かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

キニナル曲vol.21

久々のキニナル曲シリーズどぇす。たしか9月に書いた以来だから、約3か月ぶりかな?
ま、その間にキニナル曲が無かったわけじゃないんだけど、いつもの通り、どうも腰が重くてねぇ、なかなか筆が上がらなかったわけです。
 でもまぁ、今年ももうすぐ終わるわけだし、年が改まる前にもう1回くらい書いとくか・・・と思いーの、ようやっとこ重い腰をあげてみました。
 そんなわけで、今回は、9月以降にキニナッテいた曲を書こうと思いまする。
なんで、今回は、リリース以来ちょこっと、時間が経っている曲も含まれていますが、あしからず。。。。

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●Drogon Night / SEKAI NO OWARI
・作詞 Fukase
・作曲 Fukase
・編曲 SEKAI NO OWARI Nicky Romero
・発売元 トイズファクトリー
・発売日 2014年10月15日

 正直言って、個人的には、未だにSEKAI NO OWARIってよく理解できてないんだよね。
まあ、必ずしもキライではないんだけど、かといって、熱狂的に好きでもない。なんかいつも消化不良気味なんだよなぁ
それでも、バンドとしては、今、ウレセンとしては一番手を言ってるわけだから、ヒット曲を聴き続けているワタシにとっては、無視できない存在・・・って感じかな。

 よく分かんない・・・っていうのは、このヒトたちの曲構成なんだよな。
 いや、必ずしも貶しているわけではないし、下手と思っているわけではない。
むしろ、メロディラインはキャッチーだし、ポップスロックとしては、かなりハイクオリティなバンドだと思うわけで、人気があるのも当然だと思う。

・・・・んだけど、なんか今一つしっくりこないんだよな。

なんかね、聴いた後に、いつもどっかにモヤモヤ感が残るんだよね。スッキリ感が得られないんだよなぁ。

なぜか?

うーん、考えるに、このヒトたちの曲構成にあるんじゃないんかなぁ。

どうも、このヒトたちの曲・・・・特にシングルの構成はとっ散らかってるんだよなぁ。スッキリとまとまっていない・・・っていうかね。
 あ、このヒトたちのブレイク曲となった「スターライトパレード」は良かったと思うのよ、曲として纏まっているし、メロディもキャッチーだし、シングルらしい曲だよね。
でもね、2曲前の「スノーマジックファンタジー」は、どうもよく分かんなかった。
曲構成がぶつ切りなんだよね。Aメロ、Bメロ、サビ・・・場面場面でメロディ構成がぶつ切りでイメージが散漫になっちゃう。で、曲が終わると、結局は何が言いたかったの? っていう感じにとらわれるんだよなぁ。

でぇ、肝心のこの曲だけど、残念ながら、「スノーマジックファンタジー」と同じく、イメージが散漫になっちゃう・・・って方だな。
初めて聴いたのがFMでのOAからだったけど、相変わらず、メロディが場面場面でぶつ切りだな・・・っていうイメージが強かった。
 まあ、ここに来てCD音源をゲットしてサウンド的に体に入ってきたんで、やっと理解してきましたよ、この曲。
 消化不良なのは、きっと、このヒトたちの音楽(サウンド)が、いままでのワタシの中に無かったってことなんだろうね。
 若いうちは高カロリーな食べんでもすんなり受け付けるけど、年取ってくると消化不良を起こすでしょ。それと同じ。
こういう、今まで自分中に無かった曲はどんどこ聴いていかないと、自分の中に入ってこないし、理解できないんだよな。
それでもホコーダーをかけたボーカルトラックは、歌詞カードがないと、どうも、内容が伝わってこないな。折角のキャッチーなメロディの効果が半減するよね。
 

それにしても、このヒトたちのサウンドは、いつも、ディズニーランドのエレクトロパレードだなぁ。
 EDMは、こうだ・・・と言われりゃそうなのかもしれないけど、今やトップバンドに上り詰めたわけだし、そろそろ、この路線から脱却してもいいんじゃないですかねぇ。
このヒトたちの音楽性を広げるためにも、真の実力を図るためにも、こういうファンタジーの世界以外にも、もっといろんなサウンドを聴いてみたいね。



