かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

なんてったってアイドル / 小泉今日子

1985_11_なんてったってアイドル_小泉今日子






今日の1曲セレクトは、「なんてったってアイドル」小泉今日子です。

 まずは、データでーす。

・タイトル    なんてったってアイドル
・アーティスト  小泉今日子
・作詞      秋元康
・作曲      筒美京平
・編曲      鷺巣詩郎
・リリース日   1985年11月21日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   28.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1985年12月2日〜1986年2月3日付

 さてさて、本日もキョキョンと行きます。怒涛の3連荘ですが、さすがに、続けて書くのもなんなんで、とりあえず、今日でひとまずキョンキョンは一区切りということで、この時期のサイゴとしては、やっぱり、一番の「問題作」をということで、この曲を引っ張ってまいりました。

 兎に角、この曲は衝撃的でしたね。よく言えば、アイドルに対する「警鐘」、悪く言えば、80年代アイドルに対しての「自爆」ってところでしょうか。
 
 弁護的に書くと、「アイドルも一人の人間。操り人形じゃなくて、自発的に行動したい」っていう自らの宣言ってもいえますけどね。

 ただ、やっぱり、「アイドル」っていうからには、語源的には「偶像」だからして、「自発的」なのは、アイドルとはちゃうんぢやないかなぁ・・とも思えるわけです。

 それと、もう一つとれるのは、おニャン子に対してのアンチテーゼってことかなぁ。
 「私はスターなのよ! あんたたちみたいな となりの○○子ちゃんとは違うのよ!」という強烈なメッセージとも取れますわね。

 しかも、詞は、おニャン子の仕掛け人の秋元氏がかいてるところがミソね。

 兎に角、考えれば考えるほど、いろいろととれる曲ですわねぇ。

 まあ、よくよく考えれば、いろいろメッセージ性がある曲ってわけで、実際のところ、そこまで考えて、この曲聴いてたかっていうと、そういうわけではないですよね。
 単純に楽しい曲って感じでさ。

 ただ、この曲、作曲は筒美京平氏なんですよね。それにしては、ちょっとこれっていうメロディがない・・っていうか、筒美氏的なところがあんまり見られないんだよね。
 やっぱし、詞とタイトルが強烈だかんね。 メロディは、あんまり重視しなかったってところでしょうか。
 この曲に関してはねどちらかというと、サウンドクリエート面で筒美氏は、関わっていたようです。

 実際のアレンジは、鷲巣詩郎氏で、筒美−鷲巣コンビは、松本伊代の「センチメンタルジャーニー」もそうですが、音的な指定は筒美氏が行っていたようです。
 歓声の声入れたり、わざと、ラッパの音をちゃちくしたりとかなど・・・ですね。

 あとは、ほとんどが打ち込みなので、音的には、ほんとにちゃちいんですよ。この曲。
 だから、最初聴いた時は、詩に関しては、「すげぇなぁ」とは思いましたが、音に関しては、「なんだ? このちゃちさは」って印象しかなかったなぁ。
 だって、歓声のSEにしても、なんか中途半端だしね。

 まあ、意図的にコンパクトにしたのかもしれないけど・・。

 あ、さいごの「バイバーイ」って言うのは、キョンキョンの意図的なところみたいですけど、。

 まあ、兎に角、この曲を境に、80年代アイドルっていうものに、ひとつの区切りが付いたことは間違いないですわなぁ。
 80年代の前半と後半を区切る1曲ってところですね。

 ・・で、現実はというと、この曲のように、アイドル=スターという神話は、これ以降くずれ、「となりの○○コちゃん」的、もっというと、オタク的にアイドルが傾いて行っちゃたのは、時代の皮肉さってもんですかねぇ。

 それとも、そこまで、秋元氏は考えてた? 


 うぬー、3連荘トリの曲にしては、腑抜けな文章になってしもたな〜。 読んでくれてる皆様、スマソ。





※2005年11月に書いたものの再掲載です。

月ひとしずく / 小泉今日子

1994_11_月ひとしずく_小泉今日子








今日の1曲セレクトは「月ひとしずく」小泉今日子です。

まずはデータです。

・タイトル     月ひとしずく
・アーティスト   小泉今日子
・作詞       井上陽水 奥田民生 小泉今日子
・作曲       井上陽水 奥田民生
・編曲       白井良明
・リリース日    1994年11月14日
・発売元      ビクター
・オリコン最高位  7位
・売上げ枚数    23.0万枚
・タイアップ    TBS系ドラマ「僕が彼女に借金をした理由」

 昨日は、同じキョンキョンの「木枯らしに抱かれて」を紹介しまして、最後に、まだ、1曲紹介したい曲が・・・と書いたのですが、実はこの曲だったんですねぇ。

 たしかに、この時期って、小泉今日子、毎年のように新曲リリースをしていたんですが、個人的に言って、この曲ほどインパクトがあった曲は、そうそうはなかったんですよねぇ。

 確かに、83年の「艶姿ナミダ娘」なんて、タイトルはインシパクトあったけどね。

 うん、初期のころの曲は、また、あらためて機会を設けるとして、今日は、こちらの曲で行かせてくだされ。

 「月ひとしずく」・・・・・RUIの「月のしずく」ぢゃないよ。

 あれから11年経ってるっていうのに、この曲未だによくわかんないんだよね。意味が。
 まあね、作者が井上陽水、奥田民生のコンビだかんね。そう、深く考えても答えが出てくるわけがないんだけど・・・。
 メロディラインがねー、普通ぢゃない。

でだしの

♪  人にまかせて 僕らは行こう
 (コード) B F#m7 B

人にまかせた 人生だから〜 ♪
     B F#m7 EM7

でいきなり、半音下がって、キーまで転調しちゃう・・・

と言葉で書くと、別に〜・・・なんだけど、これが音になると「ひんまがって」聴こえるんだよね。
 一瞬、「不協和音」っぽい響きになるんだけど、不快ではない。。。でも変な感じ・・・っていう。ものすごいじれったい気分になるのよ。この曲。

 まあ、これがいいんだよね。この曲は。 最初にも書いたように、タダモノでない2人が書いた曲だから・・。 タダモノであるはずがない・・と。
 これからすると、これより後年のPUFFYの曲なんかはまともだよね。メロディラインなんかは・・。そうでもないかな?

