かみのあるふんわりしたイメージだしね。

 ハイ、アイドルのデビュー曲としては、これ以上の隙のない仕上がりになっているんぢゃないですか、

 まあ、それだけデビュー当時の期待が大きかったんだろうけどね。残念ながら、この曲を頭にセールスは尻つぼみになって行ったのは歴史上の事実だよね。

 んー、逆に考えると、これちょっと売れすぎたんだよね。まあ、それだけ、この曲の完成度が高すぎたともいえるんだけど・・・。
 第2弾以降の行き場が見えにくくなってしまった・・というか。

 まあ、松本伊代自身、もうちょっと器用なキャラクターだったら、いろいろと曲調も考えられたんだろうけど、何分、キャラクターが固定しちゃってたからねぇ。この先の行き場がなくなっちゃったってところはありますよね。




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神様ヘルプ! / チェッカーズ

1985_11_神様ヘルプ!_チェッカーズ






今回の1曲セレクトは、「神様ヘルプ!」チェッカーズです。

 まずはデータです。

・タイトル     神様ヘルプ!
・アーティスト   チェッカーズ
・作詞       康珍化
・作曲       芹澤廣明
・編曲       芹澤廣明
・リリース日    1985年11月1日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    35.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1985年11月11日〜12月23日付

 音楽ってさ、そもそも「音を楽しむ」ものなんだよね。なんて、わけのわからない出だしで始めちゃったんだけどさ、音楽って、音を楽しむと同時に、その時その時の感情を写し出す、鏡でもあるんだよね。

 うん、これが不思議なもんで、気持ちが心から楽しいときは、音も「楽しげ」になり、逆に、気持ちが荒んだ時は、音も「荒んで」しまう。

 プロのアーティストは、ライヴやステージでは大概は、ニコニコ、爽やかにしてるもんでしょ。

 これは、「ブスッ」としてると、音まで「ブスッ」としてしまうのが、アーティストは生理的に分っているからなんだよね。

 音が荒むと、それは聴いてる人・・・特にファンにはダイレクトに伝わり、やがてファンは離れていってしまう。
 ってことになるんだよね。誰も荒んだ音楽なんて聴きたいと思う人は居ないだろうから。
 どんなに大音響な音でも、心地いいからそのヒトの音楽を聴くわけでしょ? プロの評論家とかライターでもない限りは。


 あ、いや、これは、プロに限らないんですよ。アマチュアだって、同じことが言えるんだよね。音の「表情」にはプロもアマも関係ないんですよ。

 昔さ、中学校で、ブラスバンドを始めた時の顧問の先生、千葉では有名な先生だったんだけど、そのかわり、練習は厳しい人でさ。
 特に生活態度まで、厳しく言われたよ。
 「惰性で生きるな」って。惰性な生活してると、音楽も「惰性になるから」ってさ。最初は、意味がわかんなかったんだけど、2年もやってると自然と意味がわかってくるもんなんだよね。
 要は、中学生らしい「みずみずしい音」を出したかったら、普段の生活態度から、みずみずしくなきゃダメってことなんですよね。




 さてさて、今回ひっぱってきた、チェッカーズの「神様ヘルプ!」っていう曲。

 後日のチェッカーズのフミヤの談では、このころは、一番グループが荒んでたっていう時期だったらしいね。

 ゲーノー界全体、音楽に対しても、反抗してた時期だって。


・・・あ、やっぱそうなんだ!・・・・

って、すぐ思ったな。 だってさ、このころのチェッカーズの音って、荒んでるもの。荒い、っていうか、雑っていうかさ。
 フミヤのボーカルにしても怒ってるよね。それまでのグループとしての田舎育ち特有の明るさとか朗らかさ、・・・って言うのが、消えかかってたんじやないかな・・・って、すぐ感じましたよ。この曲聴いた時。

 いや、この曲の前の「俺たちのロカビリーナイト」あたりから、そういう兆しは見えたかな。

 うん、グループとしても、一時的に「ヤバイ」時期だったらしい。

 その辺は、ベースボーカルだった高杢氏の「チェッカーズ」っていう著書に詳しくでてるから、興味がある方は読んでみてくだされ。

 まあ、全然性格が違う、人格が違う大の大人、7人集まるわけだからねぇ、初めの1年、2年は楽しくやれても、3年、4年と続くと、だんだんと、メンバー間に溝が出来てくる、派閥も出来てくる・・・っていうことは自然なことなんだろうけどね。

