かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

Ya Ya(あの時代を忘れない) / サザンオールスターズ

1982_09_YaYa〜あの時代を忘れない〜







今日の1曲セレクトは、「Ya Ya(あの時代を忘れない)」サザンオールスターズです。

まずは、データから

・タイトル    Ya Ya (あの時代を忘れない)
・アーティスト  サザンオールスターズ
・作詞      桑田佳祐
・作曲      桑田佳祐
・編曲      サザンオールスターズ
・リリース日   1982年10月5日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 10位
・売上げ枚数   34.0万枚
・THE HITCHART HOT30 最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1982年11月22日〜1983年1月17日付

 あー、今日で9月も終わりですねぇ。

 今日も、昨日に引き続き、一部、分かる方には分かるとは思いますが、ちょっとシンミリになっちゃいます。
 昨日も書いたように、個人的に、このタイミングで書いておきたいというところがありまして・・・。
 ちょっと、シトシトした雰囲気になってしまいますが、お付き合いください。

 Ya Ya(あの時代を忘れない)・・・・というタイトルどおり、この曲は、サザンの桑田氏が学生時代の「よき日」を振り返った作品になっているんですが、どうもね、ここ数日は私的にもそんな感じなのね。
 まあ、昨日も書いたように、今の私の「原点」となった会社がなくなっちゃう・・というところがありましてね、その場にいなくても、気持ち的には大きな部分を占めてるんですよね。

 昨日は、その「原点」という所を見て、ZONEの「Secret base」を紹介したんですが、今日は、「今」というところから振り返って見たいと思ったのね。

 たしかに、今考えると、肉体的につらかったところもあったけど、浮かんでくるのは、楽しかったことだよね。
 まさに「あの時代を忘れない」っていうかね。

この曲の歌詞にもあるけど、

♪互いにGuiterならすだけで 分かり合えてた奴もいたよ
戻れるなら In My Life Again ♪

あのころは、まさにそんな感じだったし、今の心境としては、出来ることなら、本当に「In My Life Again」ですね。

そんなことが今の心境のの大部分の大部分を占めてるって感じかなぁ。
 でも、やっぱり現実的には ♪帰らぬ想い出 Time goes by♪なんだよね。

でも、今までの数年は、自分の人生にとっては、本当に「いい時代」だったと思います。だから、タイトルにもあるように、俺にとっては、いつまでも「あの時代を忘れない」なんだよね。
 これからどうなるんだろ? ちょっと不安な今日この頃。
 だから、余計、この曲がいとおしくなってりしてね

最後に、うまくいえないけど、"Thank You Say Good Bye"。


※※ごめんなさい。上の部分は、あくまで、個人的な事情の内容なので、1曲セレクトは今後も続けます。
 これからもよろしくお願いします。



 この曲、23年前の1982年10月のリリースなんだけど、本来なら、春の季節に聴きたくなる曲だよね。
 そう卒業シーズン。そのときに歌うべき曲なんじゃないかなぁと思うわけなんです。内容的にはね。
 実際、私、大学卒業の時の謝恩会の二次会、有志でカラオケに行ったとき、最後の最後でみんなで歌ったのがこの曲なんですよね。そん時の感動が未だに忘れられないって言うかね。

 いまの心境に通ずるところもあるわけです。

 うーん、なんか、ほんとにシンミリしちゃったかなぁ。
 でも、サザンのバラードの中では、「いとしのエリー」は別格としても、最も印象残る最高の曲だと思いますよ。
 そのほか、アルバム「kamakura」に「夕日に別れを告げて」っていう曲があるんだけども、こちらは、「Ya Ya」の大学時代に対して「高校時代」の思い出をつづった曲なんですよね。
 内容的には同じ感じなのですが・・。

 何気に桑田氏の曲も「いい時代」を懐かしむ曲って何曲かあるんですよね。どちらの曲も私的には大好きな曲です。
 優しい気持ちになれるんだよね。・・で、いつも、いい意味でトリ肌が立ってきます。

  最近、このテの曲がとんと少なくなったサザンですが、また良質なバラードを聴かせて欲しいなぁ。
 今年3月末。10年ぶりアルバムがリリースされるサザンだけど、どんな出来なんだろう?
 久々に「CDを買って」みよう。


いつものごとく、サザン関係の動画はYOU TUBEにないんで、探してみました。
とりあえず、音だけは海外のサーバーにあったんでリンク

http://www.meile.com/player?invoking=CrossInvoking.addSongsToTask¶meter=1394444


うまくリンクしているかどうかは微妙だけど。。。


※オリジナルは2005年9月に書いたものです。今回若干加筆しました。

Secret base〜君がくれたもの〜

2001_09_Secret base_ZONE








今日の1曲セレクトは、「Secret base〜君がくれたもの〜」ZONEです。

まずはデータから

・タイトル     Secret base〜君がくれたもの〜
・アーティスト   ZONE
・作詞       町田紀彦
・作曲       町田紀彦
・編曲       虎じろう
・リリース日    2001年8月8日
・発売元      ソニーレコード
・オリコン最高位  2位
・売上げ枚数    74.4万枚
・THE HITCHART HOT30 最高位 1位
・ベストテンランクイン期間: 2001/9/13〜11/15
・タイアップ  TBS系ドラマ「キッズ・ウォー3〜ざけんなよ〜」主題歌

 今回は、わずか4年前、2001年にヒットした、ZONE「Secret base〜君がくれたもの〜」を紹介します。

 紹介します・・といっても、既にほとんどの方はご存知でしょうから、特段紹介する必要もないのかもしれないし、今回は敢えて、この曲を選びました。 

 ・・というのもちょっと、個人的・・に事情ありで、この時期に、この曲について書きたがったんですよね。
 
 文読めば、事情をつかめる方も、一部いらっしゃると思いますが、とりあえず、具体的な供述は避けさせてください。


 「初心に帰る」。 この曲を聴くと、いまではそういう気持ちになるなぁ。着メロ屋さんでの曲セレクトを本業にして4年。 ちょうど、この曲がリリースされるちょっと前に関わり始めたんですよね。
 いま思い返すと、あのころはなーんもなかったナ。個人的には、1年間、プー太郎してたから、お金が全然なかったし、 会社は会社で、サイト立ち上げたばかりで、「決まりごと」がなーにんもなかった。
 そのなかで仕事として始めた、曲のセレクト。兎に角、なーんも、決まってなかったんですよね。
 ただ、確実にサイトだけは、立ち上がってた。 で、一番、需要が多い新曲。 これがまた、抜けが多くてね。
 ショウガナイ。それまで、CD屋さんのバイヤー経験がある方がいれば、よかったんだろうけど、そういう方もいなかったからなぁ。