 でも、絶対に、「あ、この2人だ」って分かっちゃうところはあるよね。 それが、オリジナリティなわけだけどね。

 ちなみに、この「月ひとしずく」の詞は、井上陽水 奥田民生 小泉今日子 3人の共作なってるけど、どうも、「いっせいのーで」で同時に書いて、適当に貼り付けて行ったらしいですわ。

 だから、歌詞に意味がほとんどないんだよね。わけわかんないもんね。

♪ 人の心は移りがはやい 浮かれていたらバカをみるけど
  気にしない 気にはならない
  今夜のつきもきれいだね  ♪

「??????」な詞でしょ。 人の心は移りがはやいけど、気にしない・・・この辺はわかるんだけど、なんで、「今夜のつきもきれいだね」なんでしょ??

 このへんが、3人せーので書いて切り貼りした「成果」(?)なわけですわね。

 これ、詞だけでなくて曲もそんなかんじだわね。


 こういう、一見「びょーき」な曲をキョンキョンが歌うってところが、リスナーとしては、うれしいわけですね。

 しかも、この曲のリリースタイミングもびみょーなんですよね。
 これの前が「My Sweet Home」、あとが「BEAUTIFUL GIRL」なんだけど、どちらかというと「渋谷系」的な曲をやってたよね。このころのキョンキョンって。

 このなかにわって、無理やり言ってジャパニーズアシッド的な匂いがするこの曲が割り込んで来てる。
 このバランスが絶妙なわけですよ。

全体的に音も元気がいいし、意味がない割には曲が生きてるって言うかね。
 特に、ワタシャ、このきょくのドラムとベースラインが好きなんですわ。
 つい元気になっちゃうんだよねぇ。

 この曲、大ヒットというところまでは行かなかったわけで、一部のチャートファンとか、キョンキョンファンには支持する人が結構いるんだけど、一般的には認識が薄い曲の部類なのかもしれないねぇ。
 でも、是非、みんなに聴いてほしいなぁ。

 まじで脳みそ洗われる感じね。


 最後に、ここまできたら、キョンキョンのあの曲も出すべきだわな・・・
 ということで、明日も、キョンキョンのあの曲を紹介します。 
 怒濤ののキョンキョン3連発。 うーん、でも、どうしてもこの時期にインパクトの強い曲をリリースするのず、このヒトの特徴だわね。
 だから、はずせないわけで・・。





※2005年11月に書いたものの再掲載です。

木枯らしに抱かれて / 小泉今日子

1986_11_木枯しに抱かれて_小泉今日子







今日の1曲セレクトは、「木枯らしに抱かれて」小泉今日子です。

まずは、データでーす。

・タイトル    木枯らしに抱かれて
・アーティスト  小泉今日子
・作詞      高見沢俊彦
・作曲      高見沢俊彦
・編曲      井上鑑
・リリース日   1986年11月19日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数   27.9万枚
・THE HIRCAHRT HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1986年12月8日〜1987年3月2日付
・タイアップ 映画「ボクの女に手を出すな」主題歌

 ついにキョンキョン登場! この曲、いつ書くか、いつ書くか・・・と、ずっと引っ張ってきたのですが、既にリリースされた日付を超えたので、本日、持ってきました。
 秋が深まり、木枯らしが吹き始めるという頃になると、この曲が恋しくなるもんです。

 でも、年代によって思い浮かべる曲って違うかなぁ。例えば、同じ「木枯らし」でも、一回り年上の世代では、「木枯らし」って言ったら、伊藤咲子の「木枯らしの二人」を思い浮かべるかもしれませんもんね。
 でも、ワタシらの世代では、多分、「木枯らしに抱かれて」を連想する方が多いんぢゃないかな?

 正直言って、最初この曲を聴いたときは、びっくりしたね。
雰囲気がガラッと一変したような感じがしたな。
 この曲の前の曲は、「夜明けのMEW」っていう、比較的サッパリした曲だったんですよね。
 一部、筒美京平フリークの間では、かなり評判が高いこの曲ですが、個人的にはイマイチはっきりしないなぁ・・・っていう印象だったな。あまり大きな抑揚がないんだよね。だから淡々と流れていくって言う感じで・・・。
 たしかに、「夏」っていう季節を考えると、こざっぱりした曲のほうが聴きやすいってことはありますけどね。

 でも、この「木枯らしに抱かれて」は、季節は冬の始まり。その季節感にあわせて、重いよねぇ、抑揚感タップリだよねぇ。
 全体的に見ると、上に書いた伊藤咲子の「木枯らしの二人」をモチーフにしてんぢゃないかって思わせるような曲調ではあるんだよね。
 例えば、イントロ部は、ロシア民謡っぽい入り。これは、「木枯らしの二人」も同じようなモチーフだったもんね。
 違うのは、あそこまで、緊張感タップリというわけではないってところかな。
 「木枯らしに抱かれて」の方が、淡々としている。流れていくような本編のメロディだもんね。

 歌詞の内容は、スバリ言って、「切ない片思い」ってやつですね。

♪ せつない片思い あなたは気付かない ♪

っていう歌詞が随所に出てくる。
 これも、季節的な内容なんだろうね。深まる秋⇒木枯らし⇒片思い⇒せつなさ
 っていう図柄がはまっている設定ですわね。

それと、びっくりするのは、間奏でいきなり、イングランド民謡っぽくなるところね。
 これは、初めて聴いたときは、まったく予想もしていなかった展開に唖然となったなぁ。
 
 イントロからAメロ、サビにかけては、ロシア民謡。で、この間奏部分だけは、イングランド民謡・・・と、たしかに、無理くり言うと、ヨーロッパつながりといえるけど、かなり異色な取り合わせですよぇ。