 グループが長期間続かないって言うのは、まず、これが原因なのは、致し方ない所だろうし、必然なんだろうけどね。


 なんかさ、この曲の

♪ 神様ヘルプ! ヘルプ! ヘルプ! ヘルプ! ヘルプ! ヘルプ! ヘルプ! ♪

って叫んでる様は、歌詞の男の子の叫び・・・というよりも、彼ら自身の叫びに聴こえてきちったりするんだよね。

 もし、あのころ、明星ヤンソンの近田氏の新曲激評コーナーが続いてたら、どんな評になってただろう?

 きっと、「辞めたいんでしょ? じゃ辞めれば・・・」ってなってたような気がするなぁ。

 なんとなく、そこまでグループとして行っちゃってた気がする。特に高杢氏の「チェッカーズ」っていう著書を読んで、改めて曲を聴くとさ。

 その辺の心情は、チェッカーズの師匠である、作曲家の芹澤廣明氏にも重々伝わってたんだろうしね。
 だから、この時期に、まさに「神様ヘルプ!」なんて曲を書いたんだろうけど・・・。

結局さ、藤井兄弟が、芹澤氏に対抗するようになっていたらしいんだよね。このころから。

 つまりは、自作で曲を作りたくなってきてたってこと。

 もちろん、アルバムでは、それまでも、自作の曲を収録されていたけど、シングルのA面になった曲はない。

 全て、芹澤氏プロデュースの曲なわけで・・・。それに反感を覚えてきてた時期らしいんだよね、このころ。

結局さ、この1年後に、藤井兄弟の意見で、一方的に芹澤氏との縁を切って、自作の「NANA」って曲を出すことになるんだけどさ。

 でも、「NANA」を境に、一気に売上げが下がったのも、また事実。

 その辺の不満、焦り、奢り・・・・etc etcもあり、最終的には収集が着かないところまでになって、今に至る・・・ってことらしいね。

 もちろん、ドラムのクロベェ氏の若くしての夭折・・・っていうこともあり、オリジナルメンバーでの再結成は永遠に不可能になってしまったわけなんだけど、あまりにもメンバー間の亀裂が大きいだけに、これは、今後ともありえないだろうね。

 あるとしたら、まずは、高杢氏と藤井兄弟との「和解」からだろうけど、今となっては、それも不可能だろうな。

 そんな、不協和音が聴こえ始めてきたのが、今回ひっぱってきた、「神様ヘルプ!」ってわけですわ。




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Tomorrow never knows / Mr.Children

Children






今回の1曲セレクトは、「Tomorrow never knows」Mr.Childrenです。

 まずはデータです。

・タイトル    Tomorrow never knows
・アーティスト  Mr.Children
・作詞      桜井和寿
・作曲      桜井和寿
・編曲      小林武史 & Mr.Children
・リリース日   1994年11月10日
・発売元     トイズファクトリー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   276.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1994年11月21日〜1995年2月20日付
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「若者のすべて」主題歌


 いつもの如く、さて、今回の1曲セレクトは何書くべな・・・と思いつつ、頭の中でシミュレーションしたりして・・・。
 で、2、3曲候補は上がるものの、どうも、「気分」にあわねーな・・・なんてボツにしたりして。。

 で、最後に上がってきた曲が、ミスチルの「Tomorrow never knows」だったりして。。
 うーん、ミスチル「最大」のヒット曲をいままで、「放置」してたとは・・・。 でも、OK OK 今の私としてはちょうどいいわ。

 この曲なんで、こんなにヒットしたんだろう? 