 「これは、コマッタゾ・・・」ということで、自主的にはじめた、リリース情報リスト作り。これは、今でも続けてるんだけど、それよりちょっと前に、自分のサイトの以前からの常連さんに いいリリース情報サイトは教えてもらってたんで、非常に重宝したな。

 それまで、曲のセレクトなんて、仕事でやったことなんてなかったけど、一応こっちも、20年以上、ヒット曲は見続けてるから。。。リリースリストから、売れる売れないの判断するのは、そんじょそこらのCDバイヤー経験者よりはあるつもりだったんだよね。
  兎に角、オリコン「30位に入る(と思われる)曲」は絶対にセレクト時点で外さないってことを一番の指標にはじめたんだ。
なにより、自分の判断に委ねてもらえたのが、一番助かったなぁ。
 まあ、多分、第三者が間に入ってても、↑みたいな妙な自信かあったから、勝手にやらせてもらってただろうど・・・・。

 そんな感じで始めた、曲のセレクトという仕事・・・。そんな中、はじめて「はずした」曲がこの、「Secret base」だったんだよ。
 要は数ある、有力なリリース新曲からのセレクトもれ・・・。

 いや、たしかに、各リリース情報サイトにこの曲が紹介されてた記憶はある。 だけど、正直、ここまで売れるとは全く予想ができなかった・・・。それ以前に、ZONEってだれ? ・・・その時点では、そういう状態だったんですよ。

 そういう意味で、個人的には、めっちゃ、印象深い1曲になったんだよね。兎に角、ベストテン入りの曲をはずしたのがショックだったなぁ、自分を過信していたところもあるかもしれない。
あれ以来、リリース情報で、兎に角きになる曲は「徹底的に調べる」ってクセが付いた気がするな。それがその後の仕事に役立ったんだけどね。

 だからさ、ちょっと行き詰ったら、この曲に戻るようにしてるんですよ。「初心に帰る」っつう意味で。。。


 実際聴いてみると、これが良かったんだよね。 
たしかに、「キッズウォー」っつう、今となっては、強力なタイアップが付いてたこともあった。
 けど、タイアップなしでも、この曲は売れただろうな。そんな感じがするな。
 ZONEということから、ターゲットは、当時の中高生だったんだろうけど、詞の内容は、多くのオトナでも持っているだろう、「普遍的」な内容だもんね。
 この曲ヒットしてたころ、同じ内容で、自分のサイトの「板」にも書いた記憶があるけど、似たような経験って自分もしたことがあるんだよね。福島から千葉に転校してくるときの経験。当時中学1年生。1982年・・だから、この曲の20年前だけどね。なにせ、田舎の学校だったからねー、みんな、ものごごろ付くか付かないかの頃から知ってる奴らばっかりだったし・・。だから、他の友だちと離れるのが淋しかったな。
 
 ♪10年後の8月、また出会えることを信じて〜♪ 

 全く、同じ内容ではないけど、似たような約束をした記憶がある。

 でもさ、こういう経験したことあるヒトって、どの世代でもかなりいるんじゃないかな。
 だから、この曲は普遍なんだよね。この曲、セールスはZONE最高の75万枚近くあったけど、これは、同世代からだけの支持だけではないよね。広い世代からの支持があってからこそだとおもうよ。

 曲ってさ、だから、特別な技術は要らないんだよね。この曲聴いてると、そんな気にもなってくるな。普遍的であれば、特に何にこだわるってことは必要じゃないんじゃないかなぁ。
 もちろん、全部が全部こうなっても、飽きちゃうけどね。

 だけど、この曲といい、去年のオレンジレンジの「花」といい、広い世代に支持されるような「普遍的」内容の作品作るの、ソニーは上手だよね。 いや、いまでは、このテの曲はソニーしか出来ないんじゃないかな・・って感じもするなぁ。 だからこそ、今一番、強いディストリビューションなんじゃないか・・とも思えるけどね。


 そんな感じで、「プロ」として選曲屋をするようになった所ももうすぐ消滅しちゃう・・・。
 今は、別の所にいるとしても、やっぱり淋しいもんです。
 とにかく、今の「俺」が出来上がったところだから・・・。

 いろんな意味で、この曲には教わるところが大きかったな。
個人的に人生のターニングポイントとなった曲といってもいいかもしれないです。
 
 明日は、別の曲で、この続きを書かせてください。





※2005年9月に書いたものの再掲載です。


ジェニーはご機嫌ななめ / シューシーフルーツ

1980_09_ジェニーはご機嫌ななめ_ジューシーフルーツ







今日の1曲セレクトは、「ジェニーはご機嫌ななめ」(ジューシーフルーツ)です。

まずはデータでーす。

・タイトル    ジェニーはご機嫌ななめ
・アーティスト  ジューシー・フルーツ
・作詞      沖山優司
・作曲      近田春夫
・編曲      ジューシー・フルーツ
・リリース日   1980年6月1日
・発売元     コロムビア
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数   36.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1980年9月29日〜11月10日付

 テクノポップ歌謡。80年代初頭YMOがもたらした、「テクノ」というジャンルを利用したポップス、歌謡曲がまずはじめに流行りだったのが、80年の今頃だよね。
 歌謡曲の世界では、実験好きな筒美京平氏が、榊原郁恵の「ロボット」でいち早く実験しているわけですけども、考えてみれば、細野晴臣氏や松本隆氏といった、ティンパン系とのつながりが深かった筒美氏だけに、テクノに関する情報っていうのは、かなり早い段階から伝わっていたんだろうねぇ。
 それとは、また、別個の路線で、テクノというものを押し出していったのが、近田氏のグループといえるかな。 
 まあ、近田氏と細野氏との関係もないことはないけれど、筒美氏よりはパイプは薄いよね。
 あ、それよか近田氏し筒美氏との関係が深いか・・・。 擬似師弟関係ってところもあるし・・。

で、ジューシーフルーツのメンバーは、もともと近田氏と同じグループに所属してたんだよね。で、まあ、流行に敏感な近田氏がテクノ方向に傾倒したため、テクノへの傾向を強めた・・と。