 この曲、作曲は、アルフィーの高見沢氏、アレンジは、井上鑑氏ですが、両者ともによく考えて作ってあるなと思いいますね。
 それだけ完成度は高い曲っていえるんだけど、それもあってか、キョンキョンとしては、異例の長期ロングランヒットになりましたね。
 セールスこそ、レコード自体が売れない時期だったんで、28万枚あまりになっているけど、ベストテンは、実に3ヶ月もランクインされています。
 これは、キョンキョンとしては、後年、「あなたにあえてよかった」(91年)というロングランヒットが生まれていますが、「アイドル」真っ只中の当時としては、異例のロングランヒットとなった訳です。
 
 そけだけ。幅広い支持を得られた曲ってことなんですよね。


 最近、上戸彩の曲で「夢のチカラ」って曲がありましたが、あれは、完全にこの曲をモチーフにしてるもんね。
 作詞、作曲は同じ高見沢氏だから、まあ、完全に意図的にやったって感じだわね。



※2005年11月に書いたものの再掲載です。


ジェームスディーンのように / Johnny

1981_11_ジェームスディーンのように_Johnny







今日の1曲セレクトは、「ジェームスディーンのように」Johnnyです。

まずは、データでーす。

・タイトル    ジェームスディーンのように
・アーティスト  Johnny
・作詞      Johnny
・作曲      Johnny
・編曲      T.C.R.横浜銀蠅.R.S
・リリース日   1981年11月18日
・発売元     キング
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数   50.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1981年12月7日〜1982年2月8日付
・タイアップ   TBS系ドラマ「茜さんのお弁当」主題歌


 さて、久しぶりに1981年の曲を引っ張って来ました。
 これまで、あんまり、引っ張っては来なかったけど、81年っていったら、「ツッパリ」ブームだったんですよねぇ。
 前、夏に「なめんなよ」を紹介した時も書いたけど、「ツッパリ」って言うのは、「ブーム」を通り越して、「ファンシー」にもなってたんだよね。
 それだけ、既に一般にも入り込んでいたって言うかね。
時に、全国的な校内暴力が荒れてたわけで、まあ、みんな欲求不満が溜まってたんでしょうねぇ。
 同世代・・・正確には、若干、ワタシらよりは、年上の世代なんだけど、まあ、ヒトの事は言えない世代ですわね。ワタシらも。

 その中心グループだったのが、横浜銀蝿ですわね。この年の1月にリリースした、「ツッパリHigh School Rock'n Roll(登校編)が大ヒット。一躍、ツッパリブームが広まったわけですわ。
 曲は、今聴くと、どうってことない、3コードの単純なロックンロールなんですよね。
 でも、たしかに、シンプルでスピード感はあるんですよ。バイクで飛ばしているあの感覚っていうのかな?
 車でも同じですね。この曲聴きながら、車運転してると、ついつい飛ばしたくなっちゃうもんねぇ。

で、その横浜銀蝿のリードギターが、このJohnnyだったんですよね。
 グラサンしてるから、よくはわからないけど、甘いようなマスクは女性人気が高かったですよねぇ。
 で、どういう経緯で、ソロに踏み切ったのは、よく分からないけど、この「ジェームスディーンのように」のリリースとなったわけです。
 
 この曲、銀蝿関係としては珍しく、ドラマの主題歌なんだよね。TBS系の「茜さんのお弁当」。
 ワタシも実際、あんまり見たことないんだけど、たしか、このドラマで銀蝿一家の嶋大輔とか、杉本哲太がデビューしたんだよね。
 まあ、両者とも地のままのツッパリ役だったけどさ。
 でも、後年っていうか、今、嶋大輔がリバイバルになったり、杉本哲太なんて、大河ドラマにも出演するくらいの大物役者だもえねぇ。 
 変われば変わるもんだよなぁ。あの時分、こんなになるとは思ってもなかったし・・。ウタだめになったら、ただのチンピラにしかなれないと思ってましたよ。

・・・と前置きはこのくらいにして、「ジェームスディーンのように」ですが、確かに、基本はロックンロールの流れを汲んでるんだけど、もっとロックというか、大衆性に富んでるんですよね。
 銀蝿は、いかなる場合でも3コードのロックンロールを貫いていたけど、この曲は、そのようなこだわりは一切なし。
 シンプルなんだけど、キャッチーなメロディラインが印象的だったんだよね。

しかも、サビから始まる構成も、結構斬新だったしね。

♪ おいで     Come On Come On Come On
暗い目をして  Come On Come On Come On
  すねていないで Come On Come On Come On
  走り出そうぜ  Come On Come On Come On  ♪

ってところが核でしたよね。
 最後の ♪Come On  Come On  Come On ♪のところのハーモニーが個人的には一番、好きなところだな。
 こう、文字でかいても、構成的には、すごくシンプルなんですよね。
言って見れば、子供でもかけそうな詞なんだけど、でも、実際やるところが銀蝿らしいんだけどね。  

 こう書くと、いかにもシンプルなロックンロールしか書いていないかっていうと、そうでもないんだよね。
 例えば、この年1981年の7月にリリースされた、西城秀樹の「セクシーガール」なんてのは、横浜銀蝿の作詞、作曲だしね。ああいう、歌謡曲っぽいメロディも書けるんだよね。
 このヒトたち。

 うーん、どちらかというと、この「ジェームスディーンのように」もあのメロディラインにちかいかもなぁ。
 それだけ、ロックでありながら、歌謡曲よりのキャッチー路線だったって言うわけです。


 ああ、そうそう、個人的に、この曲で思い出すことが一つあるんだよねぇ。
 丁度、同じ時期に、薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」がバーッと大ヒットしてきたんですよ。
 例の「ザ・ベストテン」では、この曲と、「セーラー服と機関銃」の1位争いだったんだよね。

