かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

今夜はANGEL / 椎名恵

1986-01_今夜はANGEL_椎名恵






スカイパーフェクTVっていいよね。ついついはまっちゃうんだよなぁ。特にワシらの年代にとっては、一種のワンダーランドだよなぁ・・。
 何がって、昔、見てた番組がバンバン放送されているわけで、ついつい見入っちゃうんですよね。

 ・・といきなり大上段的に書き始めましたが、日曜23時からファミリー劇場で放送されている「ヤヌスの鏡」、ついつい見ちゃうんだよなぁ・・・。

 大映ドラマ作品。杉浦幸主演の「二重人格ドラマ」(^^;;;
っすね。オリジナルは、85年12月〜86年4月 水曜20時 フジテレビっつう、いまでは考えられない、変な期間の1クール(1.5クール?)ドラマだったんだけど、これは、俺もハマッタなぁ・・。
 杉浦幸のほかは、ほとんど、スクールウォーズ+不良少女と呼ばれて 的なキャスティング・・・いってみりゃ、いつもの大映ドラマおなじみのメンバーにおなじみの展開って分かりきっちゃいるんだけど、ついつい引き込まれちゃう・・っつう伏不思議なドラマでしたよねぇ・・。
 いや、あの時代の大映ドラマっていつも同じパターンって分かっていながらついつい、みちゃう・・・今からするとなんか、魔法にかかってたような感じだったよなぁ・・・。

 ・・・ということで、このドラマの主題歌だったのが、この、椎名恵「今夜はANGEL」だったんだよね。

 この曲のデータ

・タイトル  今夜はANGEL
・アーティスト 椎名恵
・作詞  Jim Steinman
・作曲  Jim Steinman
・編曲  戸塚修
・日本語詞 椎名恵
・リリース日  1986年1月1日
・発売元    TDKレコード
・オリコン最高位 7位
・売り上げ枚数   26.4万枚
・タイアップ フジテレビ系ドラマ「ヤヌスの鏡」オープニンニグテーマ曲


 うーん、正直、この曲に関しては、曲の内容云々ではないですよね。
 兎に角、この曲=ヤヌスの鏡 って感じなのよね。私の中では・・。みなさんもそうなんではないでしょうかねぇ・・。
 この曲を聴くと、未だにあのオープニングの映像が浮かんでくる・・・因果なもんだよなぁ。

 あ、そうそう、この曲、もともと、映画「ストリート オブファイアー」主題歌の「TONIGHT IS WHAT IT MEANS TO BE YOUNG」のカバーなんだけど、そっちのほうが「あ、知ってるよ」っていう方が多いかなぁ。
 実は、俺もその一人だったんだよね。当時は・・。

 あ、映画はね、ガッコでみたの・・。 当時、俺、高校1年だったんだけど、「英語の授業の一環」といっては、月1回ぐらい視聴覚室で映画のビデオ見るのが、一種の恒例だったのね。ウチの高校では・・・っていうか、俺が受けてた英語のクラスでは・。 それで見た映画に「ストリート オブ ファイアー」があったのよね。
・・・で、俺、映画の内容は全然おぼえてないのに、この曲だけはしっかり覚えてて、ちょうど探してた矢先に、このドラマが始まったんだ。
 このいきさつは、20年たった今でもよーく覚えてる。

 付け加えて、椎名恵バージョン、付いてる日本語詩がなんつう、ぎこちないんだ!? ってこと。
 うーん、でも、考えたんだろえねぇ・・ドラマのタイアップってことで・・・。でも、それにしてもぎこちないの。
 詩のことは、あんまり言わない俺が書いてるんだから、余程のことだよね。
 うーん、で、さすがに全編は日本語つかなかったんだろうねぇ。半分は「原詩」のままだったもんね。

 それでも、ドラマのオープニングに流れると、うまくはまっちゃうんだよねぇ・・・。それが不思議な魅力だったな。


 あ、そういえば、この頃の大映ドラマって、向こうの曲のカバー曲持ってくるのが、流行だったよね。

「スクールウォーズ」⇒「ヒーロー」(麻倉未稀) オリジナル ボニータイラー

「不良少女と呼ばれて」⇒「NEVER」(MIE) オリジナル ムービングピクチャー

あ、そうそう

「スチュワーデス物語」⇒「WHAT A FEELING」(麻倉未稀) オリジナル アイリーンキャラ

ってのもあったな・・。これ、あの「フラッシュダンス」の主題歌のカバーなんだけど、これも「訳詩」は、「ぎごちなさ」の極地だったよなぁ・・。
 「今夜のANGEL」は、これの第2弾って感じだったよね。