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●熱情のスペクトラム / いきものがかり
・作詞 水野芳樹
・作曲 水野芳樹
・編曲 近藤隆史 田中ユウスケ
・発売元 エピックレコード
・発売日 2014年10月15日
・タイアップ:TBS系アニメ「七つの大罪」オープニング・テーマ

へえ、この曲は面白いね。アニメの主題歌ということもあってか、まずもって、サビのメロディラインがいつもの、いきものがかりらしくないのが良いね。
 ここのところ、怒涛のリリースラッシュを行っている、いきものがかりだけど、大体は、「これまで」のいきものがかりなんだよね。メロディを聴いただけで、それと分かっちゃうような。さすがに、「あ、またか」っていう気分は払えないわけで、その中でも、この曲は、これまでの「いきものがかり」とは、ちょいと毛色がちがい、「おっ」と思わせるな。
 
 まあ、メロディライン自体、決して新しいモノでもなく、実験的でもないんだけどさ。いや、逆に完全にアナクロな世界なんだけどさ。
この質感は、70年代を懐古した感じの80年代のヒット曲って感じなんだよね。
ちょいとマイナーで簡単なメロディに簡単なコトバが並んでいるだけ、サウンドにしてもギターのリフとかさ、これは70年代の山口百恵とか桜田淳子って感じだよね、このチープさは。
 でも、このヒト達が歌うと、なんか新しい気分にさせてくれる。そこが良かった。
というか、尖がってるんだよね、メロディが。簡単で分かりやすい、かつキャッチーっていういかにもシングル的なんですよ。そこに引っかかるんだろうな

このヒトたちって、たまにワンポイント的に、こういう大衆的懐古系な曲を出してくれるよなぁ。例えば2008年の「ブルーバード」とかさ。
 まあ、この辺が、当初一発屋だと思ってたのに10年も続いている一番の要因なんだろうな。

 それと、ボーカルの吉岡聖恵って、低音が意外としっかりしてるな。声が太いし安定性もある。
 これまで、このヒトって、どちらかといえば中音域なボーカルっていうイメージが強いけど、もしかすると低音をフィーチャーしても、今後いけるかもしれないなぁ。
もしかすると、このヒトたちの新たなフィールドが広がるかもしれない。「あ、またか」っという曲だけじゃなくてさ。



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●好き /西野カナ
・作詞 西野カナ
・作曲 SAEKI youthK
・編曲 Pochi
・発売元 SME
・発売日 2014年10月15日
・タイアップ フジテレビ系「めざましテレビ」火曜日テーマ曲


 この曲で、まず耳が行っちゃうのは、その「音質の良さ」かなぁ。さすがに「ハイレゾはソニー」と宣伝してるだけあってか、「ソニー」所属のこのヒトには力の入れ方が違うわ。
 イントロの出足のシンセの音色、臨場感あるわぁ。CDから聴いても、16bitのCD音質のはずなのに、24bitのハイレゾと錯覚するほど音質がいいのよ。
 なるほどな、今後の展開も考えて、ちゃんと「ハイレゾ」対応の曲作りも始まっているんだな・・・とハッキリと認識させてくれる曲ですね。

 そんなハイパーなサウンドに対して、曲は、まあ「牧歌的」ですねぇ。めちゃくちゃストレートなメロディ。

個人的なイメージは、83年の秋って感じかなぁ。
堀ちえみの「夕暮れ気分」とか、あの辺りの「夕陽に染まった茜色の・・・・」っていう。いかにも「中高生」受けしそうな「素朴」さですねぇ。
 それも、東京の・・・というよりも、どこか片田舎の・・・っていう素朴さ。
 うちらが中学生だった、30年前には、まだあったような光景だけど、果たして、平成の御世まっただ中の「現在」に、この素朴さって、まだ存在するんですかねぇ・・・っていうのは、疑問に思ったりして。。今の中高生って、もっとマセてるんじゃないかなぁ。
 大体、タイトルからして、めちゃくちゃストレートだもんね。一言「好き」だし。
完全にアナクロな雰囲気ムンムンでしょ。


