かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

2015年06月

TATTO / 中森明菜

1988_06_TATTO_中森明菜






今回の1曲セレクトは、「TATTO」中森明菜です。

 まずはデータです。

・タイトル   TATTO
・アーティスト 中森明菜
・作詞     森由里子
・作曲     関根安里
・編曲     EUROX
・リリース日  1988年5月18日
・発売元    ワーナーパイオニア
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数  29.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1988年5月30日〜7月25日付

 さてさて、6月も終わりだぁ。6月の最後はどの曲にしようかなぁ。
・・・・なんて、いつものごとく、ブチブチ、愚痴りながら、過去のチャートと照らし合わせていたら、なんだかんだ言うても、まだ、書いてない曲もあるんだよねぇ。


 中森明菜「TATTO」・・・・・・・!!

 ウソウソ、オリコンで1位取った、超有名なこの曲を、まだ、書いてなかったか。。

 あらら、これは、めっちゃ、盲点。  

・・・というか、これは、引っ張ってこない手はない。。


・・・・っちゅうことで、引っ張ってきちゃいました。あせあせ
 
 いつもながら安易な発想でふらふら


 この曲って言ったら、やっぱ、あの衣装ってなるんかしらねぇ。 もうね、ほとんど、水商売なねぇちゃんっていうかさあ、ホディコンなぴっちぴちのあれですよ〜。

 ちょうど、この頃の明菜が、自身としても一番「痩せて」たらしく、少し後でも、もう、この衣装は入らない・・・って言ってましたものねぇ。

 まあ、満身創痍でリリースしたのか、どうなのかは、よくわかんないけど、正直、今考えると、ここまでやんなきゃいけないのか・・・って、気の毒になるくらいな感じでしたわね。

 たしかに、曲自体はどこをとっても、文句の付け所がないですわ、この位になると。 いや、完璧すぎて文句なんかつけられないよね、そのくらいエンターテイメントの局地に近かったと思うわ。

 ただ、インパクトの塊のような、この曲だけに、ちょこっとクドイかなぁ・・・っていう気がしないでもない。
 クドイっていうか、味付けが濃すぎるっていうかさあ。 これは、毎日聴いてたら、高血圧になっちゃうよね、味が濃すぎて。

 当時18歳のワタシだったから、こんな味付けが濃ーい、曲をしょっちゅう聴いてても平気だったんだろうけど、これ、いまだったら、高血圧か、下手したら脳卒中で倒れちゃうかもしんないわ。あせあせ

 なんてね。。。。

 まあ、こういう曲が出てきたっていうのも、やっぱ、あのバブル絶頂期の「1988年」っていう時代だったからこそなんだろうなぁ。
 っていうか、あの時代ぢゃなかったら、まず、こういうハデハデなインパクトの塊のような、濃ーい味付けの曲は出てこなかったろうしねぇ。

 うん、それを考えると、今、こういう、インパクトの塊のような曲が出てこない、わかってんだかわかってないんだかよくわかんない薄味な恋愛もののような曲しか出てこない・・・ってのは必然なのかもしれないなぁ。。 

 少なくとも、今の時代

 ♪ さあ、わしづかみで愛を取ってごらん ♪

なんて、超挑発的な歌詞のヒット曲なんてないよね。だから、今の曲は薄味だってことなんだけどさぁ。いや、薄味っていうか、性的じゃないんだよな、「仲良しこよし」の世界な気がして。ダイレクトに「やらせろ」・・・みたいに感じる曲ってないじゃん、最近。

この曲みたいな、タイレクトに「性的」なものを感じるというかさぁ。

まあ、時代のせいにするのもなんか情けないけど。。


 ま、ともかく、逆に言えば、こんな濃ーい、超インパクトな曲っていうのも、今っていう、薄味な時代に必要なんじゃないんですかねぇ・・・とも思ったりして。


 曲とは関係ないけど、この曲がヒットしてた頃、ワタシ、「謎」の「全身蕁麻疹」が出たんだよねぇ。
 だからか、この曲、聴くと、無意識のうちに体のあちこちが痒くなってくるのよふらふら いわいる「条件反射」ってやつ? 

 うん、夜中に全身蕁麻疹が出て、救急病院に「搬送」される間、ずっと頭の中でなってたのが、この曲だったりするのよふらふらふらふら


 特にサビの

 ♪ Show me your real love 〜 ♪ からのとこは、危険ふらふら

 あそこの部分、バックのキーボード。そそそ多重録音の賛美歌のような、すごく重いキーボード。 あれがねぇ、なんか病気を誘発するような感じがするんだよなぁ、個人的に。

 後年、デーモン小暮氏や、清春が、この曲カバーしたのも、分かるような気がする。清春なんかは、「絶望」的なものが売りだもんね。
 このサビの、あのキーボードと、流れは、まさに「絶望」だもん。




この曲動画、だくさん落ちてるんだけど、ほとんど最近アップされたものばっかりたな。
・・・ということはあっという間に削除される可能性が高いって事かも知れんな。
 動画を見たい方は、お早めに。


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恋と涙の17才 / つちやかおり

1982_06_恋と涙の17才_つちやかおり







今回の1曲セレクトは、「恋と涙の17才」つちやかおり です。

まずはデータです。

・タイトル   恋と涙の17才
・アーティスト つちやかおり
・作詞     JOHN MEDORA 、DAVID WHITE
・作曲     JOHN MEDORA 、DAVID WHITE
・日本語詞  湯川れい子
・編曲     椎名和夫
・リリース日  1982年6月21日
・発売元    東芝EMI
・オリコン最高位 43位
・売上げ枚数  4.9万枚
 