 今でも覚えてる1982年1月14日放送。
1位 セーラー服と機関銃     9156点
2位 ジェームスディーンのように 9019点

その差がわずかだったんですよ。。
 で、当時の友だちと「賭け」をしたんですねぇ。次の週、どっちが1位取るか、当たったほうが500円出す・・ってねえ。
 当時、私ゃ小学6年で、500円っていうのは、結構な大金だったのよ。まあ、時代が時代で、今だったら、1000円以上だよね。

 ワタシは、粘りの様相を見せてた「ジェームズディーンのように」を推したんだよね。
 だから、友だちは、「セーラー服と機関銃」だよね。

 結果は・・・・

1982年1月21日放送

1位 セーラー服と機関銃     8876点
2位 ジェームスディーンのように 8649点

にゃんと、逆に、「セーラー服と機関銃」が粘っちゃったのよ。。

 もちろん、私ゃ500円払いましたよ。。。

 でも、これが、親にバレてこっぴどく怒られたなぁ。 子供のくせして「賭け事」なんて・・ってねぇ。

 でも、私ゃ、そんなことより、自分の予想が外れたことがショックだったなぁ。
 あれ以来、ヒットチャートの動きをもっとよく見るようになったんだよね。
 今の、仕事は、あの時のショックの延長線上にあるような気がするんだよねぇ。

 まあ、何の因果か・・という感じもするけど、ガキの頃のちょっとした出来事が、いまに繋がっているような気がするなぁ

なんかね、「ジェームスディーンのように」を聴くと、いつもあの時のことを思い出すんだよねぇ。

 反面、だからといってはなんですが、薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」は未だにキライです。。。。
 
 ウソのようでホントの話。





※2005年11月に書いたものの再掲載です。

挑発∞ / シブがき隊

1983_11_挑発∞_シブがき隊






今日の1曲セレクトは、「挑発∞」シブがき隊です。

 まずはデータから

・タイトル    挑発∞
・アーティスト  シブがき隊
・作詞      売野雅勇
・作曲      井上大輔
・編曲      馬飼野康二
・リリース日   1983年10月14日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   27.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1983年10月24日〜12月5日


えー、シブがき隊です。
 のっけから、意味不明な入りですが、どう入ったらいいか、きっかけがつかめなくてねー。
 このすごいタイトルの曲、果たして、どう切り込んでいこうか・・・と悩みまして。。。

 「挑発∞」⇒ちょうはつ「むげんだい」  っすよ。

数学が苦手、記号をみるのもイヤ!っていう方にはとんでもないタイトルですな。

 シブがき隊。いわずと知れた、ジャニーズ軍団ですが、いまや、影が薄いですよねぇ。確かに、あれから20数年経ってますし、これ・・といった代表曲も・・・。あんまり浮かんでこないっつうかね。
 まあ、あの時代を知ってい方なら、いざ知らずですが、いまの若いコには、ピンとこないっすかねぇ。

薬丸裕英(ヤッくん)
布川敏和(フックン)
本木雅弘(モックン)

の3人組っすね。

 えー、いまや、薬丸氏は、「ハナマルマーケット」の顔。本木氏は、完全に「俳優」となってしまいましたわね。

 しかし、影が薄い、シブがき隊っすが、もち歌は、「濃い」曲が多いんだよねぇ。
 だいたいが、歌唱力のない3人(本木は、後年結構ウタはうまかったけど)だったんで、結局は「力任せ」に歌うしかなかったわけでね、結局たどり着いたところが、ヘビメタ歌謡というわけで・・・(^^;;;;;

今考えても、ジャニーズの中でも、結構異色なポジションにいるよねぇ。
 この傾向は、4曲目の「処女的衝撃」あたりから始まったのかな。
 え? 読めます? 上の曲のタイトル・・・「バージンショック」っすよ。。。。。
 普通、読めへんって。。知らない人は。
 ♪まぶしすぎるぜ、こんな衝撃 ショョク ショック ショック バージンショック! ♪
 すんげえ歌詞だ。いま、パンク系のアーティストって結構いるけど、ここまでかける奴ら、あんまりいないよねぇ。
 次が「ZOKKON命」・・・。これは、イントロがナイトレンジャーの「炎の彼方」のパクリで有名な曲だわね。
(俺は好きだけど・・)

 で、1曲飛んで、この「挑発∞」となるわけですが、なんか、だんだんエスカレートしていってるんだよね。タイトルが。 ここまで来ると、ちょっとやりすぎだろ? って感じだったもん。
 曲も、めちゃくちゃ大げさだったんだよねぇ。めちゃくちゃ大げさのラッパに、ストリングスが絡んで・・・。
 メロディは、処女的衝撃にくらべると、まともだけど、全体のサウンドが大げさなんだよね。
 当時としては、かなり重いっていうかしつこいんですよ。音が。まあ、冬場にはいいけど、夏場にはかなり堪えるサウンドだったよなぁ。
 (現に次の年の夏の「アッパレフジヤマ」には辟易した。当時の私でさえ。。)
 

 極め付けが、曲の間に挟まる「セリフ」。

(薬丸)「信じていいの なんて やめろよ」
(布川)「感じたハートがちぎれそうさ」
(本木)「もう迷わないぜ 抱いてやる!」

クサーーーーッて感じでしょ。
 田舎の肥溜めよりクサイわねー。

 当時、さすがにこれは、カウンターパンチだったねぇ。

例えば、俺たちの世代より上の世代には、青春ドラマがあったわけですよ。
 例の「夕日に向かってはしれ! それが青春だ!」ってやつね。 それみてクサーッ っていってた奴が笑えるかって感じよ。

 でもさ、逆に言うと、そのあとのジャニーズは、ここまで、やる人たちもいないからねぇ。
 かえって、貴重なんだよね。 考えようによっては。

 だってさ、SMAPがこんなセリフの曲やらないじゃん。

 だからさ、結局1位は、84年の「喝!」しか取れなかったけど、ジャニーズの歴史の中では貴重なグループですよ。
 このくらい過激なグループがジャニーズから、また、出てきてもいいとは思うけどねぇ。
 最近のジャニーズは、見た目はヤンキーのあんちゃんぽい奴もいるけど、みんなおとなしいよなぁ。 
 ことに曲に関しては。。。