 で、もともとのグループを80年に散開して、あらたに「グループ」として結成したのが「ジューシーフルーツ」というわけです。 まあ、もともと、喧嘩別れの散開ではなかったので、プロデュースはそのまま、近田氏だったわけですね。

 だから、どうも、この曲って、ボーカルのイリヤの「素っ頓狂」な声だけクローズアップされて、安易に「いろもの」曲として扱われることがあるけど、これはこれはで、「テクノ」というジャンルを基盤としていたわけですね。まあ、もちろん、楽曲的には「ヒット狙い」の部分は多様にあったでしょうが・・・。


 最初に紹介したように、このころは「テクノ」といってもいろいろ亜流があっわけで、筒美氏を中心したグループは「テクノ歌謡」っていうグループ、これには、次の年のイモ欽トリオ「ハイスクールララバイ」なんかも入るかな。 それと「テクノポップ」って言うグループ。 これは、ちょうど同じ時期にヒットしてた岡崎友紀が「YUKU OKAZAKI」名義でリリースした「ドゥ ユー リメンバーミー」なんかが入るかな?
 この曲は、2001年にキタキマイがカバーしてヒットしたから、知ってるヒトも多いと思うんだけど、加藤和彦、安井かずみ 夫妻によりかかれた、優しくてわかりやすいテクノ系の一品ですわね。
 
まあ、人によっては、テクノ歌謡もテクノポップスも一つにまとめてらっしゃる方もいますが、ここでは敢えて別に分けてみます。

 で、もうひとつののブループが、ジューシーフルーツを中心とした、テクノロックなんじゃないかなぁ。
まあ、たしかに、テクノポップスに属させる傾向もありますが、この曲・・・というか、グループは、ポップスというよりも、ロックグループだよね。
 「ジェニーはご機嫌ななめ」・・・、うん、たしかに、全体的に無機的なメロディにモノフォリックシンセを絡ませて、テクノっぽい雰囲気をだしてるけど、間奏の柴矢氏の派手なギターソロは、完全にロックだよね。
 うん、人間身あふれる部分は、このソロの部分だけだけど、まあ、それがこの曲のミソね。

 そのほか、ボーカルのイリヤは、もともとガールズなどのバンドでバリバリのロックやってたし、ベースの沖山優司氏は、同じ頃「東京キケン野郎」なんていう、とってもファンキーなエレキサウンドを聴かせてくれたり・・。
 そうそう、この曲のポイントは、沖山氏のベースにもあるんじゃないかなと思うのね。 この曲のジッとしてないうにゃうにゃ動くベースラインが、個人的にはめっちゃ印象に残る。
 イントロは、メロディラインを刻んでるでしょ。それと、やっぱり、間奏での派手な動きだよね。これが、一番印象に残るんだよね。
 テクノらしく、「ドドドドド・・」と無機的なリズムを刻んでるの、Aメロの部分だけだし・・。
だから、トータル的にみると、バンドの根の部分は「テクノ」って言う感じではないんだけどね。
 まあ、最初にメジャーにしたYMOからして、根っこの部分はテクノではないんで、どっちもどっちですが・・。

 なんか、シンセが絡んでると、総称としてテクノに分類されてしまってた・・っていうキライもあるけどね。


 あ、ちなみに、ギターの柴矢俊彦氏は、後に南野陽子の「吐息でネット」とか、記憶に新しいところでは、2002年の「おさかな天国」のヒットで知られる、今では、作曲家に転向してます。




※2005年9月に書いたものの再掲載です。


原色したいね / C-C-B

1987_09_原色したいね_C-C-B







今日の1曲セレクトは、「原色したいね」C-C-Bです。

まずは、データから

・タイトル     原色したいね
・アーティスト   C-C-B
・作詞       松本隆
・作曲       渡辺英樹
・編曲       C-C-B  大谷和夫
・リリース日    1987年9月23日
・発売元      ポリドール
・オリコン最高位  3位
・売上げ枚数    9.3万枚
・THE HITCHART HOT30 最高位 7位
・ベストテンランクイン期間: 1987年10月5日〜10月19日付


 いやいや、今日は、東京は本当に気持ちのよい青空でしたわ。こういう、秋晴れの日は、気持ち良い曲が聴きたくなるよね。 ・・・ということで、C-C-B「原色したいね」を引っ張ってきてみました。

 最近、にわかにC-C-Bが再注目を集めているようですねぇ。折からの80年代ブーム(?)にのって、この当時のアーティストが再び注目を集めているって言うのは、当時をよく知る者(世代)にとっては、うれしいことですね。
 まあ、それとともに、それだけ年取ったって言うか、仕掛けるほうも同世代になったって言うことでしょうねぇ。

 でもさぁ、C-C-Bっていうと、「Romanticが止まらない」ばっかクローズアップされるでしょ。まるで、「一発屋」のごときにさぁ。 これはちょっと解せないな。C-C-Bってそのほかにも結構面白い曲持ってるんだよね。
 「Lucky Chanceをもう一度」、「空想Kiss」は、「毎度おさわがせ」Part2の主題歌。ちょっと、中華かがったメロディが面白かったね。「ないものねだりのI Want You」は、ラップ入りだったしね。今をときめく、オレンジレンジなどのミクスチャーの元祖だね。
 「Romantic〜」以降、作曲を担当した、筒美京平、作詞を担当した、松本隆 両氏ともかなり入れ込んでたもんなぁ

 で、今回の「原色したいね」は、筒美氏作品から一旦離れての作品。メンバーの渡辺英樹氏による作品なんだよね。
 でも、これがいいだよね。。はつらつとしているっていうか、のびのび伸しているって言うか。
 「ないものねだり〜」を最後に、メンバーの関口が抜け、4人になったわけだけど、その直後のシングル「2 Much I LoveU」はなんか、ギクシャク感いっぱいだったもんなぁ。
 一部、歌謡曲マニアの間では賞賛が高い、「2 Much I LoveU」だけど、ワシ的には、このギクシュク感がどうもね。。。
 そのギクシャク感が、この「原色したいね」では一掃されているっていうかね。単純に聴いてても気持ち良いんだよね。
 
 特に田口氏の自由に動き回るシンセ、キーボード。笠氏のドラムも多分、シングルの中じゃ一番重くて激しいんぢゃないか
なと思わせたし、それでいてノリは最高だったしね。兎に角、なにか吹っ切れた感じがありあり感じたな。