 さあさあ、そんなことを考えながら、今日も、これから引き込まれちゃう・・んだろうな。 ハハハ。






ちなみに、椎名恵さんは、この曲で「ザ・ベストテン」に僅か1週だけど、ランクインしたんだけど、その唯一のランクイン週、特番でベストテンがお休みという・・・・不運。。。
 お陰で、「ザ・ベストテン」ランクイン歌手としては、影が薄い・・・という。。。





※2005年8月に書いたものの再録です。         

VACANCE

1982-08_VACANCE_岩崎良美






今回の1曲セレクトは、岩崎良美の「VACANCE」です。

まずは、データから

・タイトル     VACANCE
・アーティスト  岩崎良美
・作詞      青木茗
・作曲      PANTA
・編曲      清水信之
・リリース日   1982年7月21日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 41位
・売り上げ枚数  3.6万枚

 今回、これ取りあげたのは、このところ、ずっと「色もの」っぽいのが続いたんで、ちょっと「正攻法」に戻そうか・・というところもあるけど、やっぱり、時期的なものもあるよね。
「お盆」ですよ! 世間一般は・・。
 ・・で、お盆といったら、お盆休み⇒ヴァカンスとなりますよねぇ。

 ・・・で、行き当たったのがこの曲です。
 もちろん、ひっぱって来るだけの曲なんですよね〜。これがまたいい!

 岩崎良美っつったら、「タッチ」しか、みなさん知らないんぢやないですか?
 ・・だったら悲しいっ。 世間にはあんまり、知れていないけど、この頃、81年〜82年頃の岩崎良美って、知る人ぞ知るって感じですが、けっこう佳曲が多いんですよね。

 シングルだけでも82年は
1月 愛してモナムール
4月 どきどき旅行
7月 VACANCE
10月 化粧なんて似合わない

の4曲リリースしてるんですが、当時はいずれもスマッシュヒット止まり。

 BUT、今になって、再評価されている曲が多いですね。いや、当時から、見抜いてた人は見抜いてたって感じなのかな。

で、1月の「愛してモナムール」は、下地が明るい、フレンチポップスっぽいんですよね。まあ、タイトルからして「モナムール」って言うくらいですから、想像は出来るかもしれませんが・・。 
 
 当時は、松田聖子は別格として、80年代(前半)のアイドルの曲の典型(=「規格」)のような、パターンがある程度固まってきた頃だったんですが、この「愛してモナムール」は、このパターンからは、随分外れてたなぁ。
 どちらかというと、岩崎良美って、大人っぽさを売りにしてたんだよね。 まあ、それが裏目に出ちゃってたともいえるんだけど・・・。

 で、「VACANCE」。
 これは、「愛してモナムール」の続編という感じで、イメージとしては、「南フランスの〜」、あるいは「地中海の〜」っていう、オシャレな雰囲気。
 小道具として、詩に「ペリエ」とかでてくるものね。いまは、何てことないだろうけど、当時はオシャレだったのよね。

 曲がまたよい。メロディはシンプルなんだけど、インパクトというか、引っ掛かりがあるんだよね。
 それと、詩とメロディのマッチングがすばらしくて、聴いたとたん「絵」が浮かんでくるんだよね。
 出だしの♪いつか ふたりで〜♪で、すっかりこの世界に引き込まれるって感じかなぁ。
 
 この曲、あの伝説のバンド「頭脳警察」のPANTA氏が書いたっていうのもちょっとピックリなんだけどね。
 それと、アレンジもメロディに負けていないよなぁ。詩のイメージを壊さないほどの大胆さとキャッチーさ、温度感もピッタリだしね。
 ちなみに、アレンジは、当時は若手だった清水信之氏。
詩は、その昔シンガーだった青木茗こと、金井夕子氏

 うーん、これほど、三者 三位一体になった曲ってのも珍しいんだけどねぇ・・・。

 それにしても、当時 おりこん41位 3.6万枚しか売れなかったっていうのはねぇ・・・。今でも信じらんない。
 プロモーションの問題だったのかなぁ・・。それと、プラス、最初に書いたように、「時代」とのマッチング差って言うのもあったんだろうな。