昨日もロスインディオス&シルヴィア「別れても好きな人」の時に少し言及したんだけども、最近の曲に、あまり見かけなくなった傾向・・・。それはさあ、なんと言っても「エロ」じゃない?
 なんて、唐突に書いたりしてあせあせ

 いや、だってダイレクトにそう思うんだもん。まあ、ストレートに「エロ」といわないまでも、「性的」な表現とでも言うのかなぁ。

 なんでなんだろうねぇ。昔はさあ、歌謡ヒットって、ほとんどが「性的」なものを歌っていたんだけどねぇ。 だからさ、子供がこのテの曲を聴いてると、「まとも」な大人がいる家では怒られやしませんでした?  
 ま、うちは「清廉潔白」な大人はいませんでしたのでふらふら(爆)、怒られはしませんでしたが、小学校の先生には随分注意されたなぁ。こういう曲は小学生が聴くもんじゃありません・・・とかさあ。

 ま、当時、意味なんてわかんなかったんですけどね、結局、大体が「セックス」の事を歌ってたわけだからしてふらふら、ま、そりゃ、小学校の先生は注意するわな。。。


 ときに・・・、今じゃ、そんな「性的」な曲は少なくなってきたからして、もしかしたら、J-POPは、一番「健全」な音楽に成り下がったかもしれない。
 
 アニソンはセックスの事、歌うわけがないからして、次元が違うと思うし。

 あ、だからなんだよね、ワタシがアニソンとかボカロに興味がもてないのって。もともと「性的」じゃないんだ、音楽が。
 というか、ボカロは人間が歌っているわけじゃないし、キカイが歌っているわけだから、「性的」なわけがないんだけども。
 ここですね。自分で書いてて納得したあせあせふらふら


 ところで、今日引っ張ってきた、つちやかおりさんの「恋と涙の17才」。この曲は、めっちゃ「性的」だよなぁ。
 
 元シブがきのフックンこと布川敏和と結婚し、少し前に離婚して騒がれた、つちやかおりさんですが、当時はアイドルだったわけですよねぇ。
 アイドルがこんな「性的」な内容を歌って大丈夫なの? っていうくらい、かなりキワドイ詞の内容になっていたりするんだけどさ。

 ♪ わたし砂に埋めて どうぞ 磔にしたら キスしてやさしく 上から抱いてね ♪

 の件は、そのままSMAVの世界ですよ〜、一歩間違えたら。。

 いやいや、日本語詞の湯川れい子さん、すごい世界を書かれますよねぇ。 間違えなく「ドM」でしょって感じだよね。


 でもさ、今から思えば、こういう性的な音楽の世界が「歌謡ポップス」だと思うんだよねぇ。
 ストレートだしさあ。思わず股間が熱くなるもの。


 それを基準に言えば、最近の曲は「歌謡ポップス」ではないと思う。健全すぎるもん、詞の内容が。男女の関係でも、「仲のいいお友達」な世界なわけでしょ。 ヤバくないもの。 これじゃ、聴いててドキドキしないわけじゃん。思わず股間が熱くなるってことがないわけじゃん。

 これですよ、最近、CDが売れないのって。

 作り手のみなさん、もっと、性的でヤバい曲作らなきゃ。放送コードギリギリの曲とかさあ。
 やっぱ、「放送禁止」の基準とか撤廃しなきゃよかったのかもなぁ。人間、「やるな」と言われるとやりたくなっちゃうもんだし。

 なんか、みんないい子ぶって、それでいて、やたらと理屈っぽい人間がはびこっているのが、今の音楽業界かもしれないなぁ。


 まあ、アニソンが上位に来ているって事は、そういう「性的」な部分が鈍感になっているヒトが増えたって事だもあると思うんで、そういう「性的」な曲を作ったところで、すぐには売れないかもしれないけど。。。


・・・ととと、またまた話がずれた。
 で、この「恋と涙の17才」は、またまたカバー曲なんですよねぇ。
ま、「日本語詞」って入れているところからして、カバーとする分かるわけだけども。
 もともとは、1964年のレスリーゴーアのヒットナンバー

↓ コレ



曲を聴いた瞬間から、あ、これは60年代だよね・・ってわかっちゃうような、典型的なアメリカンポップスの王道・・・いわいるオールディーズってやつだよねぇ。

 まあ、ワタシもこの手のメロディの運びとか、コード進行って好きなんだよなぁ。 っつか、日本のヒットポップスのほとんどって、この辺から聴いてるわけで、だから、聴いててしっくり来るんだよね。

 それを考えると、つちやかおりさんのスタッフがこの辺の曲を引っ張ってきたっていう意図は分からないわけではない。なんと言ってもカバーヒットの時代だったからさ、あの頃は。

 ただ、ちょっと、内容的に難しすぎたよね。ま、「性的」過ぎたってのもあるかもしれないけど。
 82年組ころからは、完全にターゲットは「ローティーン」(つまりはワレワレの世代なんだけども)だったからなぁ。それいえに全体的な作りがちょっと中途半端だったかもしれないなぁ。

いや、そうじゃなく、やっぱし曲との距離感かもなあ。この曲では、歌っている つちやかおりさんとの距離感が遠く感じるんだよね。
 1960年代の曲でしょ。あの年代は、まだ、アイドルは、それこそ「偶像」の世界であって、スターであって、だから、ワレワレ凡人とは、遠く離れた世界の・・・っていう距離感があって普通だった。だから、曲そのものも、歌い手と聞き手の距離っていうのは、遠く離れた・・・ていう感じがあったんだよね。

