かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

2015年08月

林檎殺人事件 / 郷ひろみ 樹木希林

1978_08_林檎殺人事件_郷ひろみ 樹木希林






今回の1曲セレクトは、「林檎殺人事件」郷ひろみ 樹木希林です。

まずはデータですぅ

・タイトル     林檎殺人事件
・アーティスト   郷ひろみ 樹木希林
・作詞       阿久悠
・作曲       穂口雄右
・編曲       穂口雄右
・リリース日    1978年6月21日
・発売元      CBSソニー
・オリコン最高位  6位
・売上げ枚数    30.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1978年7月17日〜9月11日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「ムー一族」挿入曲

いつの時代も聴いてて楽しい曲って言うのはあるよねぇ。あ、いや、決して何かの曲のパロディとか、コミックソングという括りではなくて、単純に「楽しい曲」っていうの?

 それもお笑い系のヒトが余力でやるんではなくて、普通のアーティストがそういう曲をやるというね。

 はいはい、今回引っ張ってきた曲の前ふりですねぇ。

 林檎殺人事件  郷ひろみ 樹木希林

 楽しい曲だったよね。まずね、それまで新御三家では「二の線」であったはずの、郷ひろみが、一気に肩の力を抜いて、こういう、コミックソング的な曲に挑戦したっていうのも画期的だったんだけどね。

 やっぱり、TBS系ドラマ「ムー」で樹木希林と競演したのは、郷ひろみにとってはでかかったんだよね。「芸の幅」を広げるという点では。
 それ以前だったら、まず、こんな「軽い」曲は歌ったりしなかったろうしね。


 でも、まあ、実際は、この曲の前の年に「お化けのロック」っていう、同じく、樹木希林と歌った、コミックソングがあるから、この曲は、その第2弾ということになるんだけどね。

 でも、いまとなっては、「林檎殺人事件」の方が、一般的には知られているんだよねぇ。

 なぜか?

っていったら、やっぱし「ザ・ベストテン」のちからの大きさなんだろうなぁ。
この番組のおかけで、この曲は一気に認知度が上がったしね。なにせ、ベストテンでは4週連続1位だからねぇ。
 レコードセールスがオリコンの最高位をみてもそれほど高くなかったのを見るとハガキが強かったんだよね。

それまで、郷ひろみの場合、ハガキは西城秀樹に押され気味だったところを見ると、この曲に限っては、郷ひろみのファン以外のヒトも支持してたってことなんだろうね。

 それだけ、親しみやすかったし、聴いてて楽しかったし、エンターテイメントというよりは「娯楽」的に楽しかったね・・・・って意味おんなじじゃん(爆!)

 ちなみに、前の年、1977年の「お化けのロック」の方がレコード売上げは上だったりする(40.0万枚)。
 この時はまだ、「ザ・ベストテン」は存在してなかったからねぇ。

やっぱり、ベストテンの存在感なんではないかなぁ・・・と思ってしまうわけですわ。

 で、圧巻は1978年8月24日放送でしたっけ? 樹木希林が黒柳さんの衣装とまったく同じ衣装で、髪型も玉ねぎに結って登場したの。

 擬似、黒柳徹子と郷ひろみも久米さんのタキシードとおなじ衣装ででてきたりして、擬似司会コンビで歌ったのが一番有名にしたよねぇ、この曲。

 で、まあ、こんな、たのしい企画でも、ぴったり合ってしまうのが、この曲のよさだったんぢゃないですかねぇ。

 ♪ ふに ふに ふに ふに ふに ふに〜♪といつもながら「擬音」が多い、ちょっとふざけたところが多い阿久悠氏の歌詞と、キャンディーズという後ろ盾を失ってやや、失速ぎみだった穂口氏のメロディがうまい具合に「融合」した、傑作なんじゃないかなぁ・・・。口を酸っぱくしていってもさ。

 といまとなっては思っちゃうわけです。

 だけどさ、郷ひろみもこういう三の線の曲も折角、覚えんだから、このあとも時折、こういう、肩の力抜いた曲やればよかったのにねぇ・・・。

これ以後は「二の線」だけに「集中」して「孤高のヒト」となってしまったわけだもんね。



えーと、音だけだったら、↓の方がはるかに良いです。

http://www.dailymotion.com/video/x28vlfj_%E6%9E%97%E6%AA%8E%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6-%E9%83%B7%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%BF-%E6%A8%B9%E6%9C%A8%E5%B8%8C%E6%9E%97_music


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音楽のような風 / epo

1985_08_音楽のような風_EPO






今回の1曲セレクトは、「音楽のような風」epoです。

 まずはデータです。

・タイトル     音楽のような風
・アーティスト   epo
・作詞       epo
・作曲       epo
・編曲       清水信之
・リリース日    1985年8月5日
・発売元      ミディ
・オリコン最高位  58位
・売上げ枚数    2.5万枚
・タイアップ:ビクタービデオテープCM曲