 当時、個人的にはそんなこと考えてたりしたな。うん、曲としては悪いできぢゃない。むしろ、完成度が高い曲といえる。
  
 けど、インパクトという点では、やっぱ、この曲の前の「innoecent world」の方が何倍も高い・・・って思ってたからなぁ。

 この曲、よく出来ていると言える・・・けど、「innocent world」に比べると、どうも今ひとつ垢抜けなさを感じてたんだよな、当時。
 あ、それは今もそうかも知れない。確かにサビのインパクトは、ミスチルらしさがでてるし、いつものキャッチーさもある。

 でも、なんか、ちがうんだよなぁ・・・。 うーん、でも、明確な答えが出てこないのよ。
 個人的には、この曲の1ヵ月後にリリースされた「everybody goes〜秩序のない現代にドロップキック〜」の方が何倍も好きだった。

単純な「恋愛ソング」ではなく、社会風刺ネタな曲だったし、だから、AOR的なイメージしかなかったミスチルに「ロック」を感じたりしたし。。


 そそそ、この「Tomorrow never knows」って、結局さ「月9」の主題歌だったじゃん。そのあたりになんか「腹黒い」物を感じてたりしたんだよな当時から。

 結局、「月9」のチカラだよな・・・みたいな。。

 この曲の売り上げ枚数は276.6万枚。 ただ、果たして「月9」の主題歌でなかったら、ここまで数字が伸びたか・・・というと、ちょっと疑わしい。
 ま、疑わしいだけで、それでなくても、もしかすると、200万枚そこそこは行ってたかもしれない。 なんせ、当時、ミスチル人気は急上昇の「途」にあったわけだし、ワタシのランクで恐縮だけど、7週連続1位(実際は年末年始の2週集計も含まれるから8週連続)っていう、ミスチルとしては、最多の1位獲得曲にもなってたりする。

 それだけ、当時の人気はすごかったわけなんだよね。

 それと、曲のクオリティのアンバランスさっていうのかなぁ、なんか割り切れないものを感じてたりしたんだよなぁ。

 
・・・なんて、表向きの理由かなぁ・・。 ウラの理由としては、「同級生」にあたる、桜井と比較して、なんで、ジブンとこんなに違うねん・・・なんて「嫉妬」してたのもあったりして。。。あせあせあせあせ


 ただ、タイトルは気に入っているのね。

「Tomorrow never knows」

 明日のことは(だれも)わからない。

 そのとおりだよね。今の個人的な考えだったりして、これって。
だから前向きに生きていかなきゃ・・・ってことだよね、きっと。



このPVは、当時何回も見たよなぁ。
それにしても、この曲から、21年も経ったんだな。なんか、そのことのほうが変な感じだったりして。。
 マジでつい最近だもの、感覚からして・・。 そういえば、既にワタシャ「社会人」だったんだよな、この頃。そう考えると、なげーこと社会人やってるよなぁ
すでに自分のチャートも毎週作ってたし、今となんら変わりない生活だったんだけどねぇ・・。
強いて言えば、まだパソコン弄ってないし、ましてやインターネットは何者だ? 頃ですね。

まあ、年は取ったわな・・・。この曲の頃はさすがに若かったもんね。25歳。
カラオケボックスに入り浸り、スターボウリングを見てはボウリング上に入り浸り。そうそう競馬に一番のめりこんでたかなぁ、この頃。そう言えば94年の秋のG1は10戦8勝だったんだっけ。この年は結構儲けてたんだよな競馬で。毎日日刊スポーツ見ては赤丸付けてたもんなぁ。酒もまだ、随分飲んでた頃だわ。そして、痛風の「つ」の字も知らない頃。。。。冷や汗



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クレイジーラブ / 堀ちえみ

1984_11_クレイジーラブ_堀ちえみ






今回の1曲セレクトは「クレイジーラブ」堀ちえみです。

まずはデータでする。

・タイトル    クレイジーラブ
・アーティスト  堀ちえみ
・作詞      三浦徳子
・作曲      芹澤廣明
・編曲      萩田光雄
・リリース日   1984年10月17日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   16.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 8位
・ベストテンランクイン期間:1984年11月5日〜11月12日

 このあいだ、友達と話してて、そういえば、堀ちえみの代表曲って何? っていう話になったんだけど、はて? と困っちゃったんだよね。

 うーん、まあ、前々から同じようなこと書いてきたんだけど、一般に「82年組」アイドルって、たしかにそこそこに売れてるヒトが多くて、アイドル大豊作の年って言われてるけど、そんじゃ、それぞれのヒトの代表曲は? って言われると、はて? なんじゃらほい? ・・・・とこまっちゃうヒトも多いんだよね。