 こういう曲ほど、引っ張ってきて、もういちど、みなさんに紹介したいよなぁ・・。
 同じバカンスでも、SMAPの「BANG!BANG!バカンス」なんて、一発で吹っ飛ぶよ。絶対!
ってこともあったわけで、ちょうど「時期」的にもピッタリだったんで、出してきてみました。
 





※2005年8月に書いたものの再録です

ボディスペシャル

ボディ・スペシャル-サザンオールスターズ






今回の1曲セレクトは、「ボディスペシャル供廚匹┐后
 ほんじゃ、まずは、データから。。。

・タイトル    :ボディスペシャル
・アーティスト  :サザンオールスターズ
・作詞  桑田佳佑
・作曲  桑田佳佑
・編曲  サザンオールスターズ
リリース日  :1983年3月5日
発売元     :ビクター
オリコン最高位 :10位
売り上げ枚数  :30.3万枚

 なんで、「ボディスペシャル供廚覆痢 ・・と言われりゃ、決まってるでしょ! NUDE MAN に続く、エロジャケットだからでしょ! ダンナ!
 ・・・・いーーえ、断じて違います!! 気になったんだよね。この間の44枚のシングルリリースで、一番うれたのが、この曲なのよ。
 普通だったら、TSUNAMI、いとしのエリー、勝手にシンドバッド・・・あたりだよね。売れるって言ったら。

 でも、実際は、この曲だったんだよね。 ほんじゃ、なぜ?
そりゃ、あのジャケットにつられて・・・・・バシッ(殴られる音)・・・・
 ・・なわけねーだろ。
(この辺、中島みゆきの「ひとり上手」が聴こえてきそうね)


 それはさておき・・・

 うーん、考えるにね、この曲、オリジナルアルバムに入っていないから何じゃないかなぁ・・と。
 いや、それだけじゃない、「海のYeah!」とかに代表されるコンセプトベストアルバムにも、ほとんど入れられていない。
 あの、プレミアがついたベスト盤「すいか」には入ってるけど、プレミアゆえ、手に入らなかったヒトがかなりいた・・
 などの理由から、いままで、結構、入手しづらかったんじゃないかな。

 それと、もうひとつ、曲がストレートなロックだから、ぢゃねーかな。
・・・というのも、近頃のサザン、このテの「HARD ROCK」調の曲、ほっとんどやっていないのよね。
 シングルでは、95年の「マンピーのG☆SPOT」以来、ないんぢゃないかな。
 今度の新曲「BOHBO NO.5」たしかに激しいですよ。でも、どちらかと言うとROCKというよりラテンなんだよね。
 5年前の「HOTEL PACIFIC」にしても然り。
 
 だから、ここ最近のファンにとっても、新鮮だったんじゃないかな。サザン=ROCK BANDということを再認識するにもさ。
 いや、ファンは、望んでいるんですよ、きっと。こういった、ROCKBANDを再認識させるような曲を。
 何を隠そう、私もその一人だからさぁ。だから、正直言うと、今度のBOHBOは、心からは喜べないんだよね。
 あ、それが、今週のランキングにも出てきてるんぢやないかなぁ。


 ちなみに、前年の「チャコの海岸物語」もそうだったけど、この曲もこの年夏のオリジナルアルバム「綺麗」には、収録されていません。
 この間も書いたけど、サザンのオリジナルアルバムは、基本、コンセプトアルバム何だよね。 だから、アルバムのコンセプトに沿わない曲は、たとえ、ヒット曲でも収録しない・・という姿勢を貫いたわけで・・。
 もちろん、この曲、入れたところで、やはり浮いちゃたろうけど・・。

 流れから見ると、「ホディスペシャル供廚蓮∩闇の「NUDE MAN」の流れなんだよね。うん、それが、ジャケットにも表れているんだけど・・。
 逆に言うと、「NUDE MAN」というプロジェクトは、この曲で完結してるんだよね。その締めくくりの曲でもあるわけ。

 で、この曲を境に、サザンの曲調が変わるんですねー。
あらたな新境地というべき、コンピューターサウンドとロックの融合、ラテンのリズムを取り入れるなど、新たな実験の場が始まったのね。この流れは、2年後の85年のアルバム「kamakura」で花開くんだけどさ。