 えー、ここでは、既に何回か書いたと思うんだけど、スカパーの「stardigio」っつう、衛星ラジオチャンネルは、使えますねぇ。あ、えーと、音源収集にさ。
 これと、音声編集ソフトがあれば、「あ、これ欲しい」と思った曲は、どーんどんPCに貯めていけますわふらふら

 つーか、時々、へんな曲がかかるんだよね。70年代チャンネルとか、80年代チャンネルを聴いてると。。
今時、死語なんだけど、時々、エアチェックしちゃってますよ。  そのあと、気に入った音源だけ編集して、保存しておくとかね。
 PCに録音するから、さしづめ、デジタルエアチェックかな。

こんなんして、CD代(レンタル含め)を浮かせているワタシだったりします。 まあ、圧縮音源だから、CDよりも音は悪いですけどね。


・・・・で、今回引っ張って来た、epoの「音楽のような風」っつう曲。

 これも、チョット前にstardigioの「80年代チャンネル」で流れててさ、「あ、なつかしい」と思うと同時に、今になって「琴線」に触れちゃいまして、デジタルエアチェック! 録音しちゃいました。


「なつかしい」と思ったのは、この曲さ、ビデオテープのCMでよく流れてたじゃん。
↓ コレ


 うん、リリースされた85年頃かなぁ。。 さすがに、その頃だったら、記憶鮮明よ。。高校生になってたもんね。
 ・・・・っつうか、ほとんど、一昨日っに思えるくらい、最近のような気もするけど。。。

 ♪ 音楽の〜 ような〜 ♪

って曲。 文字で書いたんじゃ、ピンと来ないかも知んないけど、聴いて見れば、ぜったいに知ってますわ。当時、物心付いてたヒトなら。


 で、今さらながら「琴線」に触れちゃったのは、メロディラインというよりも、この曲のアレンジね。

 うわ、オシャレ・・・。 メロディラインとは、対旋律的に、リズムポジションを刻んでいるシンセが。

 音色が「トロンボーン」だね。 いや、この音色がオシャレなの。

 生楽器のトロンボーン使っているような質感と、それと、スラーのかけ方ね。

 これ、シンセで表現すると、なかなか難しいと思うわぁ。特にスラーのかけ方とかさ。トロンボーンのスラーは、独特だからさぁ。
 実際に、楽器やってないと分からんですよ、これは。

 ・・・って、ワタシ、もともと「トロンボーニスト」なのであせあせあせあせ

 いや、でも、この曲、当時、ちゃんと聴いておくべきだった。。
 そしたら、なんかに使えたなぁ、この曲。

 ・・・なんて。。。ふらふら  いや、トロンボーンって脇役ばっかだからさぁ、こうね、フィーチャーされると、思わず血が騒いでしまうのよね。
 トロンボーニストの悲しい性どえす。。。


 その他の基本的なサウンドを含めた、メロディラインは、やっぱり、アメリカンポップスだよね。
 ところどころ、ピチカートファイブか・・・とか思わせる、小西康陽氏のような匂いもする部分があるけど、基本的には、やっぱヤマタツ系だよね。

・・・ってか、epoって、大貫妙子氏の妹分から出発してるから、もともとシュガーベイブ→ヤマタツ系 なんだけどさ。




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恋人試験 / 松本ちえこ

1976_08_恋人試験_松本ちえこ






今回の1曲セレクトは、「恋人試験」松本ちえこです。

 まずはデータです。

・タイトル    恋人試験
・アーティスト  松本ちえこ
・作詞      伊藤アキラ
・作曲      あかのたちお
・編曲      あかのたちお
・リリース日   1976年5月25日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数   27.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1976年7月12日〜8月30日付


 今回はちょっと時代を遡って70年代アイドルの曲を持ってきますかね。

 松本ちえこの「恋人試験」。

昨日、早見優の「Love Light」が、資生堂の「恋コロンシャンプー」のCM曲だったことを書いたんだけども、松本ちえこさんもシャンプーのCMやってましたねぇ。 そそそ、「ね、バスボン」でおなじみの資生堂の「バスボンシャンプー」のCM。

↓ コレ



♪ まんまるがおの女の子は〜 ♪ って曲の印象が大きかったよなぁ。このCMを見て、ウチでもバスボン使ってたような気がする。

 ところで、今回セレクトしてきた、「恋人試験」って曲。76年の曲でしょ。ちょうどワタシは7歳になるかならないかのころのヒットだ。
 だからねえ、正直、当時タイムリーでは、聴いてない・・・・とは思うんだけど、実際曲を聴くと、意外と覚えてるもんなんだよねぇ。

 曲自体は、とってもシンプル、かつ、とっても「素朴」な感じですわな。まずね、39年経った今では、完全に絶滅したような感じの曲ですわね。

 大体、松本ちえこっていう人自体、今、動画を見たりすると、とっても「素朴」な感じだったからねぇ。
 70年代のアイドルっていうと、文字通り「偶像」なイメージが強いんだけどさ、この間、麻丘めぐみでも書いたように、アイドルはウンコしないとか、かすみ食って生きてる・・・とか。。。 でも、まことしやかにそんな感じがしたのよね、当時は。「スター」って言葉が燦然と輝く時代だったからさあ。