 たしかに自ら筒美'Sチルドレンといってたくらいのバンドだから、筒美氏に絶大な信頼を置いてたんだろうけど、ここらで、自らの手でという思いもあったんだろうね。(確かに関口氏が在籍中に1曲、関口作曲であったが・・)
 それに相応しい曲に仕上がったと思いますよ。もちろん、筒美’Sチルドレンといってるぐらいだから、ところどころ、「空想Kiss」を思わせる中華風のメロディが出て来たりするけど。
 
 ただ、これが、最後の「粘り」だったのかもしれないな。たしかに、この後「抱きしめたい」とか「恋文」などのベスト
テンヒットを出したものの、なんか勢いがなくなっちゃったもんね。
 個人的には、そんな印象を持ってるんだよね。 だから、この曲はC-C-Bにとって最後の「打ち上げ花火」だっんじゃないかなと思ってるんですよねぇ。

ちなみに、タイトル「原色したいね」だけど、個人的には、「黄緑色のパステル蛍光色」ってイメージなんだよな。この曲。そうそう、透明な容器に入ったバスクリンみたいな・・・。ベストテンかなんかで、そんな感じのセットで歌いませんでしたっけね・・・? それともワシな思い込みかな。

 それにしても、秋の青空の下で聴くと気持ち良いですよ。この曲。






※2005年9月に書いたものの再掲載です。

真夜中のギター / 千賀かほる 

1969_09_真夜中のギター_千賀かおる







今日の1曲セレクトは、「真夜中のギター」千賀かほる です。


まずはデータから

・タイトル     真夜中のギター
・アーティスト   千賀かほる
・作詞       吉岡治
・作曲       河村利夫
・編曲       クレジットなし
・リリース日    1969年8月10日
・発売元      コロムビア
・オリコン最高位  4位
・売上げ枚数    44.8万枚
・ベストテンランクイン期間:1969年10月20日〜1970年1月5日付

 今回は、思い切って、時代を遡ってみた。1969年8月リリース。丁度、ワシが生まれた頃の曲で、69年秋から冬にかけてヒットした曲ですね。
 当時のフォークブームを反映した、「歌謡」フォークの代表的な曲です。
 もちろん、リアルタイムで、この曲を聴いた、なんていう記憶は全くない。
 このオリジナルから11年後、1980年に高田みづえが、この曲のカバーを出したのね。それをたまたま、ラジオで聴いたんだよね。
 でも、ガキながらいい曲だと思ったナ。たしか、明星の付録のヤンソンにものっけられてたしね。
で、それから、しばらく忘れてたんだけど、1980年代後半〜1990年代前半は「ナツメロ」ブームだったわけで、そのときにもう一度めぐり合ったわけです。この曲に。そのときは、オリジナルの千賀かほるで。
 高田みづえとイメージが随分違ったのを覚えてるな。高田みづえバージョンは、もっとソフトだった記憶があるんだけど、オリジナルの方は、もっとはっきりしたボーカルなんですよね。千賀かほるさんのボーカルって。
 それに、コブシが結構聴いてるから、フォークというより、「歌謡曲」ってイメージが強いっていうのが、強烈な印象だったな。

 あ、この曲、当時はフォーク、それもフォークギターの入門曲として有名な曲だったんですよね。
Key=C。 もちろん、コードもC、G7、Dm、Amなど、ごく基本的なコードと、コード進行の入門曲としては最適な曲な訳です。
 
 やさしいのは、メロディ、コード進行だけではなく、詞もやさしい曲ですね。 いやこの場合は「優しい」といった方がいいかなぁ。
 
 今回このきょくを引っ張ってきたのは、この曲の詞が、今の自分の心境に似ているってところもあるからなんだよね。
 
 ♪街のどこかに さみしがりやが一人 今にも泣きそうに ギターを弾いている♪

 ♪愛をなくして 何かを求めて さまよう 似たもの同士なのね ♪

 なんかね、今の自分の心境をダイベンしてもらっているようでさ・・。
 本当は、仕事だったら、こういう部分って見せちゃ行けないと思うんだけど、ここは、あくまで個人としての日記なので、こんな心境な部分も見せちゃっていいのかな・・・と思ったわけです。今回、引っ張ってきた訳って、そういう心境が今の時分では大きな部分占めてるからってところが一番大きいですね。

 ダメだねー。夏も終わり、涼しくなってくると、ついつい、シンミリしてしまう私デス。


 ところで、この曲の作詞をされた吉岡治氏は、のちに演歌の作詞家とした、大成された方です。
都はるみの「大阪しぐれ」、大川栄策「さざんかの宿」などが有名ですね。
 このころは、コロムビア専属の若手作詞家で、このようなフォーク調の曲も書かれていたわけですね。
 
 さらに、作曲の河村利夫さんもおなじく、コロムビアの専属作曲家だったんですよね。
 まだ、このころは、レコード会社の専属制度が残っている時分で、こういうみょうちくりんなリリースの仕方しかできなかったわけです。
 
 演歌のイメージが強い、コロムビアなんで、フォーク調の曲を? なんですが、まあ、それだけ、時代はフォークだったわけですね。カレッジフォーク。 当時の大学生を中心となったムーブメントなわけです。
 そうしたカレッジフォークを核としたレコード会社の中心は、東芝EMIだったわけですが、1969年ごろにもなると、コロムビアも手をこまねいている訳にはいかなかったんでしょうねぇ。

 この辺の時代の流行や社会の流れって個人的には大好きなんですよね。高度成長社会と70年安保、なんか混沌としたグツグツと煮えたぎったエネルギーがあたっていうかね。
 ほんど、この時代の空気にじかに触れたかったって思うんだよね。 まあ、実際、じかに触れてるんだけどさ。まだ、「0歳」だったからなぁ。 あと10年早く生まれてたら・・って本気で思いますもんね。