 中森明菜のように、アイドルの頂点に上り詰めちゃったヒトとか、松本伊代の「センチメンタルジャーニー」のように1曲ずば抜けた売上げの曲を持っているヒトなら別だけど、こと、この堀ちえみとか石川秀美っていうのは、困っちゃうんだよね。

 まあ、だいたいの曲がそこそこの売り上げだったじゃん。でも飛びぬけて売れた曲がないし。。。。
 うん、今で言ったら、それこそレコード買ってたのは固定ファンだけって感じなわけで、まあ、だからゲーノー系的な売れ方っていうのは、今に始まったことではなくて、このころから始まっていたんだよね。

 だってさあ、この曲、オリコンで2位まで行ってるんだよねー。
 あのころのチャートみてたヒトなら「そーそー」と言うことになるかもしれないけど、今からしてみれば、そんな印象ってまるでないじゃん。
 それは、あくまで初動偏重な売れ方だったからだよね。

 そう、兎角、チャートが壊れたのはおニャン子以降っていうのが、通常な見方に今では見られているキライもあるけど、実際は、このころから、初動型な曲がジワジワと増えていってたんですよ。
 それに伴って、印象にのこる曲も減っていったわけだよね。
 それを考えると、あと20年もしたら、「今」の曲なんて、ほとんど印象に残んないんだろうなぁ。


 さてさて、曲の方は、この曲から、いわいる「挑戦物」が始まったんですかねぇ、堀ちえみの。
 それまで、このヒトにはほとんど見られなかった、マイナーでアッパーなハードナンバーっていうんですかね。最近の言い方だと。
 この曲からだよね、単純に軽いアイドルポップスから徐々に脱皮を始めてきたのは。

 うん、この曲に関しては、売上げから言って、それも成功だったんだろうね。
 やはり、耳新しかったからね、このヒトのこのテの曲は。

 たとえ、それが、あのころ流行のボニータイラーの「ヒーロー」っぽくてもさ。
っつうかさ、この頃の曲って、ボニータイラーの「ヒーロー」を下敷きにした曲って多いんだよね。大体マイナー系の曲だと、「ヒーロー」ってぽいイメージだったりしてさ。

 耳新しかったというよりは、そのミスマッチ感が耳新しかったといった方がいいかなぁ。

 たださ、このヒトの場合は、このあとの展開がねぇ、ちょっとやりすぎたよね。次の「リボン」まではよかったんだけどねぇ、そのあとが・・・。
 まあ、「ちえみの挑戦シリーズ」がエスカレートして、羽目をはずしすぎたってところかなぁ。そのあたりは、後日追々とね。

 それにしても、たしかに、この曲、メロディラインは別として、曲として焦点がハッキリしていると思ったら、アレンジャーは萩田光雄氏だったんですね。
 これ、今知った   あれから31年も経つというのにね

・・・・っつか、31年も経ったって方が不思議。ワタシの中ではつい最近・・・っていうイメージなんだけどねぇ、未だに。

でも、さすがは萩田氏というていうところなのかなぁ。ただ、このヒトならではの「技」は見られなかったですよね。
 あくまで「シングル」としての焦点合わせに終始していたアレンジというかねぇ。

 そのへんが、アッパーでハードな曲なのにちょっとこじんまりと地味目な印象になっちゃったんですかねぇ。
 



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C調言葉に御用心 /サザンオールスターズ

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今回の1曲セレクトは「C調言葉に御用心」サザンオールスターズです。

まずはデータです。

・タイトル    C調言葉に御用心
・アーティスト  サザンオールスターズ
・作詞      桑田佳祐
・作曲      桑田佳祐
・編曲      サザンオールスターズ
・リリース日   1979年10月25日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   37.7万枚
・ザ・ベストテン最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1979年11月15日〜1980年1月10日分


 困った時の、サザン頼み。。。。
はい、今回の1曲セレクトはどーしようかなぁ・・・と困っていたのですよ。
 ・・ということで、困ったときのサザン頼みで、今回はこの曲を引っ張ってきました。

 C調言葉に御用心

 うん? C調言葉ってなに? ・・・・ってこの曲がヒットした頃からずーっと思っていたんだけど、要するに「調子がいいこと」だよね。それが逆になって「C調」ってことですか?
 ギョーカイ用語みたいね。