 でも、このバージョンがリリースされた82年当時は、アイドルは、それこそ、となりの○○ちゃん的、親近感が求められた時代だったからさあ、だから、この曲では、距離感が遠すぎたんですよ

 まあ、いかにもアイドル然としたコが、こんなキワドイ内容を歌い上げるってうコンセプトは良かったと、今になっては思えるんだけどさ。



ところでさ、つちやかおりさんって、意外とウタとしっかりしてたんだよね。高音部とかはアイドルならではの「幼音」っぽくなるけど、中低音部は、結構しっかりと歌ってるし。
 それが、いかにも「幼顔」萌派受けしそうなルックスと対照的だったりして、これがまた、意外なんだけどねぇ。


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最後の果実 / 深田恭子

1999_06_最後の果実_深田恭子






今回の1曲セレクトは、「最後の果実」深田恭子です。

 まずはデータです。

・タイトル    最後の果実
・アーティスト  深田恭子
・作詞      黒須チヒロ
・作曲      小森田実
・編曲      小森田実
・リリース日   1999年5月19日
・発売元     ポニーキャニオン
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数   12.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 11位

 えー、日本の文化たるもの、むかーしから、「ヒトの真似」をすることで成り立ってきているのですな。
 うむ、遠い昔から、「ゼロ」から文化を創れない人種なのですよね、日本人ってぇやつは。ま、それは、ヒット曲の世界でも同じことでして・・・。

 ・・・なんて、書きはじめを持ってきたのは、やっぱ今日引っ張ってきた、深田恭子の「最後の果実」は、少し前に書いた、aikoの「あした」をパクッた騒動ってやつがあったからかなぁ。

 ・・・といっても、この曲に関しては、最初から、aikoの「あした」の「同一曲」っていうことで作られた訳だから、厳密で言う「バクリ」ではないんだけどさ。うん、もともと同じ曲なわけだから。。

 その影響もあってか、この曲のところどころに、aikoがバックボーカルで参加してたりしてるしね。

 ま、それはさておき、こういう曲をアイドルのデビュー曲として持ってくるとは、時代も変わったよね。
 少なくとも80年代だったら、まず、考えられなかったしなぁ、このテのサスペンス的な曲を「アイドル」のデビュー曲として持ってくるってことは。
 ただ、当時は、食わず嫌いで、この曲はあんまり聴いてなかったんだよね。最近ですよ、聴くようになったのは。うん、曲として、結構、面白いな・・・なんて思ったりしてさ。

 それでも16年も経つんですねぇ、この曲がリリースされてから。なんか信じられないな。
 
まあ、蛇足だけど、ちょうどこの曲がヒットした頃から、個人的にネットで、いろいろなヒトのサイトの掲示板をロムるようになり、それだけじゃ飽き足らなくて、コメントを残すようになったんだよね。
 それで、いろいろとネット上の知り合いも増えた頃だなぁ。 それを契機に、この年の暮れに新卒で入社した会社を辞めて、ネットの世界に本格的にのめり始まるんだけどさ。 

・・・・なんて、今回はあっさりな1曲セレクト。。。




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今だから /松任谷由実 小田和正 財津和夫

1985_06_今だから_松任谷由実 財津和夫 小田和正






今回の1曲セレクトは、「今だから」松任谷由実 小田和正 財津和夫です。

 まずはデータです。

・タイトル   今だから
・アーティスト 松任谷由実 小田和正 財津和夫
・作詞     松任谷由実 小田和正 財津和夫
・作曲     松任谷由実 小田和正 財津和夫
・編曲     坂本龍一
・リリース日  1985年6月1日
・発売元  東芝EMI ファンハウス
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数  36.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1985年6月17日〜8月5日付
・タイアップ:ALL TOGETHER NOWテーマソング

 今でこそライブに頻繁に行くようになったワタシだけど、でも、ライブに行くようになったのって、意外と最近なんだよね。
 某C社に入って、野外フェスに誘われてからかなぁ。まあ、C社では仕事柄、付き合いでライブに行くっていうのも結構あったからねぇ。
 だから、30過ぎてからなんだよね、ライブに行くようになったのは。これが。。

 うーん、意外だったかなぁ。

 でも、もちろん、高校の頃から、ずっと行きたい行きたい・・とは思ってたのよ、ライブにはさあ。 まあ、そこは、腰が重たいワタシの事だから、行きたい行きたい・・とは思ってても、なかなか、行動に移せなかったのもあるな。
 いや、あの頃にインターネットっていう便利なものがあったら、行動できたかもしれない。あの当時は、わざわざ「ぴあ」の店頭までいってチケット買わなゃいけんかったからなぁ。

 そんな、腰の重いワタシが一度だけ、行動に移したことがある。

 それが、1985年6月に行われた、「ALL TOGETHER NOW」っていう当時のビッグイベント。

 うん、詳しく書くと、1985年6月15日・・・っていうから、あれから、ちょうど30年経つんだよなぁ。国立競技場で行われた、当時のニューミュージック、ロックの超ビッグネームが一同に介して行ったライブイベントだよね。

 吉田拓郎氏が総合司会って形で仕切り、南こうせつ、さだまさし、オフコース、チューリップ、武田鉄矢、アン・ルイス、イルカ、後藤次利、高中正義、高橋幸宏、加藤和彦っていうサディスティックミカバンドの面々、もちろん、松任谷由実、坂本龍一、細野晴臣といえば、Y.M.O・・・・といった70年代組。
 佐野元春、サザンオールスターズ、山下久美子、白井貴子、ラッツ&スターといった80年代組
 前座が、チェッカーズ、バックコーラスに渡辺美里