 そういう、端境期の曲でもあった・・・ということで、個人的にも印象深い曲なんですよねぇ〜。
 ROCK IN JAPANでは、この曲やるかなぁ!? 期待するへぇかな。。。
 
 さあて、気分は盛り上がってきたヨン! このまま、ROCK IN JAPANへなだれこみだぁ・・・と行きたい所だけど、明日は仕事なんだよな。。。ぷぷぷ。。。
 多分、仕事、手につかないだろうけどなぁ。 でも、土日に向けて気持ち盛り上げていくヨン。


 だそく・・。最初に書いた、曲データの売り上げが「ちがくねー」と気がついたヒト、「アンタはエライ!」(小松政夫調で)
 ぢつは、今週もベスト100に入ってるだろう・・とタカをくくってて、再発の分も含めた枚数、調査してなかったのよ。
 だから、オリジナルの時のみのセールス枚数です。
 あしからず。



※10年前に書いた記事の再録どぇす。

キニナル曲vol.18

  なんで、こんなタイミングで「キニナル曲」? とか思われちゃったりするかもしれないけど、ここのところ引っかかった曲をちょくちょくまとめていたんだよね。
 で、なんか、一気に出したくなっちゃったんで、変なタイミングだけど、キニナル曲を


●キャッチミー岡っ引きさん feat.もち政宗 /レキシ
・作詞 池田貴史
・作曲 池田貴史
・発売日 2014年6月4日
・発売元 ビクターエンターテイメント(アルバム「レキシ」より)

 すでに6/4にリリースされた池田貴史ソロブロジェクト「レキシ」のアルバム「レキシ」に収録されているナンバーなんだけどね。
 初め、そういういきさつは全く知識にないうちに、ラジオでこの曲を聴いたんだけどさ。すぐさま耳が反応。単純に、「あ、これいい!」・・・なんて引っかかっちゃったな。 まずね、タイトルの「キャッチミー」のごとく、イントロからして「キャッチー」。
最近、こういう、もろ、「売れ線、キャッチー」な、ミュージシャンからしてみれば「クサッ」って言われそうな曲って、ほとんど絶滅してたじゃん。ほとんど30年くらい前に。 そう、これは、完全に80年代前半的なメロディラインだよね。
 だから、ワタシみたいな40代のオッサンには、即座に反応しちゃうんだよ、この手のキャッチーなポップスには。
 はい、タイトルとはウラハラに、完全なるポップスです、この曲は。
そんな、タイトルから連想される曲調とは、全く関係ないところがいい。っていうか、笑えるんだよね。
 ♪ キャッチミー〜 おかっぴきさーん〜 ♪ なんて歌詞から、こんなポップスは想像つかないでしょ。それが面白いね。

 featuringは、「もち政宗」になってるとけど、E.L.Tの持田香織。
このモッチーの声質も、E.L.Tとはちょっと違うんだよね。最初聴いたとき、原由子かと思っちゃったもん。
 そそそ、なんの予備知識も持たないで、この初めてこの曲を聴いたとき、原由子の新曲かと思ったのよ。「へぇ〜、こんなポップスいいじゃん」・・・とかさ。
まさか、持田が歌ってるなんて知らなかったからさ。

 レキシっていうプロジェクト、前々から名前は知ってたんだけど、改めて曲を聴くのは、今回が初めてなのですよ。
 ↑でも書いたけど、歴史に関係する用語からして、どうも曲が想像つかなかったっていうかねぇ、あんまり興味が湧かなかったっていうかね。
 でも、今回曲を聴いてみて、池田貴史っていうヒト、親しみ易いメロディを書くじゃん。ネットでは、この曲ではなく、次のトラックに収録されている「年貢 for you」の方が人気があるようだけど、個人的には、この曲の方が好きだなぁ。
 あわよくば「シングル」にしてほしいくらいですよ。

 えー、YOU TUBEには音源も動画も落ちてなかったんで、↓ こちらで

http://bit.ly/1vs8b4Z

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●イイナヅケ・ブルー /Charisma.com
・作詞 いつか
・作曲 守尾崇 いつか
・発売日 2014年6月4日
・発売元 LASRUM MUSIC ENTERTAIMENT