 だけどさぁ、この曲、あの当時、ベストテンなんかで歌ってる時はさ、何歌ってんだか、サッパリわかんなかったの。
・・っていうか、桑田氏の歌い方は、それで通ってたんだけど、この曲は特に何歌ってんだか、さーーーっぱりわかんなかったなぁ。
 わたしゃほとんど、スキャットに聴こえましたぞよ。サビの部分だけでしたね、歌詞が「読解」できたの。

でもさ、レコード聴いて初めて歌詞が理解できたんだけど、うーん、たしかにスキャットっぽく歌ってていいか・・と。

 うーん、歌詞に意味がありけでなさそで・・って感じなんだよね。

 ただ、サビのところ

♪ あ ちょいと C調言葉にだまされ〜 ♪

「あ、ちょいと」っつう言葉の歌詞はすごいなぁ。だいたい、ロックアーティストで「あ、ちょいと」なんつうことば使ったヒトは、この人たちくらいなもんでないのかなぁ。植木等の「スーダラ節」みたいやね。

 ♪あ、スイスイスーダラタッタ〜♪ のあのノリ。

 結局さ、言葉もリズムの一つっていう捉え方なんだよね。桑田氏の場合。
 だから、意味不明でもいいんすよ。それが「音楽」の一部であれば。

 そんな感じを受けた1曲っすねぇ。初期の「ノイローゼ」って叫んでた直後の作品だけど、ノイローゼでもこれだけの作品が作れるんだから、桑田氏はやっぱし天才やね。


ちなみに、この曲の片面は「I'm a Panty」っつう曲なんだけど、決まった歌詞がないの。
 歌詞カードみると「○△◆◎・・・」ってほんとに書いてるんすよ

 この当時のサザンの曲ってこういう曲が結構あるんすよ。レコード聴くと一応、歌詞らしく歌ってんたけど、とくに「指定」の歌詞ぢゃないんですよね。てきとーに歌っているみたいなんですわ。

 まあ、この辺からもこの当時は、言葉もメロディの一部っていう解釈だったんだろうね。

・・・・なーんてのは、表向きで、本心はノイローゼで歌詞まで手がまわんなかったんぢゃないのかなぁ・・・と勘ぐってみたりして・・・。

しかしさ、今年の新潟でのライブのアンコールで、期せずしてこの曲が聴けたことは嬉しかったですねぇ。
サザンのファンになって37年。まさかね〜、生でこの曲が聴ける日が来るとはね。
少なくとも、この曲がヒットしてた頃、お茶の間で「ベストテン」を見てた頃は、全く考えもつかなかったな。



動画・・・・。うーん、毎度のことだけど、サザン関連の動画は、全削除になっているんで、この曲もないっ!
削除と言うか、アップロードの段階で「ブロック」されちゃうようですねぇ。 
うーむ、何かいい方法を考えねば。。



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フライディ・チャイナタウン / 泰葉

1981_11_フライディチャイナタウン_泰葉






今回の1曲セレクトは、「フライディ・チャイナタウン」泰葉です。

 まずはデータです。

・タイトル    フライディ・チャイナタウン
・アーティスト  泰葉
・作詞      荒木とよひさ
・作曲      海老名泰葉
・編曲      井上鑑
・リリース日   1981年9月21日
・発売元     ポリドール
・オリコン最高位 69位
・売上げ枚数   5.6万枚

 たまに、ヒット云々考えないで、「ヘン」な曲をセレクトしたくなっちゃうんだよな。

今回も、過去に書いた曲のアーカイブスをペラペラ調べてたら、たまたま、今回引っ張ってきた曲に目が行っちゃいまして。。。。

 泰葉「フライディ・チャイナタウン」

・・・・ってか、これ読んでくれてる方の一体どれくらいの方が知ってらっしゃるんだろう
34年前の曲で、しかもオリコンで最高69位までしか行かなかった曲だもんなぁ。知ってるヒトのほうがコアだぞよ。

 そうでもないのかなぁ? ・・・と思いつつ、あ、ちょうどいいや、1981年の今ごろ、丁度ヒットのピークだったから・・・と思って、引っ張ってきちゃったところもあるんだけど。。。ふらふら