でも、逆に言えば、これは、西野カナっていうヒトの自信の表れなのかなぁ・・・。とか思っちゃりして。
それは、メロディラインにも感じるなぁ。これまでのこのヒトの曲って、古臭いようで、メロディラインに所々、なんか変なクセのような仕掛けがしてあったりして、そこがただの「古臭い」とは一線を画しているようなところがあったんだけどさ。
 なんて言うのかなぁ、子供のころから民謡をやっていたせいか、ロングトーンなのに、ところどころコブシ見たいな変なフェイクが入ってたりしてたじゃん。
 まあ、そころが西野カナの西野カナらしい部分でもあったんだろうけどさ。
 でも、この曲は、メロディが全くのストレート。ロングトーンは、しっかりロングトーンとして歌ってる・・・。
 そんな部分に、「あ、変わった」・・・って感じるんだよね。

対象的に、全体的なインパクトは少ないよなぁ。前曲「Darling」」はシチュエーション的にも、今までにない角度の曲だったりして、そこが面白かったんだけど、この曲はストレート過ぎるだけに、余計インパクトが感じられない。
 逆に言えば、そこにもこのヒトの「自信」の表れなのかもしれないなぁ。次の展開へ行くためのブリッジ的な作品としての
例えば、中森明菜が83年に「トワイライト」と「北ウイング」の間に、それまでとは全く違う展開の「禁区」って曲を持ってきたでしょ。あの時も明菜の「自信」を感じさせてくれたんだよね。それに近いモノを感じたりしてさ。
 もしかすると、このヒトなんかも、来年あたりは、違う展開の曲を持ってくるかもしれない。

・・・っていうか、このヒトって、もう25歳でしょ。そろそろ変わらなきゃねぇ。
いつまでも中高生のカリスマっていうわけにもいかないだろうし




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●BRIGHTER DAY /安室奈美恵
・作詞 TIGER
・作曲 Erik Lidbom Ylva Dimberg
・発売元 Dimension Point
・発売日 2014年11月12日
・タイアップ フジテレビ系ドラマ「ファーストクラス」

先月、11月頭の3連休に福島へ紅葉を見にドライブに行ったんだけど、向こうでは専ら地元のFM福島をかけてたんだよね。
 そこでやおら、この曲が流れてきた。向こうのパーソナリティは、「本日O.A解禁となった〜」といってたけど・・・・。「あれ? FM東京じゃ、前の週から流れてたぞ。。。」・・・・
 うーん、ネットが日本津々浦々まで普及して、東京も地方も分け隔てなく、ネット網の整備で、日本全国、同時に情報が行きわたるこの時代なのに、ラジオの世界では、未だに東京と地方には「時間の壁」があるんですかねぇ。。。

・・・・ととと、話がずれた。

「ファッションミュージック」・・・最近では、「シティーミュージック」と同じように全く耳にしなくなったジャンルだな。
 まあ、なんだ? 都会的な洗練された「オシャレ」な音楽・・・とでも言うべきか。
30年近く年前のバブル前、一味違ったハイセンスな音楽として流行に敏感なオネーサマたちが愛聴していた音楽とでもいうべきかな。
 この曲を聴くと、あの時代の「ファッションミュージック」が蘇ってくるな。「ファツション」を扱ったドラマ「ファーストクラス」の主題歌ということでもあるからか、まずもってイントロ出足のシンセの音色からしてオシャレ。思わずワクワクしちゃうような。

それにしても安室って、いい年の取り方をしてるよなぁ。
兎角、エイベックスのヒトたちってさあ、どうも幸せな年の取り方をしてる人が少ないと思うのよ。
全盛期のころはカリスマだぁ〜、ウタ姫だぁ〜ともてはやさせていた人たちが、今となっては幻想のようになってる人が多いよな。
 それは、「商用音楽」はワカモノのモノのためにあるという一貫姿勢が崩れないからだと思う。だから、いつまでたってもワカモノ向け限定の音楽を発信し続ける。
 でもさ、悲しいことに、ヒトはピーターパンじゃないからさ、年々、年をとるんだわ。 だから、年々大人になっていくファンのためにも、アーティストも、年とともに、大人へと脱皮していくべきなんだよね、本来は。
 でも、ワカモノにしがみ付いてるから、そこが上手く出来ない。そういうヒト達が多いと思うんだよな。特にエイベックスは。
 そのあたりを、冷静に対処してきた安室っていうヒトだからこそ、いまだに「歌姫」の地位に居られているのかもしれないと思うのよ。