 話を戻しますね。 この「専属制度」、今、音楽(ストリーミング含む)配信の思わぬネックなんだ。
 というのも、これ、各レコード会社が曲の権利を管理しているわけでね。ジャスラー(JASRAC)が「いい」といっても、レコード会社が「ダメ」ならダメなのよ。逆に言うと、これでけっこう、レコード会社、小銭稼いでるんだよね。 あくまで小銭だけどさ。
 でも、これのおかげで、音楽配信業者は、これらの曲を自由に使えないっていうジレンマがあるんだよね。
放送局にはほとんどないでしょ。専属曲だからっていちいち、レコード会社と許諾契約結ぶなんてこと。せいぜい放送倫理規定に触れる曲(いわいる放送禁止曲)が流せないくらいで・・。
 1970年の著作権法改正以前の曲が対象なんだどさ。(1970年の著作権法改正以降は専属制度は廃止)
 まあ、専属曲の多くは、今となっては、需要がほとんどゼロの曲が多いけど、なかには、この「真夜中のギター」のような名曲も多数含まれているわけです。
(そのほか、有名どころでは「六甲おろし」、「自動車ショー唄」などなど。ちなみに、今年はじめにドラマの「ごくせん」で有名になった、北島三郎の「兄弟仁義」もそうです。 それらの曲、JASRACはOKだけど、各所属レコード会社の専属曲なんで、レコード会社の許諾なしには配信できません) 
 これについては、mixiに他にコミュニティが立ってるから、ここでは言及しないけど、いまだに「放送業界」には優しいけど、「ネット業界」には厳しい「音楽業界」の権利関係なんだよねー。 


 えー、曲の年代が年代なんで、多分、コメントないだろうな・・と見越して、いろいろくどくどと、ヤバメのことも含めて書いちゃったかな?

 単なる日記だからして・・まあいいか。





※2005年9月に書いたものの再掲載です。

星屑のステージ / チェッカーズ

1984_09_星屑のステージ_チェッカーズ







今日の1曲セレクトは、「星屑のステージ」チェッカーズです。

まずは、いつものようにデータから

・タイトル     星屑のステージ
・アーティスト   チェッカーズ
・作詞       売野雅勇
・作曲       芹澤廣明
・編曲       芹澤廣明
・リリース日    1984年8月23日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数    60.4万枚
・THE HITCHART HOT30 最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1984年9月3日〜11月12日付
・タイアップ TBS系ドラマ「うちの子にかぎって」主題歌
 

昨日、別のトピックスも立てたけど、そろそろ、ネタ切れ? とか思ってたんだけどね、ちょっと視野をひろげようと思ったのね。
視野・・といっても、ランキング上の視野ね。 当初は、1位獲得曲はなるべく避けようと思ったの。
だってさ、1位獲得するくらいの曲なら、みんな知ってるよなぁ・・・という気もしてたしね。
 
 で、まあ、もう、そういう「しがらみ」は取っ払おうとおもってね。。。。1位取った曲でも、世代が違えば、知らない方もいるわけで・・。特に、mixiの場合は、自分のサイトと違って、ヒット曲ファンばかりぢゃないですから・・。
と考えれば、まだまだ、紹介してない曲があるなぁ・・と思ったわけですわ。 
 
 チェッカーズ。 1984年当時、超トップアーティストだったのに、未だに1曲も紹介してなかったよねぇ。
 昨日は、若干、マニアック気味だったから、今日は、超定番で行きますよ。

・・・ということで、引っ張ってこようと思ったんだけど、83年にデビュー以来、この時期、9月下旬にヒットしてた曲ってなかなかないんだよね。 チェッカーズって。
 ・・で、92年までの10年間で唯一、9月にヒットしてた曲・・・84年の「星屑のステージ」を引っ張ってきてみました。


 チェッカーズにとって、この曲は第4弾シングルなんだけど、1次的なイメージチェッンジ的な曲だったのかなぁ。
それまでの、アップテンポの軽めのロックから、一転、3連バラードへ。
 まあ、当時のチェッカーズの人気はすごかったからねぇ〜。どんな曲を持ってきても、ある程度のセールスはあったでしょうけどね。 そういう時には、どんどん冒険すべきだよね。
 「夏の終わり」というリリース時期からしても、このの3連バラードはピッタリというところもありましたし、まあ、いつかは、このテのバラードは出して来てたんだろうけど、だから、最初にイメージチェンジとも書いたけど、必然的な流れだったのかもな。
 そう考えると、タイミングはよかったんじゃないかな。

 曲も3連バラードといっても、クセのない、ストレートなバラードだったし、そのクセ、インパクト、掴み、しっかり持ってましたもんね。
 イントロなし、いきなり サビの♪胸にほほをうずめ〜♪だもんね。ノッケから思ってきり掴みですよ。
ターゲットの10代の女の子はたまりませんぜ。これは。

 チェッカーズは、ビートルズ的な売り方をして、日本では一番売れたバンドなんじゃないかな。
ビートルズ的な売り方っていうのは、要は、はじめは「アイドル」的な売り方をして、ティーンの心を掴む。
・・で、ころあいを見て、自分たちのスタイルで売っていくっていう形ですよね。
 もちろん、ビートルズは、ほとんどは自分たちで曲をつくった。チェッカーズは、当初の3年は、作家の曲を歌った・・・という違いはあるけど。
 でも、当初は、ティーン狙いのアイドルバンドだったっていう点では同じですよね。
曲も、どの曲もポイントを抑えた、覚えやすくて、なじみやすい曲ばっかりだったもんね。今考えると。
 初見で覚えちゃうっていうかね、個人的には「消化しやすい」曲が多かったな、チェッカーズは。この曲もそうだったな。
 個人的には、多分、「歌謡選抜」でリリースの1ヶ月くらい前に聴いたんだと思う。 それからは、かなり聴いてたもんなぁ。あのころは、他の曲もそうだったけど、リリース前にすべて覚えちゃってて、リリースの時には食傷気味になってたんだよね。この曲もそうだった気がするな。
 まあ、それだけ、覚えやすかったし、よくラジオでかかってたってのもあるけどね。

 それと、この曲、チェッカーズとしては、初めてのドラマタイアップだったよね。TBS系 金曜20時〜の「うちの子にかぎって」の主題歌。 田村正和がはじめて、「大人向け」のドラマから脱皮した(?)ってことで、話題になったドラマですよ。
 不っ快なドラマだったァ 。個人的に。 
田村正和、小学校の先生役だったけど、ガキがクソ生意気でさ。これほど、不快なドラマはないなと思ってたもんね。
 ・・といいつつ、ついつい見ちゃったりしてね。
金曜20時〜ということで、流れ的には金八先生なんだけど、この頃になると、コメディタッチになんだよね。プロデューサーも違うしさ。
 だけど、クソ生意気なガキと思ってみてた子役たち、考えてみれば、ワシと、5歳も違わなかったんだけどね。
 1世代も違わないのに、ワシたちの頃とは随分違うなぁと、若干カルチャーショックだったな。

 まあ、良いも悪いも、田村正和は、この後TBSのこの手のドラマにいろいろ、引っ張り出されてましたよね。一番は「パパはニュースキャスター」だと思うけど、これについては、あと5ヵ月後に・・(^^;;;