JFN系のFM各局で、今プッシュしてるCharisma.comだけあって、ラジオチャートでジワリと上昇傾向にあるこの曲なんだよね。
 兎に角、FMを聴いてると、最近よくかかるんだよ、この曲。 
おかげで、すっかり耳に残っちゃったよ。
 
 曲のジャンル的に言えば、正直、個人的な好みではない。使い古された言い方で書けば、「ヒップホップ」に分類されるよね、この手の曲は。
 ただね、これまでの「それ」系と違うのは、楽曲に粘り気がないってうのかなぁ。
個人的な感覚からすると、ヒップホップってさあ、なんか汗臭いんだよね。どこからか「ワキガ」の匂いと、「クスリ」の匂いが漂ってくるような・・・。なんていうかね、「ヤバイ」匂いがする音楽のように感じわけですよ、個人的には。
 だけどね、このヒトたちには、そういう「ヤバイ」匂いを感じないんだよね。まあ、かといって、全く健全というわけでもないんだけどさ。ギリギリのところで度を超えない「ヤバ」さっていうのかなぁ。そんな一種のアンバランスさに、ハラハラさせられながら聴ける音楽ってところに、思わず引っかかってしまうのかも知れないな。
 でも、こういう方向の人たちは、これまではメジャー戦線にはなかなか居なかったタイプだし、こういう人たちが出てくるのは、これからは面白いかもしれない。



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●夢で逢えるのに〜Sometimes I Cry〜 /W-inds.
・作詞 Eric Benet Jordan / george t.Jr.Nash / Satomi
・作曲 Eric Benet Jordan / george t.Jr.Nash
・発売日 2014年6月11日
・発売元 ポニーキャニオン
・タイアップ 日本テレビ系「それいけ!ゲームパンサー!」エンディングテーマ

 これ、カバーだよね。え? エリック・ベネイの「Sometimes I Cry」のカバー?
・・・だよね、こんな曲書ける日本人なんていないだろうしよ。
 それにしても、めちゃくちゃ高いファルセットを完璧に歌いこなしてるな。正直、思わず鳥肌ものです、もちろん、いい意味で。
・・・というか、日本人でこれだけの高音域のファルセットを歌い切れる人なんていうのもそうそうは居ないでしょう。
 まあ、その前に、まだアイドル時代の「w-inds.」の印象しかないワタシとしては、この変貌ぶりにもびっくりなんだけどさ。考えてみれば、あれから10数年も経ってるんだもんな。

 ただ、気になったのは、果たして、この曲をどの程度、本気で「商売」としてリリースしたのか・・・っていう点。
 っていうか、今の日本のマーケットで、この位歌えるぞ・・・っていう主張を理解できる人が一体どのくらい居るんだろう? まあ、簡単に言えば一般的なお客さんにどれだけ理解してもらえて支持されるんだろう? ってことなんだよね。
 うん、商売っていうマーケティングを考えたときに、果たして、このレベルの「音楽」についてこれるヒトがどけだけ居るかってことですよ。
 まあ、w-inds.のファンのヒトたちには、無条件で受け入れられるでしょう。でも、なんかそれだけっていう感じもしないでもないんだよね。
 最近の人は耳が肥えてるって、よく言われるけど、それはリズム的、音色的、音質的な点であって、ウタの上手さ、どれだけ歌えきれているかっていう点を聴く力っていうのは、むしろ、昔に比べて退化・・・というか幼稚化きているようにも思えるんだよね。
 だってさ、本当の意味で、歌が上手いって思える、日本人の人気上位のアーティストが、今どれだけいる? ことから見てもわかるじゃん。アニメ声の声質のヒトは昔より増えたけどさ。
そういうマーケットの傾向を考えたときに、果たして、この曲でいいのだろうか? っていう疑問も残るってことなんだよね。
 もちろん、これだけ歌えるってことは、素晴らしいことだし、それで一般のヒトを巻き込むようなヒットになったなら言うことはないんだけどさ。



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●頑張ったっていいんじゃない/大原櫻子(from MUSI&Co.)
・作詞 亀田誠治
・作曲 亀田誠治
・発売日 2014年6月25日
・発売元 ビクターエンターテイメント