「アムラー」教の教祖と祭り上げられていた、10代の頃の安室をずっと引っ張っていたら、今頃はとっくに「過去のヒト」になっていたかもしれん。
 でも、ここ10年くらいは、そんな鎧をいとも簡単に脱ぎ捨てて、新たにフィールドへ挑戦して来てたでしょ。それが今の安室に繋がってきていると思う。
 正直、個人的には「アムラー」として祀り挙げられていた、「幻想」として作り挙げられていた頃よりも、ここ10年くらいの安室の曲の方が、「現実味」が感じられて好きなんだよな。
 
 この曲なんかさ、正直、「あの頃」の安室の姿は、全然見えないじゃん。それよりも、もっと現実味を帯びた安室が感じられるんだよなぁ。

それはそうと、サビの♪I'll be there for you〜♪ってところ

♪I'll be there〜 ♪ っていうフレーズは、感情豊かに駆け上がっているのに対して、なんんで ♪ for you〜 ♪っちゅうフレーズはあんなに「ぶっきらぼう」やねん。

もしかして、この曲で個人的に一番引っかかった部分は「ココ」かもしれん。。。。




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●愛をからだに吹きこんで/Superfly
・作詞 いしわたり淳治
・作曲 Tomoya.S 越智志帆
・編曲 蔦谷好位置
・発売元 ワーナーミュージック
・発売日 2014/11/19
・タイアップ テレビ朝日系ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」主題歌

相変わらずハイテンション、かつ高カロリーな曲を聴かせてくれるSuperflyですねぇ。
いや、今回の新曲、これまでよりもさらに「高カロリー」な楽曲に仕上がったような。。。。
サビの♪おーおお おっおおー〜♪と駆け上がるところに執念を感ますわ。
さすがに、昨年、予期せぬ高視聴率をゲットしたドラマ「ドクターX」の主題歌という事もあってか「気合い」の入れ方が違う。
 でもね、そんな高カロリーな曲にもかかわらず、全体的に分かりやすいねぇ。
このヒトは、いつもは、西野カナとは別の意味で、クセのある歌い方、メロディラインなんだけど、今回はストレート。
ロックなんだけど、往年の「歌謡曲」に近いイメージだよなぁ。うん、これは完全な「歌謡ロック」だわ。
 一瞬、Superflyがアン・ルイスに思えたもの。

でも、いいんじゃないかなぁ、このワイセツ感。
アイドルばかりで「性的」な曲がめっきり少なくなった、昨今のヒット曲界。このヒトなんかは、その中でも「オトナ」な歌が歌える数少ないアーティストなんだからさあ、もっとワイセツになって欲しいなぁ。




動画はいつ消されるか分かんないんで、見たい方はお早めに

宇多田ヒカルのトリビュートアルバムに思う

ちょっと前から各メディアでも話題になってきていたけど、宇多田ヒカルのトリビュートアルバム「宇多田のうた」が今日、12月9日にリリースされた。

 通常、CDは水曜日発売・・・・というのが、ここ20年ばかしの通例になっているけど、火曜日発売というのも珍しい。
 それとも、「店着」・・・・いわいる「フラゲ(フライングゲット)」も考慮しての火曜日発売っていうわけか?

いやいや、今日12月9日が、「Autimatic」でデビューして「丸15年」ってことで、特別に火曜発売になったようだ。


それにしても、あれから15年かぁ。早いもんだな。
あん時、まだ、ギリギリ20代だったワタシも、はや、アラフィフっすよwwwww

そう言えば、マイミクの「オリ25」さんと知り合ったのも、ちょうどこの曲がヒットしている頃だった気がするなぁ。。


以前、「1曲セレクト」で「Automatic」を書いたときにも記載した事なんだけど、私が初めて「Automatic」を聴いたのは、リリースされる2週間くらい前、新卒で入った会社で外回りをしていた時のカーラジオだ。
 たしか、曲がかかる前に、藤圭子さんの娘で、若干15歳っていう紹介があったと思う。その瞬間、藤圭子⇒「夢は夜ひらく」⇒15歳⇒アナクロな70年代アイドル を連想したのは言うまでもない・・・
 