 ドラマの主題歌初見参といえば、今度の10月からのドラマ、同じTBS系ドラマ「ブラザービート」の主題歌は、Def Techだってね。
 うん、これは当時のチェッカーズと同じ立ち位置に立ったってことだけど、初のシングル化ですかね。
果たして売れるかな。





※2005年9月に書いたものの再掲載です。

青空のかけら / 斉藤由貴

1986_09_青空のかけら_斉藤由貴







今日の1曲セレクトは、「青空のかけら」斉藤由貴です。

さてさて、いつものように、まずはデータから

・タイトル       青空のかけら
・アーティスト     斉藤由貴
・作詞         松本隆
・作曲         亀井登志夫
・編曲         武部聡志
・リリース日      1986年8月21日
・発売元        キャニオン
・オリコン最高位    1位
・売上げ枚数      16.6万枚
・THE HITCHART HOT30 最高位 4位
・ベストテンランクイン期間: 1986年9月1日〜9月22日付
・タイアップ:フジフィルム「AXIA」CM曲


 スクラッチ。 HIPHOPが一般的になった今では、全然珍しくもなんともなくなったけど、HIPHOPなんていうジャンルすら日本では確立されていなかった当時、最初、この曲のイントロ聴いたときは、「なんじゃこれ?」と思いましたねぇ。
 ♪シャカ シャカ シャカ ウイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン♪(←イメージ)だけで、今となってはシロートがターンテーブル回してるような音だけなんだけど、当時は画期的だったんですよね。 しかも、それが、ラップでもなく、「アイドルポップス」の曲に起用されたのが、また新鮮でね。
 このスクラッチから、タップ調のハネ調のイントロに受け継がれてく・・・この一見何にも関係なさそうな展開が面白いんだよね。初めて聴いたら予想付かないもん。この展開。
 うん、曲自体も、HIPHOP調でもなんでもないんですよ。 ただ、タップダンスを踏むんで、ダンス調のハネものっぽいノリではあったけど。
 あ、それより、「斉藤由貴がタップを踏む」ってのが、話題になりましたよね。 だってさ、普通に考えたら、斉藤由貴がダンスを踊るっていうイメージもないのに、いきなりタップダンスですもんね。 なんか、それ見たさにテレビの前に座ったって記憶もあるな。
 本人はかなり嫌がってたみたいだけどね。

 あ、もっとその前に、この曲自体、今となっては、存在を知ってるヒトの方が少ないかな。斉藤由貴って言ったら、どうしてもデビュー曲の「卒業」か、アニメ「メゾン一刻」の主題歌になった「悲しみよこんにちは」ですもんね。
 でも、ですよ! 斉藤由貴でオリコン1位とったのって「唯一」この曲だけなんですねー。
 これってめちゃくちゃ意外でしょ。恐らく、みなさんの死角に完全に入っちゃっているような曲が、実は、オリコン1位獲得曲だったってこと。
 うーん、これだから、ヒットチャートと、ヒット曲の関係は奥が深い。 ちなみに、「卒業」は最高位6位、「悲しみよこんんにちは」は最高位3位です。 もちろん、どちらの曲も、この曲より売上げは上です(^^;;; まあ、そこがミソね。

 ただね、タップを踏んでるってこともあって、他の斉藤由貴の曲とは、印象がかなり違いましたよね。
↑でハネものっぽいと書きましたが、まさにその通りで、ヘダッとしていないんですよね。
 個人的には、曲の展開が面白かったな。この曲KeyはAで、てんかいとしては、Aメロ Bメロ サビの典型的な展開なんだけど、Bメロ ♪追いかけても もう it's too Late〜♪から、サビに入る♪Dancin' In The Sky〜♪でいきなりFコードに飛ぶ展開がおもしろかったな。まあ、今では、こういう変わった展開の曲も少なくないけど、当時はまだ、Key=Aだったら、それにそったオーソドックスなコード進行の曲が多かったですからね。
 いってみれば、展開が読めちゃうというか・・・。 だから、この曲は曲展開と音が面白かったんだよね。
 思わぬところで実験してるというか・・・。いやいや、でも、実験は大事ですよ。

 個人的には、もうちょっと売れて欲しかったな。 でも、佳曲なので、是非オススメしたいですね。聴いたことない方は、一度ぜひ、聴いてみる価値はありますよ。

 あー、それと、この曲も「イントロクイズ」という側面からみると、難問に入るだろうなぁ。超ウルトライントロで答えれたら、イントロクイズの実力は、かなりのもんですよ

さてさて、そんなイントロに注意して聴いてみてくだされ。



※2005年9月に書いたものの再掲載です。

想い出がいっぱい

1983_09_想い出がいっぱい_H2O






今日の1曲セレクトは、「想い出がいっぱい」H2Oです。


まずは、データから

・タイトル      想い出がいっぱい
・アーティスト    H2O
・作詞        阿木耀子
・作曲        鈴木キサブロー
・編曲        萩田光雄
・リリース日     1983年3月25日
・発売元       キティ
・オリコン最高位   6位
・売り上げ枚数    43.0万枚
・THE HITCHART HOT30 最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1983年9月5日〜10月10日付
・タイアップ フジテレビ系アニメ「みゆき」エンディングテーマ


 一昨日は、「タッチ」を紹介しましたが、今日は、あだち充原作アニメのもう片方、「みゆき」の主題歌だった、「想い出がいっぱい」にフォーカスを当てようと思います。
 まあ、「みゆき」の主題歌だったわけだけど、こちらも、「タッチ」同様、フジテレビ系のアニメでしたよね。たしか木曜の19時30分〜放映だった気がするなぁ。

 まあ、当時はほとんど、アニメ見てなかったから、これは、アニメで使われてたっていう記憶がほとんどないな。

 あ、↑で、「主題歌」って書いちゃったけど、主題歌(オープニング)は、同じくH2Oの「10%の雨予報」で、「想い出がいっぱい」はエンディング曲だったんだよね。
でも、アニメの主題歌としては、本格的ニューミュージックの曲だったこともあったのか、はたまたアニメの人気もてつだったのか、根強い人気だったもんねぇ。