今、小中学生の間で人気なんだってね、「大原櫻子」って。オジサンは知らなんだよ。
この間テレビ見てて初めて知ったのよね。・・・・ということで、早速、曲を聴いてみた。
うーん、微妙だなぁ。強いて言えばたしかに聴きやすよね。どこにも「アク」がないし、メロディもキャッチーだし。でも、オジさんには退屈な感じだなぁ。
 なんかねぇ、もう一歩、引っかかりが欲しいですねぇ。メロディにでもいいし、楽器の使い方でもいいし、音色でもいいし、リズムでもいいし。
 兎に角、淡々と流れていくだよね。
 それと、大原櫻子ってヒトの前に、「亀田誠治」プロデュースっていう看板がちらついちゃって、このヒトの良さが、どうも前に出てこないんだよなぁ。
 もし、売れたとしたら、「亀田誠治」っていう印籠で売れたんじゃないか・・・・見たいなさぁ。
でも、まあ小中生には、このくらいのなんのてらいのない曲くらいがいいのかもなぁ。





いつものように、動画はいつ消されるか分からないんで、見たい方は早めにどうぞ

キニナル曲vol.19

ふにふにふにと、またまた書いてしまった、キニナル曲。 
さてと、今回は、前置きなしで、さっさと行きますぞ。

●TOP OF THE WORLD / SMAP
・作詞 いしわたり淳治
・作曲 MIYAVI
・編曲 CMJK
・発売元 ビクターエンタテインメント
・発売日 2014年7月16日

 少し前、別途の内容で書いたけど、今やジャニーズ関連の曲で半分以上は、国外の作曲者が作った曲で占められている。(ほとんどはスウェーデンの人。ジャニーズはスウェーデンの音楽出版社に出資しているっていう関係があるからなんだろうけど)
 ま、何れにしても外人が作った曲だからして、「純粋」なJ-POPとは呼べないような曲が多いわけだ。
 それは、SMAPも同じことで、ここ最近は「外人」が作った曲も含まれている。
それは、この「TOP OF WORLD」も同じで・・・・・・・

うんにゃ〜、これは作詞、作曲とも日本人なんじゃん!

まずね、この曲については、そこが驚いた。この曲の作家については、何の予備知識もないまま、ラジオから流れてきた、この曲を聴いた。
「なんでぇ、「外タレ」が作った曲かぁ」・・・・と私ゃ信じ切ってたのよ。

だってね、この曲には、「へんちくりん」だけど「キャッチー」というJ-POP特有なメロディライン、サウンドが見られない。
 向こうの曲特有な無機質、かつ温度感を感じられない無い、プラスティック的な肌触りのメロディライン、サウンドなのよ。

 うーん、日本人も、こういう感情もへったくれもない、温度感も感じないような無機質な曲を作れるようになったんだ・・・・と思うと、ある種、ショックを感じてしまったりして。。。

 まあ、いい意味でのショックなんだけどね。

遠い昔、ワタシが生まれたころは、ロックに日本語は乗らないっていうのが定説だった。つまり、日本語のロックは商売にならないっていういうことだ。
 それは、向こうと同じような無機質なメロディラインの上でのロックという意味なんだけどね。

 で、その解決策として、リズムやサウンドはロック的なものを取り込み、メロディラインはある意味「日本的」っていう、「日本特有」な感じのロックが、J-POPの上では、永い間、いわいるロックだった。

この曲とかさ、最近ヒットしている、ONE OK ROCKの「Mighty Long Fall」なんかを聴いてると、そんなロックな議論なんて無かったかのように感じるんだよね。
 つまり、これまでにはなかったような新しい匂いがするんですよ。

そういう意味でもショックを感じたな。日本の作家も、向こうの本来の意味でのロックと境界線を感じさせないものが作れるようになったんだから。





当然だけど、公式MVなぞ、落ちてるわけもなし。。。。

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●Darling /西野カナ
・作詞 Kana Nishino
・作曲 Takashi Yamaguchi
・編曲 Takashi Yamaguchi
・発売元 SME
・発売日 2014年8月13日
・タイアップ フジテレビ系「めざましテレビ」火曜日テーマソング


めざましテレビの「火曜日」のテーマ曲として、何カ月か前から流れていたんで、ずっと気になってたんだけど、やっとリリースされてきたな。
 なによりも、シングルのタイトル曲として、リリースして来たところは、やっとソニーも分かってきたか・・・と思うとこなんだよね。