BUT、まるで予想もしてなかった、R&B調のイントロに不意を打たれてしまった。しかも、15歳にして完璧な歌唱、しかもしかも、自分で作詞作曲もしてる・・・と、あの時点では、おおよそ考えもつなかった、コノヒトの出現の衝撃は、めちゃくちゃでかかったな。 ヒット曲を聴き続けて、今年で36年。その間で、いくつかのエポックメイキング的な衝撃に出会ってきたけど、このヒトの出現ほど衝撃が大きかったのは、他に無かったかもしれない。

このヒトが出てきた1998年ってさ、CDセールスが史上最高に達した年だ。ただ、その半面、時代を強力にけん引するような「キー」になるようなアーティストが不在の年でもあった。それまで時代を引っ張ってきた、安室奈美恵もTKサウンドも「飽きられ」が見え始めた頃。
 そんな頃のこのヒトの出現は、完全に時代の牽引車が変わったような印象があったな。



あー、回想が長くなった。。。


それはさておき、このトリビュートアルバム、各参加アーティストの出来・・・・宇多田の唄の解釈・・・が、どれも、結構いいんですよ。

トリビュートアルバムって、昨今ではそんなに珍しくなくなったけど、だからか、正直、あんまり面白くないものも多い。なんかねぇ、各アーティストがカラオケやってるみたいな・・・っていうレベルのも珍しくないし。。。。

だけんど、今回の宇多田のトリビュートは、珍しく、レベルが高いんだよな。各曲とも。


今日、昼間、某FMで、このアルバムの各曲紹介をやってまして、聴いてたんだけど、どの曲も面白いね。

その中でも、注目されるのは、浜崎あゆみが、トリビュートに参加していることだろうなぁ。

まあ、スポーツ誌を含め各マスコミで、あの「世紀の歌姫対決から13年。ついにコラボ実現」とかの見出しが踊ってるけどさ。

世紀の歌姫対決とは、まあ、別段ここで書かなくてもいいかもしけないけど、2001年3月28日、同時リリースとなった、宇多田の2ndアルバム「Distance」と、浜崎のベストアルバム「A BEST」、どっちがアルバム1位をとるか!? ・・・・、マスコミを巻き込んで大騒ぎとなった、あのチャート対決の事ですわ。

結果、初動で、宇多田「Distance」 300.3万枚、 浜崎「A BEST」 287.5万枚で、宇多田が制したんだけどさ。

 たしか、あのころから、アンチ浜崎だったワタシは、あの頃自分のサイトに設置していたBBSで、「勝利」に沸いていたような気がするなぁふらふら


あれから、幾年月、両者、CDの初動売り上げ、300万枚を挟んだ攻防など、今となっては「夢のまた夢」のような出来事ではあるけど、あの時、後人を期した形になった、浜崎が「ライバル」宇多田のトリビュートに快く参加しているっていのうは、なんか清々しいなぁ。

ちなみに、浜崎は、「Movin'on Without You」をカバーしてるけど、これもなかなかよい。



なにより、本当に真剣に歌っているところがいい。
 最近の自分の曲より、声が前に出てきている。15年前の宇多田のオリジナルに決して負けてないように感じるな。

 正直、未だに、浜崎は、心から好きにはなってないけど(の割には結構音源を保有しているが・・・・)、そういう意味でも、今回のこの参加は認めたいですねぇ。

2014年年間チャート発表!