※2005年11月に書いたものの再掲載です。

六本木純情派 / 荻野目洋子

1986_11_六本木純情派_荻野目洋子






今日の1曲セレクトは、「六本木純情派」荻野目洋子です。

まずは、データから

・タイトル     六本木純情派
・アーティスト   荻野目洋子
・作詞       売野雅勇
・作曲       吉実明宏
・編曲       新川博
・リリース日    1986年10月29日
・発売元      ビクター
・オリコン最高位  3位
・売上げ枚数    26.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1986年11月17日〜1987年1月26日付

 このところ、暫くアイドルからは離れていたんでね。久々にアイドルを持ってきたりしました。
 この頃、1987年を中心に、いろいろ書いてきたけど、アイドルとなると、やっぱりその前の年、1986年がなんと言っても「宝庫」だよね。
 まあ、その中の何割かは、「おニャン子」なわけだけど、まだ、そのほかのアイドルもがんばっていたわけです。
 とはいうものの、そろそろ「80年代アイドル」って物に、「ほころび」が見えてた頃だわね。 86年の丁度今頃って。
 みんな疲れてたっていうかね。だんだん、オタク化が進んでいたんだよねぇ。

 例えば「オリコンウイークリー」(現Oricon Style)なんて、あのころは「完全」な「アイドル誌」だったもんね。
 チャートページ以外は、ほとんど、アイドルについてしか出てないって感じで・・・。しかもB級アイドルまで、しっかり載せてたかんね。
 なので、今でいうアイドルオタクが矢鱈と読者に多かったんだよね。 
 もう、オリコン持ってるだけで、まわりからは「アイドルオタクー」っていう目で見られちゃうって感じで・・。
(俺は、オタクの範疇までアイドルにのめりこんではなかったけど)
 そういうこともあって、純粋なチャートファンは徐々にオリコンから遠ざかっていったし、いわんや、音楽ファンは日本の音楽シーンに失望して、どんどん抜けて行ったし・・・
 まあ、そういう状況ものりこえて今日のワシがあるって感じですが・・(^^;;;;

 まあ、そんな感じで、オタク化していくアイドルのなかでも、逆に個性を発揮し、一般性を維持して、広く支持されたアイドルも、この時代はいるわけで・・。その一人が荻野目洋子ですね。
 まあ、デビューしてから、ブレイクまで、1年半以上もかかったし、決して早咲きのアイドルではなかったんだけど、その分、歌のウマさ、苦労してるだけ存在感はあったわな。

 ↑で個性って書いたけど、このヒトの場合は、80年代ディスコっていういい素材にめぐりあったよねぇ。「ダンシングヒーロー」はカバーだけど、まあ、このヒトに合ってたしね。
 
まあ、その辺は、のちのち書くとして、この「六本木純情派」ですが、最初はビックリしたんだよね。
 それまでの3作は、上であげたように基本、80年代ディスコサウンドだったわけジャン。それがいきなり、古くくせえサウンドになっちゃったんだもんね。
 ちょっと前に、サザンで、ビクターは、1曲当たると、同じサウンドを3曲続ける不文律があるってかいたけど、この場合、まさにその見本って感じだね。
 ダンシングヒーローから数えて3曲目が、この曲だけど、前の「Dace Beatは夜明けまで」が、今ひとつというところを見計らっての、路線変更だもなぁ。
まあ、この場合の路線変更はサウンド的な路線変更で、基本は変わってないけど・・。


 あ、↑で、古くせえっていうのは、アイドルとして古臭いんでなくて、サウンド的に古臭いんだよね。
 
 ちょうどこのころ、巷では、ネオGSってのが、一部で流行ってまして・・。うん、あのGSの再燃ですね。

 え? だれだ? GSを「ガソリンスタンド」って読んでるのは? (って誰もいないか・・・そんなヒト)
 グループサウンズですよね。

 で。86年から87年にかけて、ホントに一部なんだけど、ミニタリールックで、あの時代風な音楽をやるバンドが現れたりして、プラス当時のGSも再燃してた。
 ・・・・そういう時代だったんだよね。

 で、この「六本木純情派」は、まさに、その流れにのっかたんぢゃないかな・・と思えるような「一人GS」チックなサウンドでしたよねぇ。
 メロディラインもさることながら、サウンドなんですよ。音のつくりがGSというか、サイケチックっていうか、60年代っぽい音色なんだよね。

 それと、詞の意味が、いまいちよくわかんない世界なんですよ。私には。

 ♪ Who Are You 迷子たちの六本木 私 見掛け倒しでごめんね
   Who Are You 遊びなれた六本木 純情揺らすのよBoogie Woogie ♪

 しょっぱなの「Who Are You」って出た時点で、「え?」って感じでしたもんねぇ。
 それと、全体的にことはが古臭いっていうか、アナクロな雰囲気があるんだよね。
 少なくとも、86年当時でも、「Boogie Woogie」なんて言葉使わなかったよねぇ。

 いや、それが、逆に、この「ネオGS」が流行ってた時代では、時代を先取りしたような感覚があって「イマイ」(←死語)かったんだよねぇ。
 狙ったのかどうかはわかんないですけど、タイミングは、ほんと良かったよなぁ。


 ジャケットは、これが個人的には一番好きだな。 でも、ジャケ写見る限りでは、このテのサウンドっていうのは、ちょっと想像付かないよねぇ。
 全くもっての「アイドル」然としてるもんなぁ。

 「だまされた」って思ったヒトもいるのかなぁ。。。 




※2005年11月に書いたものの再掲載です。

どうぞこのまま / 丸山圭子

1976_11_どうぞこのまま_丸山圭子







今日の1曲セレクトは、「どうぞこのまま」丸山圭子です。

 まずはデータでーす。

・タイトル    どうぞこのまま
・アーティスト  丸山圭子
・作詞      丸山圭子
・作曲      丸山圭子
・編曲      青木望
・リリース日   1976年7月5日
・発売元     キング
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数   52.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1976年11月22日〜1977年1月17日付