 でも、このヒトの場合は、まったく、そういう「スター」っていう言葉とは、無縁な素朴さを感じるのよね。

 とりたてて可愛らしいわけでもないし、となりの「ちえこちゃん」って感じじゃん。親近感があるのよね。
 ま、考えようによっては、80年代アイドルの先駆けって感じですかね。

 キャニオンっていうレーベルは、その当たりのアイドルの育て方って、このころから巧かった・・・というか、その流れが未だに続いている・・・って感じですかねぇ。

 ただ、今、動画を見ると、その後、堀ちえみが、そのままこの路線を引き継いだ・・・ってのが、よく分かったりして。。 この「恋人試験」って、なんとなく、堀ちえみのデビュー曲の「潮風の少女」に雰囲気似てるし、松本ちえこの素朴さと、デビューのころの堀ちえみの素朴さも似てるしさ。


 ところで、この「恋人試験」って曲は、やっぱ、詩の内容なんだろうね、売れた要因っちゅうのは。少なくともメロディラインではないな。
 ま、正直、「大人」としてみれば、ちょっと「頭ワリィ」なあ、とも感じるんだけどさ。

 そそそ

 ♪ 0点なんかじゃ許さない 100点取る人大嫌い 知っているのにわざとまちがえる 65点の人が好き〜 ♪

 ってさ。

 大体、なんで65点なんだろ? っていうのも疑問だったりして。大学の試験だったら65点じゃ「可」止まりですぞ、せめて「80点」でしょ・・・。なんても思ったりして。。


 でもさ、切り口っていうのかなぁ、詩のコンセプトとしては面白いよね。それまで、そういう切り口の詩の曲なんてのはなかったわけだから。だから、まあ、売れたんだろうなぁ。

 伊藤アキラっていう人、このころから80年代前半にかけて、よくアイドル中心に詩を提供してたんだけど、ただ、それほど「大ヒット」は出してないんだよね。どうも二セン級な感じもするんだけど、その中にあっては、この曲はけっこう良かったんじゃないかなぁ・・・。


えー、動画ですが、YOU TUBEには適当なのが無かったんで、他のサイトにリンク

http://www.nicozon.net/watch/sm21917423




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スローダンサー / ガンジー

1982_08_スローダンサー_ガンジー






今回の1曲セレクトは、「スローダンサー」ガンジーです。

まずはデータです。

・タイトル     スローダンサー
・アーティスト   ガンジー
・作詞       小暮勝
・作曲       ガンジー
・編曲       後藤次利
・リリース日    1982年6月25日
・発売元      フィリップス
・オリコン最高位  25位
・売上げ枚数    12.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 23位

 一番ヒット曲を聴いてたのはいつだろう? なんて考えてたんだけど、「仕事」として聴いてたのは、やっぱり2002年ごろだろうな。
 でも、「個人」として聴いてたのは、1982年ごろが頂点だったと思う。

 いやいや、もしかすると聴いてた曲数は、今よりも少ないかもしれない。

 ただ、あのころは、変な「疑問点」も何にも感じずに、純粋に聴いてたから、聴く曲聴く曲、すべて吸収してたような気がするな。

 もちろん、その中には、一般的には、今となっては、すっかり忘れられている曲もあるけどさ。

 おそらく、そういう曲は1982年の今ごろが一番多いかもしれない。あのころは、兎に角ラジオにかじりっぱなしで、かかる曲は何でも吸収してたから。。。

 純粋だったんだよね。まだまだ、どんな曲でも新鮮に聴こえてた時期だったんだよね。

 そんな曲の中の1曲が、今回引っ張ってきた、ガンジーの「スローダンサー」だったりする。

 正直、このヒトの正体って、よくわかんないんだよね。ガンジーっていってもインドのガンジーさんではないですよ。 れっきとした日本人アーティスト。(後々調べ直したら、沖縄出身。後は音楽プロデューサーとしても活躍してましたね)
・・・でもって、典型的な一発屋さん型のアーティスト。うん、この曲以外にオリコンにランクされた曲が無い。


 あの時はとってもアダルトに聴こえたんだけど、もちろん、当時でも、いまのワタシよりは、ずっと若かったはず。 でも、大人に聴こえたよなぁ。いや、今聴いても、凄く大人っぽい。

 曲調は・・・・なんていったらいいのかなぁ。う〜ん、少し黒っぽいんだけど、AOR的雰囲気も漂う、今となっては完全になくなってしまったような、アダルトな匂いムンムンのニューミュージック。