 でも、ワタシより年下のヒトは、ほとんど知らないよね、この曲。

・・・・といいつつ、なぜか、ワタシのところにゃ、この曲の音源があったりするんだけどさ。


 で、もって、確かに曲は、サビの部分は、インパクトがあったんだよね。


♪ It's So Fly-Day Fly-Day CHINA TOWN 真夜中の人ごみに〜 ♪

の「It's So〜 」でいきなりオクターブ飛んじゃうフレーズが強烈なインパクトがあったしね。

 泰葉って、この曲がデビュー曲なんだけど、デビュー曲とは思えないほど、堂々とした歌唱力なのが、一層インパクトを強めてたんだよね。

 ウタもうまかったしね。まあ、もともと、このヒトは、幼少のころから音楽系の学校に通ってたし、だから、ゆくゆくは音楽畑へ・・・っ感じの英才教育されてたから、それを考えると、なるほどねぇ・・・ってところなんだけどさ。

 だから、この曲も作曲はもちろん、自分でやってるし、アレンジは、あのころ超売れっ子だった井上鑑氏ですよ。例の寺尾聰氏のあとの仕事が、このヒトのこの曲だったの。
 
 だからか、サウンド全体を見通しても、テンション系のコードを中心に、どことなく寺尾氏っぽい匂いがするんだよね。

 まあ、言ってしまえば、あの当時のニューミュージック系のウレセンって感じかな。AORでもなく、ロックでもなく、独特な匂いがするサウンドって言うかな。

 うーん、なんていうのかな、同じテンション系のコード進行なんだけど、このあいだ書いたユーミンの「中央フリーウェイ」とは違った味があるんだよね。

 ユーミンのアレンジャーの松任谷正隆氏のアレンジは色彩的っていうのかなぁ、もともとユーミンが多摩美大出だったからかもしれないけど、とっても色彩的なんだよね。曲のイメージが。

 でも井上鑑氏は、桐朋音大出でしょ。だから、サウンドに対して、すごい理詰めの展開なんですよ。やたらと難しいコード進行だったりしてさ。寺尾氏も、もともと自分の曲は、こんなに難しい曲じゃなかった、もっとシンプルに作ったつもりなんだけど・・・って、当時言ってたらしいですよ
でも、曲としては、素晴らしいんだよね。

 まあ、松任谷正隆氏も井上鑑氏もアレンジャーとしては「一流」には間違いないんだけどね・・・。


 そんな井上氏をデビュー曲早々から起用したってことは、ポリドールも、かなり期待かけてたんだろうね。


 それでもまあ、世間はそんなに甘くなかった・・・って言うのは、この後の歴史からみて明らかなんたけどさ。。。

 はい、オリコンでTOP100に入ったのは、この曲だけデス。。

 俗に言う一発屋? うんにゃ、最高位69位だかんねぇ・・・半発屋ってところでしょうか。

 それでも、この曲、100位以内に19週もランクされてたんだよね。だから、売上げ、最高69位にしては異例の、5.6万枚もの売上げを記録してるんだけどさ。

 まあ、そういういみではロングヒットだった・・・とも言えるかな。


 だけどさ、やっぱり根はシンガーなんですよ。落語家のおかみさんには向かないんだよね。
 結婚したときも、意外だったもの。なんで小朝師匠なの? って感じだったのを覚えてるワ。

 一度スポットライトを浴びたヒトに、落語とか歌舞伎とか相撲とか・・・いわいる伝統芸能の「おかみさん」という、「内助の功」なんて、なかなか勤まらないと思いますよ。
 羽野あきだって結局はそうじゃん。

 それから見ると、三田寛子は偉いよね。ちゃんと中村橋之助の「梨園の妻」をつとめてるわけだからさ。

 特に泰葉の場合、実家が林家一門の元締めな訳だからさぁ。余計、内情は分ってるでしょう。どれだけ、おかみさんが大変なことか。。。

 だから、意外だったんですよ、小朝っていう、落語家と結婚したのって。。

 最初は、それでも良かったんだろうけど、結局は、音楽の血が騒いじゃった・・・ってところなんじゃないですかねぇ。。



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