 それと、典型的なジワジワヒットだったよね。 いま、当時のチャート資料を見ながら書いてるんだけど、この曲、初登場100位なのよ。 初登場100位からジワジワ上昇してきてベストテン入りした曲ってそんなに多くないんだよね。
KANの「愛は勝つ」が初登場99位からジワリとランクをあげて1位とったのは有名だけどね。
なにせ、初登場からベストテン入りまで18週を要している。ロングヒットの典型だよね。 

 でもまあ、時期もよかったよね。このときは、ニューミュージック界も、遅まきながら70年代世代から80年代世代への「脱皮」時期で、あたらなアーティストを求めてられていた時期なんだよね。
時を同じくして、杉山清貴&オメガトライブ「サマーサスピション」、葛城ユキ「ボヘミアン」、上田正樹「悲しい色やね」、杏里「CAT'S EYE」なんかが、チャート上しのぎを削っている頃だったしね。 あ、アルフィーの「メリーアン」なんかもそうだよね。     
 まあ、その後もヒットを重ねたグループ、1曲でヒット界から消えたヒト、いろいろ居るけど、世代交代期であったのは確かだよね。
 H2Oは、残念ながら、後者に属するわけだけど、この曲は、メロディラインがきれいだったよね。 曲がよかった。 はででも、必ずしもキャッチーでもなかったけど、ジワリヒットの典型で、何度も聴き込んでいくうちにはまっていくっていう曲だったなぁ。

 だから、最初に聴いたときはほとんど印象に残っていない。H2O? なにそれ? って感じだった気がするしね。
 やっぱりサビだよね。 ♪大人の階段のぼる〜♪ がやっぱり印象的だったよなぁ。 なんかさ、俺たちとリンクするんだよ。 詩を読むとシンパシーを感じるっていうかね。

 でも、当時はサビの部分にシンパシーを感じたけど、今になっては、出だしの♪古いアルバムの中に隠れて想い出がいっぱい♪の部分が一番グッとくるよね。
 そうか、この曲は、そういう創りになってたのか・・・って今になって思いますね。世代を超えて共感できる曲なんだ。  だから、今になっても色あせないのかなぁ。 そういう意味では、「タッチ」を聴くと高校1年の「あの頃」が蘇るだったけど、この曲は、俺にとっては、やっぱり中学2年のあの頃・・・夏休み終わりごろが帰ってくるって感じになるなぁ。

 なんかさ、今聴いても「鳥肌」が立ってくるんだよね。 これは、悪い意味ではなくて言い意味で。

 いまは、そういう曲ってあるんだろうかね。 20年後、「ああ、あの頃だよね」って言えるような曲が・・・。 短いスパンでの「商売」もいいけど、エバーグリーン、記憶に残る曲ももっと作って欲しいよね。

えー、動画ですが、YOU TUBEに適当なものが落ちてなかったので、他のサイトをリンク

http://www.dailymotion.com/video/x2eeyla_%E6%83%B3%E3%81%84%E5%87%BA%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%B1%E3%81%84-h%E2%82%82o_music




※2005年9月に書いたものの、再掲載です。

少女A / 中森明菜

1982_09_少女A







今日の1曲セレクトは、「少女A」中森明菜です。

まずは、データから

・タイトル     少女A
・アーティスト   中森明菜
・作詞       売野雅勇
・作曲       芹澤廣明
・編曲       芹澤廣明
・リリース日    1982年7月28日
・発売元      ワーナーパイオニア
・オリコン最高位  5位
・売上げ枚数    39.6万枚
・THE HITCHART HOT30 最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1982年9月27日〜11月27日付

 このところ、セレクト曲、アイドル寄りになってるかな・・・というキライはあったんだけど、やっぱり「この時期」って言ったら、この曲は避けて通れないよなぁ。
 それだけ、80年代アイドル界にはインパクトがあった曲ですよね。

 だけど、最初聴いた時は、ほとんど、印象に残んなかっただよね。生理的に合わなかったっていうかね。
 面白いもので、新曲を聴く場合、初見ですんなり自分の中に受け入れられる曲と、逆に、最初は「ウザイ」と思う曲ってあるじゃん。
 近田春夫氏も言ってるように、曲を聴く環境、シチュエーションの違いで、曲のイメージって変わってワケで。
 最近、新曲で「きになる曲」のレビューを自分で書いたりしてるけど、仮に当時も書いてたら、恐らく、ボロクソ書いてたと思う。それだけ印象に薄い・・・というか、逆にあんまり印象よくなかったんだよね。
 その前に、「中森明菜」っていうヒト自体よくわかんなかった・・っていうのが、正確なところかなぁ。
 はじめは、印象がうすかったんだよね。B級というかね。A級のアイドルのあのキラキラ感がなかったんだよね。先行してた、松本伊代、小泉今日子、堀ちえみ・・のほうがよっぽとキラキラしてたし。

 でも、なんども耳にしていくうちに、だんだんと「味」が出てくるんだよね。・・とともに曲のインパクトも感じるようになって来たわけです。
 この曲は、1回じゃわかんないのかもしれんね。 でも、そういう曲って一度耳に付いちゃうと、意外と飽きが来ないんだよね。逆に、何回も聴きたくなっちゃう。
 そうこうしているうちに、最初、あんなに印象に薄かった中森明菜がキラキラしてきたんだよなぁ。
 これってタレントさん自身、自信が付いてきたってことなんですかね。 これは不思議・・。 でも、70年代の山口百恵もそうだったけど、「物になる」アイドルってやっぱりいるんだよねぇ。

 今だから言えるけど、この曲、イントロのつかみからして、インパクトの塊ですよね。 最初のエレクトーンのグリッサンドからエレキとの絡みからして緊張感充分で、聴いてる方は、得々の世界に引き釣り込まれるって感じなんだよね。
 音自体は、どちらかといえば、ダサめだよね。っというか、この時代をもってしても古臭い。70年代だよね。このテの音は。
 同じ明菜のツッパリ路線で、このあとの「1/2の神話」なんかは、「少女A」に比べれば、スッキリとしてるんだよね。おなじエレキメインでも。 
こちらの方が音の面では80年代っぽい。
 ただ、「少女A」の場合は、軽めとはいえ、ブラスロックっぽい、ダサめの音にしたほうが掴みはよかったのかもしれないな。題材からして、ダサめのほうが「いかにも」って感じがするしね、
 このあたりは、アレンジの萩田光雄氏の見事な計算なんだろうなぁ。