 まあ、基本はAORなんだろうね。でも、このヒトの、ダミ声まではいかないけど、ブルースっぽい渋い声のおかげで黒っぽく聴こえたりする。

 まあ、いかにも1982年風といえば、わかる方にはわかってもらえるだろうけど、わからない方には全くわからない・・・って感じかなぁ。

 あの年って、どうしても表面上、1982年組アイドルのデビューの年・・っていうイメージが出てきちゃうんだけど、ウラでは、結構、まだシブい曲が流行ってたんだよね。

 海の向こうではロックがやや停滞し、AORが全盛期。

 その流れを受けて、日本でもAOR的な、ややアダルトな曲が静かに流行ってたりした年ですね。

 その流れをもろ、受けたような曲じゃないかなぁ。

 静かに流行ってた・・・って書いたけど、この曲の場合、たしかドラマの主題歌か挿入歌だったってこともあって、ランキング的には、結構上まで来たんだよね。

 ただ、なんのドラマに使われてたのか・・・って言うのも思い出せないんだよなぁ。たしかTBS系のドラマだったような気もするんだけど。。。。

 個人的には、このテのアダルトな曲って昔から好きなんだよね。渋い曲っていうのかなぁ。

 柳ジョージの「星空の南十字星」っていう曲も、今思うと似たような曲だったけど、同じ時期だもんね。ヒットしてたの。


 それはそうと、この曲のアレンジって後藤次利なんだよね。これから3年後、おニャン子のブレーンとなり、ゴッキーと呼ばれてた後藤氏の姿からすれば、考えられないほど、アダルトな雰囲気なんだけど。。。あせあせ
でも、こっちの方が本来の後藤氏なんだよね。




動画のコメントを読むと、「カラオケ」入れろ・・・ってのが多いな。 これは、ワタシ同意。
ヒトカラに行って、この曲歌いたいんだけど、JOYにもDAMにも入ってないんだもの。
エクシングさん、第一興商さん、早く入れてください


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アメリカン・フィーリング / サーカス

1979_08_アメリカン・フィーリング_サーカス






今回の1曲セレクトは、「アメリカン・フィーリング」サーカスです。

 まずはデータです。

・タイトル     アメリカン・フィーリング
・アーティスト   サーカス
・作詞       竜真知子
・作曲       小田裕一郎
・編曲       坂本龍一
・リリース日    1979年5月25日
・発売元      アルファ
・オリコン最高位  5位
・売上げ枚数    47.6万枚
・ザ・ベストテン最高位 5位
・ザ・ベストテンランクイン期間:1979年8月23日〜10月4日放送分
・タイアップ:日本航空「COME TO AMERICA'79」キャンペーン曲

 夏の終わり、秋風が吹いてくると、聴きたくなる曲ってまだ、あるんだよね。今回もそんな曲を持ってきました。

 サーカス「アメリカン・フィーリング」

 やっぱ、この曲自体のすがすがしさっていうのが、これからの季節に良いんだよね。 まだ、秋空のって言う感じじゃないけど、もう少し気温が下がってきて空が高くなってくるといいんだよな、この曲。
 
 時に、今は、このサーカスのような、ポップス系のコーラスグループっていなくなっちゃいましたね。

 近いのがゴスペラーズって感じなのかなぁ・・・・。でも、ゴスペラーズはあくまでも、R&B系っ感じじゃん。ポップスコーラスではないよね。

 そういう意味では、絶滅しちゃったような気もするなぁ。このころは、ハイファイセットとか、ポップスコーラス系のアーティストって他にもいたし、実際ヒットも飛ばしてたんだけどねぇ。

 逆に、新しいかもしれないんだけどね。今だったら。

 まあ、それだけ4〜5人が、肉声できれいにハモれるようなヒトが少なくなっちゃったんだろうね。
 だから、もし、今、そういうひとたちが出てきたら、逆に新鮮な気がするんだけどなぁ。。。


 この曲は、あえて、書かなかったんだけど、たしか、JALのアメリカキャンペーンソングでしたよね。

 ちょうど、作曲した小田裕一郎氏が、初めてのアメリカ旅行の帰路になんとか、この体験を曲にまとめようと思って、機内で書いた・・・っていう曲ですよね。

 だからなのかなぁ・・・、そのときの情感がよく伝わってくるよね。
 丁度、時期的に海外への一人旅っていうのも流行りだした時期だったから、時期的にもピッタリだったんだよね。

 ちょっと話がうますぎるような気もするけど、うまく時期が当てはまったという感じだよね。


 それと、アレンジが坂本龍一っていうのも、ちょっと驚きなんだよね。
 いや、正直言ってかなり驚きました、初めて知った時。

 あの頃の坂本龍一=イエローマジックオーケストラっていうイメージが強いから、まさか、ストリングスやブラスをふんだんに使ったオーケストラのアレンジがこのヒトだとは想像付かなかったですからねぇ。