 一番の目玉が、大滝詠一、細野晴臣、松本隆、鈴木茂・・といったら、はっぴいえんど 

・・・・なんていう、空前絶後の超豪華メンバーを一同に介したライブでしたわ。

 いや、これが見たくてねぇ。。

 でも、このイベントを知るのが遅くてさぁ、すでにチケットは完売だったよな、たしか。

 で、しょうがなく、オリコンウイークリーの「掲示板」コーナーにあった、チケット売りますに応募したんだっけ。

 で、あえなく撃沈したわけさwww

これ学校サボッてでも絶対行きたいと思ってたのに、これが悔しくてねぇ・・・。いや、いまでも悔しいよなぁ、思い出すと。 日本のロック&ニューミュージック界にとっての歴史的現場に居られなかったっていうのはさあ。

この間も「東京ららばい」の時に書いたんだけども、松本隆作詞生活45周年記念コンサートのチケット取得にゃ撃沈してしまったワタシですが、昔、同じように、超巨匠たちが一堂に冠した記念ライブのチケット取得に失敗のと同じですわ。

 どうも、日本の音楽シーンの「歴史的現場」には悉く縁がないワタシですわ。。。。


 で、今日引っ張ってきたのが、その「ALL TOGETHER NOW」のテーマソングだった、「今だから」。

 歌は、もちろん、このイベントに出演していた、松任谷由実、小田和正、財津和夫の3人。 アレンジが坂本龍一氏っていう、これまた、超豪華な布陣だったよなぁ。

 でもさ、「ALL TOGETHER NOW」に参加できなかった悔しさからか、正直、当時から、この曲ってほとんど聴いてなかったんだよなぁ。
 うん、音源すら持っていない。 当時、オリコンで2週連続の1位、売上げ36万枚もあった、この曲なのにさあ。

 まあ、イベントに参加できなかった悔しさだけでなく、どうも、この曲がイマイチわかんなかったからもある。わかんなかった・・というより、刺さらなかった・・って言うほうがいいかなぁ。

 どうもねぇ、この曲スマート過ぎるんだよね。曲調からしてもサウンドからしても。
 今聴けば、ああ、いかにも85年だよね・・・っていうスマートさなんだけどさ。 ひと言で言えば「都会的」なスマートさっていうのかなぁ、機能的っていうのかなぁ・・。

 まあ、ともかく、「ダサダサ」でイモな曲が好きだったワタシには、まったく刺さらなかったっていうのが、本音なんだよなぁ。
 ちょうど、当時、逆に時代を遡って聴き始めてた頃でさあ、当時のワタシとしては70年代初頭〜中盤の音が「ナウ」なったんだよね。




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別れても好きな人 / ロスインディオス&シルヴィア

1980_06_別れても好きな人_ロスインディオス&シルヴィア





今回の1曲セレクトは、「別れてもすきな人」ロステンディオス&シルヴィアです。

 まずはデータです。

・タイトル   別れても好きな人
・アーティスト ロスインディオス&シルヴィア
・作詞     佐々木勉
・作曲     佐々木勉
・編曲     若草恵
・リリース日  1979年9月21日
・発売元    ポリドール
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数  90.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1980年6月30日〜10月13日、10月27日付

 昨日、八代亜紀の「雨の慕情」なんて書いたんだけども、同じ1980年の同時期には、雨の似合う曲がもう1曲あったわ

ロスインディオス&シルヴィア の「別れても好きな人」


 いやいや、なんかさ、頭の歌詞に

 ♪ 別れた人に会った 別れた渋谷で会った 
   別れた時と同じ 雨の夜だった〜 ♪

ってあるじゃん。

 やっぱ、「雨の夜」なんだよね〜、キーワードは。 だから、今日のような夜、シトシトと雨降る梅雨の夜は、合うわけです、ムード的に。

 うーむ、だからなんですかねぇ、この曲、リリースされたのは、ヒットした前年の9月だって言うのに、ヒット街道に乗っかってきたのは、年をまたいだ、次の年の6月。。 ちょうど、今ごろだったんですねぇ。

 足掛け半年かけて、ベストテン入りまでたどり着いたわけですわ。

 まあ、このテの「歌謡曲」としては、今でも珍しいヒットパターンではないんですけどね。
 でも、ジワリヒット型といえば、ロングヒット・・・ということで、この曲もご多分に漏れず、超ロングヒットでしたなぁ。
 なんせ、ベスト3入りもしなかったのに、ベストテン内に4ヶ月も居座り続けたわけですから〜。

 やっぱし、「カラオケ」で歌われる曲は強い! っつか、この曲あたりだと、ワタシらも違和感なく、当時、カラオケで歌ってたしなぁ、小学生の分際で。。。ふらふら
 うむ、あのころは、ヒット曲といえば、世代を超えた「共通」のものだったからねぇ。

 しかも、まだ、カラオケボックスなんぞ、便利なもんはなかったんで、オヤジにつれられていった飲み屋で、「8トラック」のカラオケよ。

 知らんだろ〜、いまの若いコたちは。 「8トラ」何て言っても。



 とろこでさ、この曲って、大ヒットした、この「ロスインディオス&シルヴィア」がオリジナルだと思っている人が大半でしょう。。。

 ノンノンノン、実は、ロスインディオス&シルヴィアのこのバージョンは「カバー」なんですねぇあせあせ


 あ、これって、みんな知らなかった?