 このところ、また、カバーアルバムってやつが、ひそかに増えてきましたよね。
 槇原敬之の「Listen to the music2」、最近では平原綾香「FROM TO」がヒット中だよね。
 このカバーっていうの、個人的には、大手を振って賞賛したくなるものというわけではないんだけど、まあ、日本のヒット曲もかなり膨大になってきたわけで、その中から、代々にわたって歌いつないでいく曲があってもいいですわね。
 そういう意味では、多少、そういうアルバムもあってもいいと思っているのね。

 ただね、若干曲のセレクトが面白くないんだよねぇ。槇原の「ヨイトマケの唄」なんてのはよかったけどね。
 意外性があるでしょ。オリジナルでは、絶対、このテの社会性の強い唄なんて歌わないだろうし、だから、槇原が歌うことには意義があるよね。
 一方で、平原のアルバムは、「曲」的にはイマイッポなんだよねぇ。

 たしかに、そのなかでもリード曲っぽい、オフコースの「言葉にできない」なんてのは、出来としては、決して悪くはないと思う。
 でも、今一歩、腑に落ちないところもあるんだよね。
 それは、なんで、この曲なんだろう? ってことですね。
この曲は、槇原もカバーしてるんだよね。
 一度期に2人もカバーねぇ。。。

 そのほか、サザンの「いとしのエリー」とか、ちょっとピンボケな気もするんだよね。

 うん、まあ、平原の性格からして、バラード系を持ってくるのは、多分順当なところなんだろうけど、でも、それにしては、ちょっと曲が当たり前や過ぎはしないかなぁ・・・と思ったのよね。
 もっと、平原にあった、バラード系の曲って、掘り返せばあるんぢゃないかなぁ・・・と思って、個人的にチョッと考えて、出てきたのが、今日、引っ張ってきた、「どうぞこのまま」ですわ。


・・・といっても、既にヒットから29年・・・。30年近くも前の曲だから、多分、知らない方も多いかな。
 
 もしかしたら、皆さんの引きは悪いかもなぁ・・でも、あえて、今日は、この曲、紹介させてくだされ。


 なんて、書いてる私も、ヒットした当時、リアルタイムでは知らなかったですもんね。
 この曲は、大人になってから、例のフジテレビ系深夜番組で放送していた「19××」で初めて聴いて、目覚めた曲ですねぇ。

 曲調は、典型的なミディアムの「ボサノバ」なんですよね。
歌っているのは、丸山圭子さんという、いわいるシンガーソングライターで、ユーミン2世とかいわれた、当時の人気「美人」シンガーですわ。

 あ、「美人」シンガーってのは、当時の雑誌とかみると、よく出てくるの、このヒトに対しての紹介文に・・。
 なので、実際そうなのかどうかは、ジャケット見て判断して下され。

 でも、曲は、「大人の女性」の色気たっぷりなんだよねぇ。
いや、いやらしい意味ではないですよ。・・そうでは、ないですけど、性的なものをくすぐる曲なんですよね。

 アンニュイなイメージたっぷりのボサノバにのって、

♪ この、たしかな時間だけが 今の私に与えられた、唯一の証なのです 〜 ♪

なんて、ちょっとハスキーががった声でささやかれた暁にゃ、たまらんですよ。

 ヒット曲にしては、珍しく、派手なインパクトはないんですが、このアンニュイなヨーロッパ的な雰囲気が、秋から冬にかけた、物静かな季節や、静かな雨の午後 っていうのを連想させてくれるんですよね。

 ♪ くもり ガラスをつたわる 雨のしずくのように
  ただ、ひとすじに ただひとすじに ただひたむきに ♪

 歌詞そのものは、簡単なつくりなんですが、それでも、充分聴いてる側に伝わってくるっていうか、絵が浮かんでくるんですよね。


でね、平原ってどちらかというと、そういったタイプの曲があってるんぢゃないかなと思うのね。
 だから、この曲なんて、最適かなと思ったわけですよ。

 ただ、「今」の平原にしてみれば、まだ、この曲は「大人」の世界だとおもう。ただ、こういう曲も挑戦してみてもいいと思うんだよね。
 今までの曲は、ちょっと真っ直ぐ過ぎるんですよ。だから、世界が狭く感じるのよね。
 もうすこし、変化球も混ぜたほうがよいと思うわけ。これは、リズム的にもそうですね。基本は、クラシックでしょ。
 そこをボサノバっていうチョットクセのある曲調を歌いこなしてこそ、幅が出てくるっていうかね。

 曲のKey的にも悪くないと思うし。 私ね、平原の場合、低音の迫力と、高音の伸びのアンジュレーションが命だとおもってるんだよね。
 「JUPITER」は、そのあたりを一番うまく引き出せた曲だとおもう。 ただ、それ以降、そういった曲にイマイチめぐりあえて来てない気もする。

 この曲は、オリジナルKeyでは、下のF♯から、♪どうぞ このまま〜♪のサビのBの音まで、比較的音域が広いし、平原の魅力が引き出せる音域なメロディだと思うんだよねぇ・・。


 うん、まあ、自分の勝手な思い込みだけど、それでも、絶対オススメしたいなぁ。


 あ、オリジナルの丸山圭子さんの方も、お奨めですよ。絶対。最近、これだけ、「性的」な雰囲気で曲を歌える女性シンガーっていないもの。

 それから、ボサノバですが、このあいだ、長谷川きよしさんの「別れのサンバ」の時にも書いたんですが、このころ、70年代中期には、わりとよく使われているんですよ。
 特に、女性のシンガーソングライターがよく使ってましたねぇ。
 ユーミンの大ヒット曲「あの日に帰りたい」も詰まるところは、Aメロなんかはボサノバだしね。