 ただ、ところどころ、ポリフォニックシンセを絡ませて来ているあたりは、さすがに教授らしいなっというところを見せてますけどね。

 たぶん、ポリフォニックシンセを使って、ヒットチャートの上位に来た曲って、この曲からなんじゃないかなぁ。

 この時期は、まだ、Y.M.Oはメジャーな存在ではなかったし、ゴダイゴが使ってたのは、モノフォニックシンセ(単音しか出ないシンセ)だったですからねぇ。

 意外と気付かれにくいところなんだけど、この時期、確実に音楽は進歩してたんですよね。

 なお、全てがポリフォニックシンセだけでアレンジされてヒットした曲は、西城秀樹の「愛の園」ぢゃないかしら。
 もちろん、アレンジは坂本教授どぇす。

 この曲は、あの曲に比べると、かなりシンセの比率は低いわけで、大半が生のオーケストラだったわけだけど、だからこそ、ダイナミック感があったんじゃないかな・・・ということはいえるよね。




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Love Light / 早見優

1982_08_LOVE LIGHT_早見優






今回の1曲セレクトは「Love Light」早見優です。

 まずはデータです。

・タイトル     Love Light
・アーティスト   早見優
・作詞       PIA JACKSON       
・作曲       JIMMY JACKSON
・日本語詞    三浦徳子
・編曲       荻田光雄
・リリース日    1982年7月21日
・発売元      トーラス
・オリコン最高位  38位
・売上げ枚数    5.9万枚
・タイアップ:資生堂「ヘアコロンシャンプー」CM曲


 今回引っ張ってきた曲は、ちょっとマイナーな曲だったかなぁ。

 早見優の「Love Light」。

 この曲は、早見優にとっては、デビュー2作目のシングルになるんだけど、実績的にはまだまだ、A級のアイドルというところまでは届いてなかったんだよね。

 82年デビュー組も人気争いはまだまだ混戦を極めている時期で、だれが抜け出すか・・・・っていうのが、まだまだ見えない時期だったんだよね。

 少なくとも、この時点で、個人的には、早見優が将来的にベストテンに入るようなアイドルになるとは、全く思ってなかったもの。

 ただ、この曲は、インパクトが強かったんだなぁ。
 初めて聴いたのは、あの頃、文化放送の昼1時から4時に放送してた梶原しげる氏がパーソナリティをやってた番組だったと思う。
 残念ながら番組名が思い出せないんだよなぁ・・・。

 この番組の中で、ベストテンのコーナーとか「今週の1曲」のような感じで、週続けて毎日同じ曲をかけるコーナーがあったのだけは覚えてるんだけど・・・・。

 たしか、大川榮策の「さざんかの宿」を最初に聴いたのも、このコーナーだったと思う。たしかリリース直後だから、1982年の8月の今ごろだったかな。。。
 正直、売れるとは全く思ってもなかった。大体、大川榮策なんてヒトも知らなかったし。。。。


 話がそれたね。丁度、今の時期だから、中学1年の夏休みの真っ最中だったんだけど、まだ、福島から千葉に越してきて間もない頃だったから、周りに友達もいなくて、毎日ラジオばっか聴いてたんだよねぇ。

 だから、この番組も夏休み中は毎日聴いてたな。

 で、「今週の1曲」に早見優の「Love Light」が選ばれたんだよね。多分、「さざんかの宿」の前だったと思うんだけど・・・。

 正直、早見優って、まだ、よく知らなくてさ。デビュー曲の「急いで初恋」のサビぐらいしか知らなかったくらいだから、あんまし、初めは興味なかったんだけど、この曲のイントロを聴いた瞬間、ガラッと気持ちが変わりましたね。

 衝撃的に感じたんだなぁ。この曲のイントロ。うん、仕掛け的には何てこと無いメロディラインなんだけど、シンセの音色がインパクトあったんだなぁ。

 この曲、たしか、カバー曲でしたよね・・・。あれ? 違ってたかな? 違ってたらゴメン。
 今、改めてJASRACの作品データベースを調べたら、この曲、「邦楽」扱いになっているんだよな。外国曲カバーなら外国曲扱いになるんだけど。・・ということは、カバーじゃなかったかなぁ。
 
 だけど、メロディライン的に全く、日本の曲として違和感無かったし。サビは英語詞だったけど、あの当時のワタシでも意味がわかるくらいの簡単なものだったしね。

 だから、違和感が全く聴けたんですよ。それよりも兎に角イントロにやられたな。この曲には。


 今思えば、イントロの音色のインパクトとか、サビノ部分の

♪ 欲しいのはLove Light  あなたの愛の兆し〜 ♪

なんてところは、後々の筒美京平氏作曲の作品(「夏色のナンシー」〜「ラッキィ・リップス」)の参考になってるんじゃないかなぁ。

 色合い的に、この曲に似てるような気がするんだよね。

 ただ、こういう、インパクトな曲があったのにもかかわらず、次からの2曲がつまんなかったね。

 これが、早見優がベストテンアイドルの仲間入りするのに、余計だったんじゃないかなぁ。

ちなみに、シングルのジャケ写はわかったよね。 この曲。





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想い出まくら / 小坂恭子

1975_08_想いでまくら_小坂恭子







今回の1曲セレクトは、「想い出まくら」小坂恭子です。

まずはデータです。

・タイトル     想い出まくら
・アーティスト   小坂恭子
・作詞       小坂恭子
・作曲       小坂恭子
・編曲       福井峻
・リリース日    1975年5月25日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    85.3万枚
・ベストテンランクイン期間:1975年8月4日〜11月3日付