 実は、オリジナルは、1969年11月リリースの「パープルシャドウズ」なのですねぇ・・

 そそそ、♪僕が初めて 君を見たのは 白い扉のちいさなスナック〜 ♪ っちゅう「小さなスナック」が大ヒットをもつ、「GS」ですね。

ま、GSっていっても、ゴールデンカップスのような、洋楽ロック系から、歌謡曲系までいろいろあったからねぇ。その中でも、もっとも「歌謡曲」よりだったのが、パープルシャドウズでしょう。それを考えたら、特に不思議でもないんだけどね

↓ コレ


さすがに、これは知らなかったヒトが多いかなぁふらふら

 っつか、雰囲気が全然ちがうんですけど・・・。なんちゅうか、ちょこっとダサい。
 やっぱし、この曲は、ロスインディオス&シルヴィアのように、ゴージャスな雰囲気でないと。。。。

 あ、ちなみに、パープルシャドウズの方も、一応、オリコンにランクインしてるんですけど・・・
 最高位82位 売上げ枚数0.5万枚・・・・。 売れませんでした。。ふらふら


なんて、テキトーに書いてたら、またまた事実が発覚。。。 パープルシャドウズもオリジナルではなく、オリジナルは、作詞、作曲した、佐々木勉氏本人がうたっもの・・・とのこと。。。

 つまり、ロスインディオス&シルヴィアは、カバーのそのまたカバーっちゅうことになりますな




やっぱ、これですよ、これ。この曲といったら。。。

ところで、2曲それぞれ聴くと、もしかするとお気づきかもしれないけど、それぞれのバージョンで、微妙に歌詞が異なるんですねぇ。

 2番の出足

ロスインディオスバージョンでは ♪ 歩きたいのよ「高輪」 ♪ が、パープルシャドウズでは ♪ 歩きたいのよ「狸穴」♪ ってなってたりして。、

「狸穴」ってどこやねん・・・

ってことだよね。10数年の間に、「盛り場」も変化したってことですわ。

 ちなみに、「狸穴」っちゅうのは、いまの「麻布」界隈ですな。ウム。

 しかし、いつも書くけど、どうして、このころの女のヒトって早熟だったんですかねぇ・・・
 シルヴィアさん、こんとき21歳ですよ。
 やっぱ、歌謡曲のヒトは早熟じゃないと。。。。

それよれなにより、10才で、この曲聴いてたワタシも早熟と言えば、早熟なんですが。。。
・・・ってか、「雨の慕情」でもかいたげと、この頃、歌番組見てれば、このテの「大人」の曲、普通に聴いてたもんねぇ。

いまのヒット曲でダメなところは、こういう大人の曲が無いことだな。
うんにゃ、ワカモノ向けの曲でも、歌詞があたりさわりないの無い内容とか、英語で逃げちゃうとかばっかじゃん。それじゃダメよ。もっと直接的(に性的)じゃなきゃさあ。
 そうするとPTAの教育ママゴンとかネットで「いいヒト」ぶってるヒト達がうるさいんで、回避してるんでしょ、きっと。
 でもさあ、そういうイイヒトブッテル人たちも、若い頃は、こういう「エロい」曲聴いたんじゃないの? アイドルの曲だって昔はもっとエロイ内容だったぞ〜。なに今さら自分たちばっかいい人ぶってんの? と思ったりするんだけどねぇ。
 少なくとも「エロイ」事しなきゃ、子供は作れないわけで。。。。


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真夏の少女 / 堀ちえみ

1982_06_真夏の少女_堀ちえみ






今回の1曲セレクトは、「真夏の少女」堀ちえみです。

 まずはデータです。

・タイトル    真夏の少女
・アーティスト  堀ちえみ
・作詞      中里綴
・作曲      鈴木茂
・編曲      鈴木茂
・リリース日   1982年6月21日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 26位
・売上げ枚数   7.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 24位

っつうことで、今回は堀ちえみの「真夏の少女」。。

・・・と書いても、ほとんどの方は知らないでしょう・・・または、忘れ去られているでしょう ふらふら

 なんて曲だよね。。

堀ちえみにとって、デビュー曲「潮風の少女」につづいての第2弾シングルですな。

 「真夏の少女」なんて、ぱっと見、アップテンポなポップスな曲かいな・・と思わせておいて、これが、全く当たり障りのない典型的な「アイドル曲」なんですねぇ。。

 正直、デビュー曲の「潮風の少女」とさほど、大差はないような曲なんだよな。

 だからねぇ、当時も、この曲は売れねーだろうなぁ・・・なんて中学生ながらも思ったりしましたねぇ。。
 うん、、やっぱさ、ぱっと聴き、新鮮味が感じないんだよね。「潮風の少女」とどう違うねん? ・・・となると、どうしても新鮮味は薄れるわけで・・・。

 折角 ♪体の中までフレッシュ〜 ♪ なんてあるのに、実際、フレッシュが感じないじゃ〜ね〜か・・とか思ったりしてね、生意気にも。

まあ、この曲単体で聴く分には、まずまず、いいかもしれないけど。。。
 曲のどこにも「毒」はないしさ。夏の午前中なんかに聴くにはいいんじゃないですかねぇ。まだ、陽が強くない時間帯当たりにさ。そんなイメージがあるな。
 つまり、「真夏の少女」という割には、ジリジリとした「夏の太陽」のイメージはないわけです。