先ほど、ワタシメのサイトに2014年年間ランキングを発表しました!

http://kajiyannet.web.fc2.com/hitchart.htm


 データ内容としては、2014年1月2日付から先週12月25日付までのトータルポイントということは、いつもと変わらずで、ランクイン曲数は、全1358曲でした。

去年のトータルのランクイン曲数が1387曲だったんで、今年は若干ランクイン曲数が減ったという事ですね。
 毎週集計していて、相変わらず「猫の目チャート」だなぁ・・・っていう感じは拭えなかったけど、それでも、去年までに比べると、ややそれも落ち着いてきた・・・ってことですかねぇ。
うーん、まあ、まだ、「1曲に集中する」っていう昔ながらのランキングに戻りつつあるっていう実感は全く感じられませんけどね。あくまで、数字上ではという範疇で。


で、もって、肝心のランキングは・・・というと、見ていただけるとお分かりのように、松たか子の「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」が、栄えある2014年の「頂点」と相成りました。

 まあ、今年1年の「アナ雪」旋風からすると、「当然」ですよね。

しかしながら、トータル得点は73,031点と、ランキングを発表してきた、過去40年間で「最低」点での年間1位獲得と相成りました。
 これを見る限り、トータル得点が10万点以上が何曲も誕生し、最低でも15万点内外での年間1位争いを繰り広げていた、昔のランキングと比べると、「淋しい」の一言に尽きる結果ではあるかなぁ・・・・という気分は拭えないなぁ。


BUT BUT BUT、今回の「レット・イット・ゴー」、史上最低点での年間1位・・・と言うばかりではなく、「CD(レコード)セールス」要素のポイント「0」という、前代未聞な状況での、年間1位獲得ということでも史上初となります。
 はい、「レット・イット・ゴー」はCDでのシングルリリースはされていませんから、当然、ワタクシメのチャートでは、CDセールスでは対照外となります。

 それでも年間1位となってしまうわけだから、トータル得点以上に、如何に、この曲が今年。幅広く支持されてきたか・・・というのが分かると思います。
はい、CDではシングルカットされていない代わりに、ネット配信では、無類な強さを見せてます。


この曲のネット配信要素のランキング推移を抜き出してみました。

レット・イッゴー配信ランキング推移-

 
 4/3付で初登場1位を記録。そこから9週間にわたって1位を堅持。その後2度、1位から陥落するも、再度1位を返り咲き、トータルで15週、1位を守り続けるという、近年まれにみる長躯1位獲得作品となっており、ベストテン内だけでも25週、丸半年間ベストテンにランクされるという超ロングセラーとなっています。
 最初にも書いたように、ここ何年も、毎週のようにランキングが入れ替わる曲のヒット寿命が極端に短い「猫の目のチャート」の状況が続いている昨今で、こんなロングセラーが生まれるというのは奇跡ですよね。
 CDセールスの要素が「0」にも関わらず、年間1位を獲得した・・・というのは、こんな状況・・・・ネット配信での無類の強さ・・・から生まれたというほかないでしょうね。



 さて、年間2位は、西野カナの「Darling」がランクイン。
この曲がこの順位だった・・・というのは、果たして予想通りだったか・予想外だったか・・・っていうのは、人それぞれだったんじゃないですかねぇ。
 CDセールスしか見てなかったヒトには、かなり意外だったんじゃないかな。
それでもワタシのランキングでは、先週12/25付でも、まだ、30位内にランクインしているんで、順当と思った方も居ますかねぇ。
 この曲も、「レット・イット・ゴー」同様、ネット配信ではロングヒットになっており、それがこの順位につながる最大の原動力になってたりします。
この曲では、その他「有線」でも上位でロングランしており、この2つの要素が得点の大きな要因となっていたりします。


この曲のCDセールス、ネット配信、有線の各要素のランキング推移をまとめてみました。

ダーリン西野カナ各要素推移

 
 一目瞭然ですが、CDセールスは、あっという間に一直線でランクダウンしているのに対し、ネット配信、有線では、上位でロングランしていることが分かります。
 特にネット配信では、8/28付で1位初登場いらい、先週12/25付まで、1度もベストテンからダウンしておらず、未だにベストテン内をキープしています。
 いわんや、ここに来て再度ベスト3入りまで戻してきており、息を吹き返してきているような印象が強いですね。
 どうやら、紅白でもこの曲を歌うようなので、この先「紅白効果」も期待できそうで、ネット配信のみならず、その他の要素も再浮上する期待は大。この曲は、この先、まだ得点を伸ばして来そうだね。
西野カナのこれまでの最大のヒットは、ワタシのチャートでは、2010年の「Best Friend」でトータルポイントが70,981点なので、この先、この曲が「Best Friend」に代わって、彼女最大のヒットになることは確実となったわけです。