 昨日は、先週までの猛暑がウソのように涼しい1日だったよなぁ。 こんな夏の終わり、涼しい風が吹いてくると、シンミリとした曲が効きたくなる。 今回は、そんな曲を一つ。

 小坂恭子 「想いでまくら」

自分にとっては、遠い記憶を紐解いても、聴いた記憶がないなあと思える曲でも、実際聴いてみると、「あれ? この曲聴いた事ある」って思う曲って意外とだれでもあるんぢゃないかなぁ?

 うん、ワタシにとって、そういう曲なのが、まさにこの「想い出まくら」なんだよね。
 
 この曲の「存在」を知ったのは、多分、1984年(昭和59年)年末号のオリコンウイークリーの「昭和50年代」特集の「昭和50年代ベスト100」ランキングだったとおもうな。

 あのころは、まだ、今に比べると古い曲・・・1978年以前の曲・・・・はほとんど知らなかったんだけど、それでも上位曲は、ランクを見ただけで、「あ、あの曲」っていうのは浮かんできたんだよね。

 そのなかで唯一全く、浮かんでも来なかったのが、この「想い出まくら」って曲。
 何分85.3万枚も売れてたからねぇ、昭和50年代全体を通してもランキングはかなり上だったんだよね。

 しかもアーティストの「小坂恭子」っていうヒトも全然浮かんでこなかったわけで・・・。小坂明子なら知ってたんだけどね

 いや、結構そういう方、多いんじゃないかなぁ。 小坂恭子さんと、小坂明子さん、名前も似てれば、ピアノを弾きながらのシンガーソングライターっていうスタイルも似てたりするもんね。
 ついでに言えば、両者とも、ヤマハのポプコンをきっかけにデビューっていう経歴も似てる。
これは、ごっちゃになっちゃいますよね。


 で、そのあと暫くは忘れてたんだけど、たまたまラジオでこの曲が流れてきて、「ハッ」としたんだよね。

 「この曲、知ってるじゃん」・・・って。

 曲タイトルは分からなかったんだけど、ずーーーーーっと長い間記憶の片隅に残っていた曲って言うのかな。

 ただ、どこでどんなシチュエーションで聴いたのかは、全く覚えてない。この曲のヒットが1975年8月〜11月にかけてでしょ、私は6才。幼稚園の年長組のころやわ。

 もちろん、ヒット曲なんぞ、まだまだ聴いているわけもなし。

 でも、聴いてるんだよね。。。  どこかで。。

ただ、この曲を聴くと、雨がしとしと降ってる情景がなぜか浮かんでくるんだよね。もしかすると、はじめて聴いた時も雨が降ってたのかもしれない。。
 ただ、とおーーーい記憶がボーーーーッとフラッシュバックされてくるんだよね。
 これはこれでなせか至福のときだったりしてね。。

 あやや、危ないヒトみたいだけど。。。


 小坂恭子っていうヒトは、上記のように、もともとはポプコン出身のヤマハ系のアーティストなんですよね。
1974年、第7回ポプコンでグランプリ受賞。そのままレコードデビュー。
 だからというわけでもないけど、ピアノの弾き語り系が得意で、もちろん、この曲もピアノ中心な楽曲なんだけど、まだ、八神純子のような「垢抜けた」ニューミュージック系というよりは、どちらかというと、今だったら「演歌」の分類に入れてしまれそうな「歌謡曲」チックなサウンドだったんですよね。

 この「想い出まくら」なんかはもろそんな感じなんだけどね。

出だしAメロの

♪ こんな日はあの人のマネをして、煙たそうな顔してタバコを吸うわ〜 ♪

からして、メロディライン、詞の内容からして、なんとなく、お水系っぽかったりするしね。

それでも、サビの

♪ネェ あなたここにきて 楽しかったことなんか話してよ はなしてーよー ♪

のところは、思わずグッと来ちゃうながれなんですよね。


 だけどさ、当時6歳のワタシがなんで、こんな「大人」っぽい「お水系」っぽい曲にグッと来てるんだ?
 なんか、自分で自分の性格がよくわからんワ・・・・。

ま、なんどもかいてるように「マセガキ」だったのは確かななんだけどさ

 だから、当時の桜田淳子、山口百恵よっかはねこっち系統の曲のほうが好きだったのは確かなんだなぁ。

 多分、オヤジがこっち系統の大人っぽい曲しか聴かなかったからかもしれんけど・・・。

まあ、それでも、いまの仕事に役立っているところを考えるとあれも、一利だったかなぁ。

だから、いまでも大人っぽい曲の方が実はシックリ来たりするんだよね。
アイドルポップスとは別な次元でなんだけどさ。


 ちなみに、この曲を聴くと、なぜか、ジクソーの「スカイハイ」も一緒に聴きたくなるワタシ。。。


 もしかしたら、昔、この曲のあとに「スカイハイ」を聴いてたのかなぁ?