 かといって、ジメジメとした蒸し暑さもないし、それこそ曲自体はカラッとさわやかなんだけどね。

 だけど、如何せん、インパクトに弱いし、だから、どうしても印象に薄い。。。

 まあ、それは、出し手も覚悟していたのか、この曲と、次の「待ちぼうけ」のインターバルが2ヶ月と、通常より1ヶ月前倒しでリリースされたりしたのよね。
 で、まあ、その「待つぼうけ」の評判が良かったからなのか、この曲は、あっというまに、「陰に隠れた」存在になってしまったわけよ。当時から・・・。

 ・・・・まあ、堀ちえみの曲って、第三者からしてみれば、強烈に印象に残っている曲っていうのも少ないんだけども・・・。
代表曲は? っていわれても、これまた困っちゃんだよね。このヒトの場合。。。





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パタパタママ / のこいのこ

1976_06_パタパタママ_のこいのこ






今回の1曲セレクトは、「パタパタママ」のこいのこです。

 まずはデータです。

・タイトル    パタパタママ
・アーティスト  のこいのこ
・作詞      高田ひろお
・作曲      佐瀬寿一
・編曲      佐瀬寿一
・リリース日   1976年6月25日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数   27.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 16位
・タイアップ:フジテレビ系「ひらけ!ポンキッキ」より

 やおら・・・、なっつかしいなぁexclamation ×2 この曲。「パタパタママ」。

 え? 知りません? 昔、フジテレビでやってた「ひらけ!ポンキッキ」の中で流れてた曲。 今45才前後のワタシと同世代の方には懐かしいんじゃないかなぁ。

 そそそ、日本一うれたシングルの、あの「およげ!たいやきくん」と同じ、高田ひろお氏と佐瀬寿一氏が作り上げた曲ですね。

 流れてたのは、いつだったかなぁ・・・。たしか、ワタシが小学校に上がるか上がらないか・・・の頃だったと思うんだけど・・・。

・・・と思ったら、リリースは、1976年の今ごろだったんだよね。

 そうか・・・そうすると、小学1年生に上がってたんだな、ワタシ。

 ポンキッキって、朝が本放送だったけど、当時は夕方から再放送やってたんだよね。
 たしか、夕方の5時からだったかなぁ・・・。その前に「ピンポンパン」の再放送もやってたような気がする。

 もちろん、ワタシ、ほかの人に違わず、ずっと見てたな。
(ちなみに、後年はTBSの「夕焼けロンちゃん」にシフトしたのでした。。。←すいません、関東ローカルだったと思うんで、他の地区だったヒトは知らないよね。。。)


 だけど、「ポンキッキ」から生まれた曲って、結構あったよね、当時。
 注目されるのは、どうしても「A面」の方の曲なんだけど、B面の方も結構面白かったりして。。

 「たいやきくん」のB面が、なぎらけんいち氏の「いっぽんでもニンジン」なのは、有名なところだよね。

 で、もって、この「パタパタママ」のB面は「ホネホネロック」だったりして・・・ふらふら


 ・・・・なんていう、「パタパタママ」だけど・・・曲は、「たいやきくん」の「哀愁感」漂う曲調と打って変わって、スピード感ある曲だったよね。


 ♪ パータパタママー パータパタママー パーターパター ♪

 っつうのふらふら

 そんでもって

 ♪6じ あまどパタパタうるさいなー 
  7じ おなべケロケロ だいどろこー ♪

 って具合に、1時間ごとの「出来事」を歌っていくの・・・。

 ・・・でもって最後が

 ♪パタパタママ パクパクママ もう8じ そろそろボク パシャマをきておやすみさ〜 ♪

 ってなっているわけで・・・。うーん、当時は、これにならって、8時には寝てたワタシですふらふらふらふら

 なんて健康優良児だったのでしょうふらふら


 とろこで、のこいのこ ってヘンな名前だけど、まあ、関東地区のヒトは、「オノデン」のCMで知らないヒトはいないよ・・・ね。

 ♪ オノデンぼーやが未来と遊ぶ〜 電気いろいろ秋葉原〜 ♪ってCM歌ってたヒトですよん。

 レコードジャケットもそんなイラストだけど、チリチリあたまのねーちゃんでしたね。

 ところで、のこいのこ さんとポンキッキっていう、もう1曲、「ハッスルばーちゃん」って曲があったんだけど・・・。

 ♪いなかの いなかの ハッスルばーちゃん ジャンボにのってやってきた 〜 
 〜 あーあ おばあちゃん 78歳 だって 〜 ♪

っていうの。。 

 あれ? しらないかな?

 当時、丁度、ソウル・ディスコブームだったじゃん。

 ヴァンマッコイの「ハッスル」が大ブレイクしてて。それにかけてんだよね。そんな感じの曲だったもの。

 ワタシこの曲、好きだったんだけどなぁ・・・。この曲、オリコンにはランクされてないのねぇ・・・。

 ・・・そのまえに、レコードリリースはされてないのかもしれないけど。。。

↓ コレ


うわっ、今聴くと、ヴァンマッコイ、 「モロ」だねぇ〜。


・・ということで、「パタパタママ」の動画



しかしさあ、こんな完全子供向けの曲が、30万枚近く売れた時代。今じゃ考えられないよなぁ。
そう言えば、この年は、ポンキッキとは対抗馬的に、NHK「みんなのうた」からは、「山口さんちのツトム君」って曲も50万枚近い大ヒットだったしな。
 この年は子供向けソングのアタリ年だったんだよね。
ちなみに当時は、オリコンは、アニメソングは、一般曲とは別扱いで売り上げを発表していなかったんだけども、同じころリリースされた、「キャンディキャンディ」なんかは、ゆうにミリオンセラーになっていたって話だしね。
 それだけ子供の数が多かったってことだよなぁ。第2次ベビーブームの頃の子供が物心ついた頃だもんね。
ワタシもその中の一人なんだけども。。。