 しかし、中森明菜のスタッフは、先見の明がある・・というか、思い切りが良いと言うかね。 普通、第1弾でバラードのソフト路線(「スローモーション」)を行けば、暫くはそのままの路線を行きますぜ。第2弾で路線変更というのは、かなりの冒険だもんね。でも、あえて、冒険のほうを選んだ。
 この辺は、計算ではないと思うんだよね。半分は「ばくち」だからさ。 でも、明菜本人ともども良いほうに転がったよね。
 このあとも、83年に「トワイライト」で、スロー路線で売れなくなってきたら、さっと、路線変更したでしょ。
「禁区」でミディアム路線に変更と、これもかなりの冒険だと思うのよ。 まず、ここが第2のターニングポイントっていうかね。
 でも、明菜ってターニングポイントを超えるたびに大きくなっていったよね。 やっぱり、のびるアーティストは、冒険をして伸びるのかなぁ・・・。
 82年、83年、84年と、どんどん大きくなっていったもんね。
 個人的にはピークは、84年だと思うんだよね。レコードセールス的にもそうだけど、この年の明菜が一番楽しそうに歌ってる気がするな。 もちろん、楽曲にも恵まれた。 変わってくるのは85年、86年でレコード大賞をとっちゃってからだよね。歌い方がガラっと変わっちゃったし・・・。表情まで変わっ
ちゃたもんね。
 やっぱり、若干20歳でのレコード大賞ってのは、相当な重石だったんじゃないかなぁ・・と今では思いますね。
 まあ、その辺に関しては、追々、他の曲を紹介しながら、書いていきたいと思います。

いずれにしても、この頃の明菜って、今見るとホント、かわいかったんだよね。




※2005年9月に書いたものを、若干、加筆しました。

タッチ / 岩崎良美

1985_09_タッチ_岩崎良美







今日の1曲セレクトは、「タッチ」岩崎良美です。

まずはデータから

・タイトル        タッチ
・アーティスト     岩崎良美
・作詞         康珍化
・作曲         芹澤廣明
・編曲         芹澤廣明
・リリース日     1985年3月21日
・発売元        キャニオン
・オリコン最高位    12位
・売上げ枚数      24.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 12位
・タイアップ     フジテレビ系アニメ「タッチ」主題歌


 この時期、この曲選ぶのはちょっとベタ過ぎるかな・・・とも一瞬思ったんだけどね。
まあ、それでも、映画も予想外にヒットしているみたいでし、丁度いい機会かなと思い、引っ張って来て見ました。
 正直言うと、岩崎良美バージョン、85年3月にリリースされ、この時期はすでにセールス自体は下火になってたんだよね。
 ただ、最高ランク12位、24.7万枚というのは、岩崎良美にとっては、最高セールスなんだよねぇ。
 まあ、ほとんど、アニメの力でここまで売れたと思えるわけで・・、果たして本人の心境は、いかばかりか・・といつも思うね。
 正直、この曲は、岩崎良美の曲の中では、決して出来のいい曲とはいえないと思うものね。
もっと、フレンチポップスのアンニュイな曲の方が、本人にとっては似合うとは思うんだけどね。 なにより、♪タッチ、タッチ そこにタッチ♪っていう詞は、ちょっと下品だよね。(失礼)
 
 まあ、これも宿命なんだろうねぇ・・・。

 それはさておき、だれでも、この曲を聴けば、一瞬にしてあの頃の自分にもどれるって曲がありますよね。
 これは、この間もちょろっと書きましたが、私にとっては、この曲を聴くと、一瞬にして頭の中は、85年の今頃にタイムスリップする・・・そんな感じがするなぁ。
 もちろん、実際にはそんなことないんだけど、情景、空気の匂いまでが85年のあの頃・・に戻るような感じかな・・。
 キーワードとしては、高校1年生、おニャン子クラブ、部活・・・・そんな空気が甦るね。
 この曲はもちろん、アニメ「タッチ」の主題歌だけど、「タッチ」と「おニャン子クラブ」って俺たち、1969年生まれの者にとっては、高校時代を象徴するアイテムだなぁ。
 ・・・というのも、どちらとも1985年4月にはじまり、1987年に終了してるんだ。
 つまり、俺たちが高校に入学すると同時にスタートし、高校3年のときに終了してるわけなんですよね。だから、この2つと俺たちの高校時代の思い出がダブるってかんじなんだよね。
 「青春」の2文字が浮かんでくるなぁ。。。 

 ちなみに、岩崎良美の「タッチ」自体は、さっきも書いたように、9月の時点では、すでにセールスとしては、下火になっていたけど、印象としては、今頃から一般に受け入れられてきたって感じがするのね。
 それは、やっぱりアニメとオーバーラップしてくるんじやないかなぁ。「タッチ」は、この時期から視聴率20%を切ったことなかったからねぇ。 で、ヒトツの山場は、やっぱり「一也」が死ぬところでしょ・・。たしか今頃は、その始めのヤマ場に向かってきたところだったと思うな。
 なんか、その盛り上がりと、曲の盛り上がりがシンクロしていたように思えるんだよね。
だから、この曲に関しては、必ずしも、オリコンランク=ヒット度って感じではなかったように思うね。 


 ちなみに、タッチは、アニメでは3回映画になってるけど、86年の「背番号のないエース」では、ラフ&レディ、87年の「君が通り過ぎたあとに」では、THE ALFEEがそれぞれ、主題歌を担当しておりました。覚えてますか〜。
 
 で、今回、実写版とはいえ、4回目の映画化というわけですね。今回、主題歌はYUKIということだけどね、どうなんでしょうね、映画にはあってるでしょうか? 
 どうも、実写版は見る気になんない私なんだよね。 やっぱ、これはアニメに限ると思うんだど・・。

 それと、ユンナが、岩崎良美の「タッチ」をカバーしてるけど、うーん、こっちもちょっとね・・・
イントロをふくめ出だしは良いと思うんですよ。 ただ、ちょっと、マジメすぎるかな? このコの特徴でもあるんたけど、どうも、この曲に関しては、から回りって感じがするな。 やっぱし、オリジナルの印象が強いからね。私たちの世代には・・。
 それと、音がね〜、軽い気がするんだよね。オリジナルは、もっとGSっぽかったじゃん。あれはあれ、今は今というのも良いと思うんだけど、ちょっとイメージが違うかなと思いましたわ。
 なにより、メロディの音が若干違うのね。 まあ、クラシックではないから、その辺の解釈は自由なんだけど、やっぱし、違和感があるよなぁ・・。




※2005年9月に書いたものの再掲載です。
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