 そんな記憶も全くないんだけど。。。。。




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エンドレス・サマー / 西城秀樹

1980_08_エンドレス・サマー_西城秀樹






今日の1曲セレクトは、「エンドレス・サマー」西城秀樹です。

 まずはデータです。

・タイトル    エンドレス・サマー
・アーティスト  西城秀樹
・作詞      岡田冨美子
・作曲      水谷公生
・編曲      船山基紀
・リリース日   1980年7月21日
・発売元     RVC
・オリコン最高位 12位
・売上げ枚数   12.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 13位

 先ほどは、ユーミンの「Hello,my friend」で、今、日本列島を通過中の台風が過ぎちゃったら、本格的に秋に向かう? ・・・なんて書いちゃった都合、そろそろ、夏っぽい曲は終りにしなきゃな・・・なんて考えていたんだけど、過去に書いたレビューをツラツラみてたら、まだ、出してなかった曲があった。

西城秀樹 「エンドレス・サマー」。   
 
 ところで、この曲、ずーっと忘れてたんだよね。「あー、あったよね、そんな曲」って言うぐらいにしか覚えてなくて。。。

 もちろん、曲なんて、ぜんぜん忘れてた。なんか、リリース。当時も突然ランクインししてきて、あっというまに、おちちゃった・・・っていう印象はあったんだけどねぇ。。

 そのくらいの印象しかなかったから、とても、曲まで覚えて無かったわ。

 うん、「ザ・ベストテン」には、ランクインしてたんだけどね。今、調べてみたら、1980年8月14日放送分から、3週間だけランクインしてたわ。そそそ、たしかそうだった。

 西城秀樹って、この年のシングルリリースって、イレギュラーだったんだよね。
 うん、3ヶ月ローテーションではなくて。 チョット前に書いた、モスクワ五輪応援曲だった、「俺たちの時代」のリリースが「6月5日」で、この曲が「7月21日」と・・・。
 間隔1ヶ月でリリースしたからなぁ。たぶん、こっちが臨発だとおもうけどさあ。曲調からしても。
 まあ、そういうこともあって、なんか突然にランクインしてきて・・・っていう、感覚に思えたんだよなぁ、当時は。



 ただ、気にはなってたんで、チョット前に「レコード」を買って、聴いてみたんだよね。


 はいはい、たしか、こんな曲があった・・・ような気がする。。。なんていう感想だったりして。

 そそそ、たしかに、なんか、ハッキリしない曲だったのよ。

 1980年って、「冷夏」でさ、毎日曇りがちな日が続いていたんだけど、そんなイメージよ。

 いや、ハッキリしない・・・というよりも、曲調がバラついてるんだよね。
 なんとなく、派手なイントロがありーの、逆にジミーなAメロがありーの、一転、パッパラーなサビがありーの。。。

 なんて感じで、どーもイメージが。。。。

 1980年といえば、秀樹にとっては、デビュー9年目でしたな。・・・だけど、今から振り返ってみれば、ジミーな年でしたな。
 だいたい、前年の1979年がハデーな年でしたからな。「人生、楽ありゃ 苦もあるさ」なんて、人生とは、水戸黄門の主題歌そのものなのですよ。


https://www.youtube.com/watch?v=Xd3IbuHKAfU

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不思議な手品のように / 新田恵利

1986_08_不思議な手品のように_新田恵利






今回の1曲セレクトは、「不思議な手品のように」新田恵利です。

 まずはデータです。

・タイトル    不思議な手品のように
・アーティスト  新田恵利
・作詞      秋元康
・作曲      後藤次利
・編曲      後藤次利
・リリース日   1986年8月1日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   19.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1986年8月11日〜9月1日付

1986年の頃っておニャン子を中心に、現在と同じように週当たりのリリース曲数が多かったんで、まだ書いてない曲が結構あるんだよな。 ・・・ということで、今回は1986年の曲。

とりあえず、新田恵利さんで行きますか。

 ちょうどいい、デビュー、第3弾の「不思議な手品のように」。

 ジャスト、29年前の今ごろのヒットや。  ・・・うーむ、いつも同じような感想になるけど、やだなぁ、もうあれから29年も過ぎたのかよ・・・って感じで。
 自分の中では、それほど昔って言う意識はないんだけどねぇ。この位の時代の曲は。 でも、確実に時は経ってるんだよなぁ。。