だけど、最近は、このテの曲は全く聴かなくなったねえ。タテノリばっかでさ。
 たまには、このテのリズムをもってきた曲が出てきてもいいと思うんだけどねぇ。





※2005年11月に書いたものの再掲載です。

悲しい気持ち / 桑田佳佑

1987_11_悲しい気持ち_桑田佳祐








今日の1曲セレクトは、「悲しい気持ち」桑田佳祐です。

まずはデータです。

・タイトル     悲しい気持ち
・アーティスト   桑田佳祐
・作詞       桑田佳祐
・作曲       桑田佳祐
・編曲       桑田佳佑 藤井丈司 小林武史
・リリース日    1987年10月6日
・発売元      ビクター
・オリコン最高位  2位
・売上げ枚数    34.9万枚
・THE HITCHART HOT30 最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1987年10月19日〜1988年1月25日付


 うーん、昨日のJUDY AND MARYは、いまいち、受けが悪かったなぁ。。 やっぱり、私のところは、90年代はダメですかねぇ・・。 まあ、中身もちょっと手抜きっぽかったもんなぁ。
 さすがに、みなさん、シビアで
いやいや、それならそれで、反応してくれるところ、うれしいですよ〜。いろいろあって、皆さんの傾向が分かる・・この感覚が、仕事に直結するから、私の場合。
 趣味と実益をゴッチャにしてしまって、申し訳ないですが・・。

 ・・ということで、そうはいっても、やっぱし、ちょっと淋しいわけで、今日はこんな曲引っ張ってきたしました。

  「悲しい気持ち」桑田佳祐

 めっちゃ、ストレートでしょ?

 またまた、1987年の曲。どうも、生理的に、11月と1987年っていうのは、結びついてるんだよね。私の中で・・。
 単に、1987年の今頃の曲で好きな曲が多かった、逆に、ほかの年の今頃で、ピピッとくる曲が少ないからかも知れないけど。

 この曲は、サザンを離れ、桑田氏の「ソロ」としての初リリースの曲ですね。
 まあ、サザンやりながら、嘉門雄三とかの偽名でレコードリリースしてたことは、それまでもあったけど、本名の桑田佳祐でリリースしたのは、この曲が始めてだったというわけです。

 85年を契機に、一時、サザンは活動停止、86年はKuwata Bandとして、活動してた桑田氏ですが、この時期は、独自活動の締めくくりの時期だったんですかねぇ。
 それまで、なかった「ソロ」としての活動ですもんね。

 ソロとは言っても、レコーディングのバックのメンバーといるわけで、そのなかに、まだ、無名で若造だった、小林武史氏がいるんですよね。
 小林氏は、キーボード、シンセで参加。独特のやさしい音色を駆使して、アレンジを担当してましたもんね。

 もちろん、この「悲しい気持ち」でも、アレンジを担当し、テレビなんかでも、バックでキーボードやってましたねぇ。

 あの時分は、まさか、そのあと、ミスチルやマイラバをプロデュースする、大プロデューサーになるとは、考えてもなかったけど・・。

 でも、上で書いたように、独特の音色と、オリジナリティあふれるアレンジで見せてくれてましたよね。
 なんていうかね、サイケデリックっぽいんだけど、あそこまで、病的ではな、もうちょっと健康的っていうかね。なんとも表現が難しいけど、けっしてドロっとはしていない感じね。

 まあ、そのおかけで、この、第1期の桑田氏のソロ活動は、より、ポップスに近い曲調が特徴でしたよね。
 これは、第2期の93年〜94年のソロ活動とは、全く対照的なんだよね。

 だから、この「悲しい気持ち」を初めて聴いたとき、ものすごく新鮮だったのを覚えてる。

 どうもさ、桑田氏っていうと、サザン、Kwata Band⇒バンドサウンド、ロック・・・・♪ラララーラララ♪っていう感じのサウンドっていうイメージが強いけど、そういう部分が全くなかったですからね。 この曲には。
 
 リズム体からして、それまでには、考えられなかった、モータウンを基調にした、ややマイナーめな、ちょっと独特のリズム体でしたしね。
 メロディも、サザンを含めてそれまで、あんまりなかったようなメロディラインのような気もするな。
 強いて言えば、ハネモノっぽいノリは、「Bye Bye My Love」に近いのかな。
 とは言うものの、どこをとっても、「新しい桑田」って感じが強かったなぁ。

 だからかもしれないけど、この曲、この当時としては、結構異例のロングヒットでしたもんね。
 オリコンではベスト100には35週もランクイン。桑田のソロとしては、最長記録ですもんね。


 個人的には、この時期、受験で「悲しい気持ち」でしたわ。
この曲きくたび、なんか、そのことばっかり思い出す、私ですねぇ。



※2005年11月に書いたものの再掲載です。


クラシック / JUDY AND MARY

1996_11_クラシック_JUDY AND MARY








今日の1曲セレクトは「クラシック」JUDY AND MARYです。

ますは、データから

・タイトル    クラシック
・アーティスト  JUDY AND MARY
・作詞      Tack and Yukky
・作曲      TAKUYA
・編曲      JUDY AND MARY
・リリース日   1996年10月28日
・発売元     エピックソニー
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数   63.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1996年11月11日〜12月9日付

 昨日は、多くの方には、ちょっととっつきにくかったかな・・・とおもいまして、今日はできるだけ、とっつきやすい曲を・・・ということで、JUDY AND MARYなんかを引っ張ってきましたわ。

 私ねー、JUDY AND MARYって最初はあんまり・・・だったのね。 正確に言うと、このきょくの前がミリオンセラーを記録した、「そばかす」なんですが、ここまでは、あんまり・・・だったのね。
 どうも、とっつきにくくてね。 簡単に言ってしまえば、世代の隔離っていうんですかねー? 音自体が安っぽく聴こえたんだよね。 最近のコアメロ系バンドに通じるっていうか、ロックだか、ポップスだか、パンクだか、なんだかわかんない音っつうの?
 プラス、演奏がうまいっていうと、お世辞にも・・・って感じジャン。たから、どうも、魅力を感じなかったんだよね。