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君は1000% / 1986 OMEGA TRIBE

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今回の1曲セレクトは、「君は1000%」1986OMEGA TRIBEです。

 まずはデータです。

・タイトル    君は1000%
・アーティスト  1986OMEGA TRIBE
・作詞      有川正沙子
・作曲      和泉常寛
・編曲      新川博
・リリース日   1986年5月1日
・発売元     バップ
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数   29.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1986年6月2日〜7月21日付
・タイアップ:日本テレビ系ドラマ「新・熱中時代宣言」主題歌

 さて、今回の1曲セレクトは、1986 OMEGA TRIBEの「君は1000%」なんぞどうですかねぇ。

 この曲、いつ出すか・・・とタイミングを測ってたんだけど、ヒットのピークであった・・・ってこともありーの、そろそろ出しとかないとね。


 この曲さあ、ヒットした当時、まあ、よく聴いてたんだわ。うーん、そんなに特別にすきでもなかったんだけどねぇ、なぜか、リリース直後にレコード買っちゃってて、よく聴いてたな。
 
 だから・・なんですかねぇ、完璧な「聴き飽き」状態でして、なんかさ「もういいわ」って感じが、ずーーーーっと続いてたんだよね。
 
 その位聴いてたんで、この曲・・・っていったら、「1986年」のあのころの「匂い」が鼻腔からしてきますわ。
 17才になる直前、青春真っ只中でしたわ。うん? そんなころがあったのかいな? あったんですねぇ・・・。


 ま、この曲は、前年に解散した、「杉山清貴&オメガトライブ」が、実質上、「分裂」して、杉山清貴はソロに、で、もって、オメガドライブは、カルロシトシキっちゅう、日系ブラジルなヒトがボーカルにくわわり、新生オメガトライブって言う方で、リリースした、ま、いってみれば「デビュー曲」ですわ。

 きっとね、リリース当初、レコード買ったのは、「オメガトライブ」が活動再開・・・っていうニュアンスでとってたからだと思う。
 いや、当時、結構、オメガトライブって好きだったのよ、個人的に。うん、「杉山清貴&オメガトライブ」の方ね。
 あのYAMAHA「RX7」を前面に出した、今から思うと「硬質」的なサウンドが、いかにもあのころの時代を象徴しているようでさ、そこが良かったのよ。
 で、この「新生、オメガドライブ」にも、そういうサウンドを期待してたんだと思う。

 ただ、実際は、オメガトライブはオメガトライブでも、ちょこっと気持ち「ソフト」っていうか、空洞って言うか、軽い感じになっちゃってて、もう一つ、期待してた音になっていなかった・・・っていうのが、残念に思えた記憶があるねぇ。



これ、公式PVということなんだけど、こんなのあったんだねぇ。
以前も書いたけど、この当時は、まだPVも一般的じゃなかったからねぇ。知らないものがいっぱいあるんだよね。
 しかし、OMEGA TRIBEのメンバーが出てこないぞ〜。 どこから見てもドライビングミュージックって感じのPVだよね。もろ、「80年代」って感じで。。。 青山にあった「キーウェストクラブ」あたりでよく流れていたような・・・って感じの。。。
 


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雨の慕情 / 八代亜紀

1980_06_雨の慕情_八代亜紀






今回の1曲セレクトは、「雨の慕情」八代亜紀です。

 まずはデータです。

・タイトル    雨の慕情
・アーティスト  八代亜紀
・作詞      阿久悠
・作曲      浜圭介
・編曲      竜崎孝路
・リリース日   1980年4月25日
・発売元     テイチク
・オリコン最高位 9位
・売上げ枚数   56.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 
・ベストテンランクイン期間:1980年6月9日〜7月14日 8月11日〜9月1日付


  やっぱり、梅雨ですから、「雨の曲」が季節的には似合ってくるもんですわな。
 このあいだ、FACE BOOKで参加している「昭和時代」っていうグループで「雨の唄というば?」って言うトピックスが立ってまして、そこでもこの曲を上げられてましたけどね。

 八代亜紀 「雨の慕情」

 しかし、以前、ネット上のアンケートでも、同じようなアンケートがやってた事があって、並み居る「ポップス系」アーティストを抑えて、この曲が1位を取ってた事があったなぁ。この曲の印象っていうのが、かなり強いんだねぇ・・・なんて思ったな。

 ・・・・というワタシも、「雨」とつく曲は? なんて聞かれたら、やっぱ、八代亜紀のこの曲を投じちゃいそうだな。。ふらふら

 いや、なんか、それだけ、結構、強烈な印象があるのよ、この曲。

 オリコンでは9位までしか上がらなかったこの曲だけど、うーん、やっぱ、ベストテンでのきれいな「雨のセット」の印象と、それよりなにより、この年1980年の年末の賞レースでの、会場が一体になっての

 ♪ あめあめ ふれふれ もっとふれ〜 ♪

の大合唱が印象に残ってるんですかねぇ。

 うむ、もちろん、大合唱といっても、あの年はさあ、いわいる「80年代アイドル」の最初の当たり年だったわけで、会場のお客の大半が、各アイドルの「親衛隊」だったわけじゃん。
そんな各親衛隊連中がひしめく中で、各親衛隊の「垣根」を越えての大合唱だったわけだからさあ。一種、「異様」の光景っちゃ失礼だけど、かなり壮観な光景でしたよね。ま、それだけ、「世代」を超えて支持された曲だったんだよね。
 特に、この年の「日本歌謡大賞」での、「雨 雨 降れ 降れ もっと降れ」コールは凄かったからなぁ。