・・・、ところで、この曲はどう書けばいいのやら。。。

 うーむ・・・。アイドルの曲を書くのは、ホント、難しいのです。。

 とりあえず、この曲の前の「恋のロープをほどかないで」をもう一度・・・っていう感じの曲ではあります。

 でも、どうなんだろ? 今一歩、歌詞とメロディがシンクロしてねーな・・・とか思っちゃったりして。

  ♪ 去年17回目の誕生日に キスした瞳で見つめてた〜 ♪

 ってところの ♪ キスした瞳で見つめてた〜 ♪ の部分。

 ここは、なんか、不自然・・・。メロディとあってないんだよな。


 まあ、こんな細かいところ指摘するのも、なんなんだけど、トータルで聴いてても、この部分で、どうも流れが止まるんだよな〜。そこが気になっちゃたりしてねぇ。

 それでも、サビからの

 ♪ まるで 不思議な手品のように〜 ♪

 からは、さすがにキャッチーだよな。 まあ、いかにも、キャニオン、いかにも、アイドルなメロディラインではあるんだけど、時代が時代だったからなぁ。 うん、今だったら、ダメよ、この手は。あきらかにダサイもの。

 ただ、この曲で、袋小路に入っちゃったね、新田恵利って。いや、今辺がアイドルの難しさよ。

 なんちゅうかなー、野球で言えば、変化球が投げられない、ストレート1本のピッチャーみたいなもんでさあ、1つワザしかないんだよね。

 結局、新田恵利もそうなわけで・・・。うん、このヒトの場合、「仮想 妹」って感じなのかしら?

 今で言えば、バーチャルアイドルですわ。生身の人間だけど、立ち位置的には。

 たださ、熱しやすく冷めやすい・・・っていうのも、日本人の特徴だかんねぇ、やっぱし、ワザが1つだけだと、落ちてきたら終わりなのよねぇ・・・。

 いやいや、やっぱり、「普通」のおねーちゃんをアイドルにっていう、「強硬手段」が、アイドル終焉の「バクタン」だったよね。

 ・・・・なんて書いてる、ワタシも、この年の年頭は、「新田恵利、よい!」と思ってたのに、このころになったら、すっかり飽きてたりして。。。ふらふら

 まさに、熱しやすく冷めやすい、日本人気質なワタクシなのですふらふらふらふら


 それにしては、ことヒット曲については、「冷めない」ねぇ・・・。よっっっっぽど、合ってんだろうね、体質に。




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Hello,my friend / 松任谷由実

1994_08_Hello my friend_松任谷由実






今回の1曲セレクトは、「Hello,my freind」松任谷由実です。

 まずはデータです。

・タイトル    Hello,my friend
・アーティスト  松任谷由実
・作詞      松任谷由実
・作曲      松任谷由実
・編曲      松任谷正隆
・リリース日   1994年7月27日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   135.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1994年8月8日〜10月10日付
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「きみといた夏」主題歌

 昨日は残暑が厳しかったのに、今日は一転して北東からの涼しい風が吹きこんできてますわ。 この風が吹いてくると、いよいよ、夏も終わりかな? って言う気分になって来ますねぇ

・・・・ということは、 今回は、やっぱ、これだよね、コンセプトは「夏の終わり」。

・・・と思ったんだけど、これがねぇ、なかなか、曲が無いのよ。「夏の終わり」をあらわす曲って。
 まあ、森山直太朗の「夏の終わり」なんていう、もろ、ダイレクトな曲もあるんだけど、どうもなぁ・・・。

 しょうがないから、あんまり個人的には好きな曲じゃないけど、ユーミンの「Hello,my friend」を引っ張ってきたりして
 
 8月も中旬になると、同じ「夏」にリリースされた曲でも、めっきり秋の気配が感じられる曲が多くなる。

 うん、たとえ、「晩夏」とか「夏の終わり」とか、季語的なタイトルやコトバがなくてもさ、サウンドがね、なんとなく、淋しい曲が増えてくるでしょ。

 うん、この曲んなか、もろそんな感じじゃないですかねぇ。曲想からして、夏の終わりを感じちゃうんだけど、歌詞にも

 ♪ Hello my friend 今年もたたみだした ストアー 台風が行く頃は涼しくなる〜 ♪

ってあるから、この曲の設定自体も、夏の終わり、今ごろなんだろうね。

・・・ということで、季節的には、丁度いいんだけどね。いま、引っ張ってくるには。  
丁度、今、台風が2つ同時に日本列島を駆け抜けているところだし、シチュエーション的にもグッド。おそらく、この台風が抜けたら、本格的に秋に向かっていくんだろうな・・・なんて予感もしたりするし。

 でも、あんまり、好きくないワタシなのです。

 ・・・なんでなんだろうね。 どうも、いかにも・・・っていう気もするし、どうもね、月9の主題歌っていうのもあったかもしれん。
 
 このころになると、月9の主題歌⇒大ヒット っていう方程式が当たり前になりすぎて、なーんか、作為的なところを感じてたりして。。。

 そこが、どーも生理的に好きじゃなかったのよね。

 まあ、曲とは、あんまり関係ないけどさ。。




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