 ちょっと面白いなとおもったのは、小ブレイクの94年の「Hello Orange Sunshine」ぐらいで。 あの時だって、バンドというより、YUKIの声質からアイドルの延長ぐらいしかみなかったし・・・。

 でもね、この曲を聴いて、チョッと見直したんだよね。
この曲はいい曲ですよ。
 落ち着いた雰囲気といい、曲の温度感といい、この季節にピッタリじゃないですか。
 曲の温度感、イントロの・・・って、ギター1音しかないけど、この音色が寒々してて、この季節を髣髴させるんだよね。
 そのあとのAメロの入りはあったかい感じがして、寒空のしたの暖かい日差しを連想させるしね。
 いや、全体にソフトで優しいんですよ。ジュディマリとしては。
 粗雑感がないって言うのかな。 ジュディマリっていうと、音、汚ったねーっていうイメージがあるんだよね。私としては。でも、唯一この曲だけは、なんか、清潔感があるっていうのかな。YUKIのボーカルも優しくてよかったしね。
 たぶん、そういうところも気に入ったんだと思う。

 今日のように寒い日になると、つい聴きたくなってしまう1曲っていうのかなぁ。心が暖っかくなるっつうかね。


 ただ、それまでのジュディマリが好きなヒトには、チョッと物足りなかったんじゃないかな?
 まあ、そんなもんだよね。ファン心理としては。。。
 

 96年のこの時期は、比較的、おとなしめの曲が続きまして、たとえば、他には、MY LITTLE LOVERの「NOW AND THEN」、globe「Can't Stop Fallin' Love」とかね。
 そのなかでも、この曲がいちばん、アーティスックな感じもうけたな。 

 なにはともあれ、この曲を境に、ジュディマリを見直した私ですわ。

 ・・・といろいろかいてるけど、結局のところ、どうもね、その時代時代のニューウェーブ系を認められるまで、時間がかかるんだよね、私。
 ちょっとした、きっかけなんだけどね。





※2005年11月に書いたものの再掲載です。

別れのサンバ / 長谷川きよし

1969_11_別れのサンバ_長谷川きよし






今日の1曲セレクトは、「別れのサンバ」長谷川きよし です。

まずはデータでーす。

・タイトル    別れのサンバ
・アーティスト  長谷川きよし
・作詞      長谷川きよし
・作曲      長谷川きよし
・編曲      川口真
・リリース日   1969年7月25日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 8位
・売上げ枚数   31.1万枚
・ベストテンランクイン期間:1970年1月5日〜1月12日、1月26日〜2月16日付


 うわー、もうこんな時間ぢゃ・・・。寝る時間が・・・
・・ということで、今日は、ちょっと簡単めにさせていただけますか?・・・

 えーと、今日セレクトしてきた曲は、長谷川きよしさんの「別れのサンバ」です。
 
 うーん、ご存知の方いらっしゃいますかねぇ? 多分、あんまりいないと思いますが、あえて、承知の上で引っ張って来ました。
 なぜかっていうと、今日、長谷川きよしさんのライヴを見に行ってきたんですね。それだけのことなんですが・・。

 新宿の曙橋、昔、フジテレビがあった近くなんですが、「BACK IN TOWN」という、「大人」向けのライヴハウスがありまして、私もたまに行くんですね。
 「大人」向けとあって、出演アーティストは、60年代後半から70年代に活躍された方ばかりでして、お酒と、軽い食事をしながら安価な料金で、昔、憧れだったアーティストを身近に楽しむというようなコンセプトのライヴハウスなんですよね。
 
 ぢょうど、お世話になっている方が、長谷川きよしさんのライヴを一度見たいということだったので、今日、出演される事を事前にチェックしておりまして、一緒に見に行ったというわけです。

 うん、私もちょっと興味ありましたしね。

お目当ては、やっぱり、「別れのサンバ」ですね。

 この曲は、1969年7月25日のリリースだから、丁度ワタシが生まれた頃のヒットなんですよよね。
 だから、当然、ヒットしてたころについては、全く分かりません。 
 ネットで調べると、当時の文化放送の「セイヤング」、ニッポン放送の「オールナイトニッポン」と並んで、深夜放送の老舗ですわな、に、パーソナリティに抜擢されたのをきっかけに、リリース後、半年たった、この年の暮れからいきなりヒット街道を驀進したらしいですねぇ。

 私は、後年、例のフジテレビで放送してた「19××」で、この曲を知ったんですよね。

 曲調は、ボサノバですよ、ボサノバ。 え? しらない?
うーん、ちょっとシャンソンのノリににてるんだよね。
 要はヨーロッパ系のリズムなんだけど、タイトルが「サンバ」となっているからも分かるように、若干テンポアップした、ボサノバという、独特のクセのあるノリの曲なわけです。
 特徴としては、曲の出だしの2小節のコード進行を基本として、Aメロ、Bメロ、サビとほとんどの大きな変化がないわけです。
 それでいて、あとに残るメロディ。あとを引くっていうのかなぁ。 兎に角メロディの流れが印象的です。

 それと、リズム隊がほとんどないに等しい。ほぼ、全編にわたって、ギター1本の弾き語りで曲が進んでいく。
 レコードでは、間奏に申し訳程度にトランペット1本入ってくるけど、それだけ。あとは、ガットギターと、肉声だけ。

 いまは、こんな編成の曲は、まず、ないよね。 時代といってしまえば、時代なんだけど、本当に「歌」を聴いている気にさせてくれます。
 今は、これだけ自分の肉声に自信・・・というか、勝負をかけてるアーティストなんているんだろうかねぇ?
 たいていは、ノリだけじゃないかなぁ。 大体において、これだけシンプルな曲もないし・・・。
 だから、逆に新鮮なんですよね。 これは、若いコだけでなく、ワタシたちの年代でも新鮮なんだよね。
 ワタシたちの世代も、すでにボサノバ調の曲ってあんまりヒット曲シーンになかったしね。


 兎に角、いろいろ勉強になったライヴでしたわ。





※2005年11月に書いたものの再掲載です。
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