年間の1位、2位の曲は、共にネット配信が得点の大きな原動力になっていることは、↑で書きましたが、今年は上位2曲だけでなく、ベストテン内、ほとんどの曲が同様にネット配信でロングヒットし、得点の原動力となった曲がずらりと並んでます。

 年間上位10曲の主な得点源となった要素を記載してみました。



2014年年間要素

 


  4位水森かおり「島根恋旅」、6位氷川きよし「大利根ながれ月」は、毎度のごとく有線で圧倒的な強さを見せ、順当に上位に来ているものの、3位の絢香「にじいろ」、5位キング・クリーム・ソーダ「ゲラゲラボーのうた」、7位秦基博「ひまわりの約束」、8位JUJU「ラストシーン」と、いずれもネット配信で上位ロングランし、得点を積み上げた曲になっています。
 CDセールスが得点源となっているのは、CDセールス、ネット配信、有線、ラジオチャート、4要素ともまんべんなく上位にきた、サザンオールスターズ「東京VICTORY」、AKB48「心のプラカード」2曲に過ぎず、この2曲にしてもCDセールスのみで得点を稼いだわけでは無かったわけです。

 これを見ると、「ヒット」を決定する一番の要素は、これまでのCDセールスに代わって、ネット配信である・・・とはっきりと示された年なった・・・ということも、今年の大きな特徴だと思います。

週ごとの各要素のチャート推移を見てみても、既記のように、あっという間にランクダウンするCDセールスに対し、ネット配信では、上位にロングランする曲が確実に増えてきています。
 
今年は、上記の「Darling」同様、絢香「にじいろ」、JUJU「ラストシーン」で見られたように、ネット配信で上位ロングランしている曲とシンクロして、有線でもロングランした曲が多かったのも特徴でしたね。


 これらの傾向から、完全にコアファンのコレクターズ・アイテムになった「CD」というパッケージメディアに対し、コアな固定ファン以外の、いわいる一般層⇒浮動票は、ネット配信に、ほぼシフトしたと見えるような傾向が今年は特に強くなりましたね。

この傾向は、恐らく来年も続くものと思います。


・・・というのも、上で書いたように、CDパッケージというメディアが、完全にコアな固定ファンのコレクターズアイテムになり下がってしまい、この先、CDでのロングヒットがますます難しくなってきていることが最大の要因だね。
 逆に、ネット配信は、ここに来て、「CD以上の音質」であるハイレゾが盛り上がりを見せており、この先、CDとの差別化ということで、ますます盛り上がりを見せそうな気配が出てきたことも大きいかな。
 最近は、アキバのヨドバシに行っても、CDプレイヤーコーナーは隅に追いやられ、ネット接続、ハイレゾ対応のレシーバーが、コンポでは幅を利かせてきていることからも、今後のネット配信が、ますます一般化されてきそうな気配を強く感じ取れたりします。

プラスして、来年、消費税が10%に引き上げられる気配が強いっていうのも、CDパッケージには逆風だろうな。
 今でさえ、「高い」と思える、CD価格が消費税引き上げで、ますます高くなるわけだから。
 一方で、ネット配信は、ハイレゾ化することで価格は高くなるものの、音質でCDとの差別化という優位性を考えると、まだ価格には猶予性はあるだろうね。

これらを総合的に考えて、来年は、ますますネット配信が「ヒット」を左右する要素になって行きそうなんだよね。

それを考えると、本来ならば、ワタシのチャートの要素配点でも、ネット配信の配点を
もっと高くして行きたい希望はあるんだけどねぇ。
 ネット配信を依然と拒んでいるJ'sの動きが目の上のたんこぶなんだよなぁ。
思い切って切りたいのもやまやまなんだけど、「ヒット曲」という意味を考えると、全く軽視も出来ないからなぁ。。。
 まあ、全体の傾向を見て、段階的に、徐々にネット配信の得点配分を増やしていこうと思ってます。

いずれにしても、来年も、より多くの人が共感できるような、「いい曲」がたくさん出てきて欲しいという事は願いたいですねぇ。
 まあ、毎年変わらず、この時期の願いなんだけどさ。

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