 まず、今じゃ信じられないもんね。演歌にワカモノが応援コール送るのって。
AKB とか EXILE とか、嵐 のファンが水森かおりに向かって、応援コールを送ってるようなもんだから。
そんなの考えられないじゃん、今では。

 だからこそ、この年の賞レースは、「五八戦争」なんていわれた、五木ひろしと八代亜紀の熾烈な大賞争いを演じたわけだけど、レコード大賞も歌謡大賞も、最終的にはこの曲が受賞したんでしょう。
五木ひろしが、この年「大賞」取れなかったのは、「若者」の支持があったかなかったかの差・・・だよね、きっと。
 特に歌謡大賞は、如何に幅広く「大衆支持」されているかってところが強かったから、あの頃は。
 あの「雨 雨〜」の大コールがあって、この曲、大賞とらなかったら、それこそ、ブーイングの嵐だったろうしなぁ。。。
そう言う意味では、あの頃は、大方のヒトが見ても、まだ「納得」がいく、賞レースだったんだよね。

で、もって、この曲が当時の若者に支持があったっていうのは、あの頃の歌番組の影響が絶大だったよね。
「夜ヒット」しかり、「ザ・ベストテン」しかり。
 特にベストテンでの、綺麗なセットをバックにした演出効果は大きかったと思うなぁ。
あのころ演歌で、セットをつけた演出なんてベストテンくらいしかありませんでしたからねぇ。しかも、唄を引き出すをライティング効果も考えた、綺麗な演出効果とかさぁ。
 
それに加えて、サビの「雨 雨〜」のところの振りでしょ。
 ま、今見たら、なんてことない振りなんだけど、それらの演出が当時の若者の心を取られるには充分だったんだよね。

そんな「若者」側にいたワタシとかさあ、、当時は、演歌とか普通に聴いたもんね、当時は。
今みたいに特定のジャンルとかアーティストの曲しか聴かないではなくて、「ベストテン」なら「ベストテン」っていう番組自体を楽しみにしてたからさあ。
 だから、当時は演歌だから、イヤ・・とかいう発想はなかったし、同世代でも、みんな普通に知ってましたよね、この頃のヒット演歌は。

 当たり前だけど、賞レースだけで、あれだけのコールをもらえたわけではないわけで、それまでに若者の心をとらえるサムシングがあったわけなんだよね。





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太陽がいっぱい / 松本伊代

1983_06_太陽がいっぱい_松本伊代







今回の1曲セレクトは、「太陽がいっぱい」松本伊代です。

 まずはデータです。

・タイトル    太陽がいっぱい
・アーティスト  松本伊代
・作詞      篠塚満由美
・作曲      羽佐間健二
・編曲      鷺巣詩郎
・リリース日   1983年6月1日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 14位
・売上げ枚数   12.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 16位

 昨日からジメジメとしてて、どうも気持ちが悪いですわ。まあ、梅雨だからしゃーないですが。
だけど、今日は昨日までの天気予報とは違って、雨は降らず、ちょこっと晴れ間まででてますね。
 そんじゃ、予定を変更して、この曲を持ってきますか。

 松本伊代 の「太陽がいっぱい」っつう曲。

 なに? 光GENJIの「太陽がいっぱい」だと思った方〜、ちゃいまっせ。 
 アラン・ドロンの「太陽がいっぱい」だと思った方〜・・シブいね。

 うむ、あくまで、松本伊代の「太陽がいっぱい」ね。 ・・・・といっても、もしかして、↑にあげた中で一番「マイナー」だったりして。。
 
 きっと、大半の方は覚えてないでしょうな、この曲。

 いや、もし、ワタシも聴いてなかったら、すでに忘れていたかも、この曲は。「中期」の松本伊代のなかでも、結構、死角に入っちゃってる曲だもんなぁ。
 うむ、コレといった話題もなかったし、タイアップもついてなかったし。。。正直、コレといって書くことがないんだよね。

・・・・ぢゃ、話が終わっちゃうよなぁ〜。。。


 ま、とりあえずは、松本伊代としては、珍しい曲調ではあったな。ラテンよ、ラテン。 サンバ調の。。バックでコンガとかマラカスがなってまっせ。
 その辺が、サビの詩の中に「コパカバーナ」なんて出てくる所以ですな。

 とはいえ、どうしても「コハカバーナ」ってでてくると、バリーマニロウの「コパカバーナ」が先にでてきちゃって、頭の中で、それと比較しちゃうんで、なんとなく、この曲の印象が薄れてきちゃうんだよなぁ。

 それと、2番の「光る汗 虹を作れば〜」っていう詞がすごいよなぁ。
汗で虹を作るのって大変だよね・・・とか上げ足し取っちゃったりしてあせあせあせあせ

 ・・・・あ、ここの件は、近田春夫氏の受け売りです。。ふらふら

・・・とか  ちなみに、作詞は、ものまねタレントでも活躍した、篠塚満由美さんなんですけどね。


ま、派手な曲調の割には、存在感はジミーな曲なんだよね。
 個人的にも、そう言えば、文化放送の「全日本歌謡選抜」で、この曲を紹介する時にMCの小川哲哉氏が、「伊代ちゅわ〜ん」って、例のなれなれしい口調でしゃべってたな・・・ってくらいしか、記憶になかったりしてね。正直申しまして。。。





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