 以前の「キニナル」曲で、何回か書いて来たんだけど、ソニーさんってさあ、「なんで、これシングルにしないの?」って曲が多いのよ。特にテレビのテーマ曲とか、CM曲で。 「めざましテレビ」だけでも、miwaの「ふたりのサタディ」とか、同じ西野カナの「Clap Clap!!」は、まさにそのパターンだったな。

 だからね、この曲もシングルのタイトル曲では出てこないんだろうな・・・と思ってたんだけどね。

 何回も言うように、例えばライブのキラー曲になるような、尖がった曲、目立つ曲っていうのがシングル向きの曲なんだよね。
 そういう意味では、ここ数年ソニーさんは、シングルとして損をしているように思えるわけで。


 この曲、正直、詞の内容は、以前からの西野カナと大きく変化しているところ無い。
一貫して、「かわいらしい」恋愛模様だよね。
 もう四捨五入して「50」のワタシなんかは、遠い昔に忘れてしまったような「甘酸っぱい」って感じの。

ただ、サウンド的には面白かった。カントリーっぽいシンプルな構成っていうのは、これまでこのヒトのシングルには無かったよね。
 なんて言うのかな、70年代だったら、カーペンターズ的というか、オリビアニュートンジョン的というか、ちょこっと育ちのいいところのお姉ちゃんが聴いてそうというか。


 このヒトの場合は、基本的には「オーソドックス」な伝統的なJ-POPだからさ。そそそ、「大衆」的な匂いのする。
こういう、若干、向こう的で、かつ、いいところの・・・っていう匂いのするサウンドの曲って、目新しく感じるんだよね。
 まあ、実際は目新しいサウンドでは無いんだけどさ、雰囲気として。
そこがいいんだろうな、この曲の場合。




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●他人の関係 / 一青窈 feat. SOIL&“PIMP”SESSIONS
・作詞 有馬三恵子
・作曲 川口真
・編曲 SOIL&"PIMP"SESSIONS
・発売日 2014年7月16日
・発売元 ユニバーサル
・タイアップ フジテレビ系ドラマ「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」主題歌


 ある意味、今回書いた「キニナル」曲では、この曲が一番、面白かった。
っていうか、自分のチャートを集計してて、少し前に、この曲が「配信チャート」でランクインして来てたんですよ。
 その時から気にはなってたんだよね。ドラマの主題歌なんて知らないから、単純にカバーの類だろうとしか思ってなかった。
 そしたら、バック、アレンジャーが「SOIL&"PIMP"SESSIONS」っていうじゃないの?

これは聴いてみる価値あり・・・・と思い、You Tubeを見てみたら、案の定面白かった。
SOIL&"PIMP"SESSIONSってさ、この間のロックインジャパンでは、半分キチガイじゃないの? なんて思わせるヘビーなジャズ(「Death Jazzと言そうです)をやってたのに、「バックバンド」に回ると、あーら めっちゃ「昭和歌謡」いいじゃないの!? っていうムード歌謡曲的なバックバンドに変貌してしまう、ちょっち変な・・・っていうか面白いバンドだ。

 去年の夏にも、椎名林檎と組んで、「殺し屋危機一髪」なんて曲をリリースしてたんだけど、そん時から気になってたんだよね。まあ、キャリアは長いヒトたちだから、耳が肥えた方たちは、もっと前から知ってたかもしれないけどね。


曲だけど、まあ、知ってる方は知ってますよね。
そそそ、「西野バレエ団」の秘蔵っ子と呼ばれた、金井克子が1973年に放った、大ヒット曲のカバーですよ。
 独特の「手の振り方」で人気があった、アレですね。

1973年っていうと、まだ、「大人向け」の歌謡曲が幅を利かせてた時代だ。当然、夜に向けたっていう感じの性的ムラムラな曲が多かったわけだけども、そんな時代背景を彷彿させてか、一青の歌い方も「性的」だなぁ。
まあ、賛否両論あるところだろうけど、個人的にはOKのような気がする。

 このヒト、本来はロック方面の曲をやりたかったそうなんだけど、昭和歌謡的な曲をやらせると独特なやらしさ感を感じさせていいんだよね。
 だいぶ前になるけど、「お江戸ポルカ」って曲も昭和歌謡テイスト丸出しの曲だったけど、性的でよかったものなぁ。今回の曲も、それを再度彷彿させてくれますね。



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●純情 /家入レオ
・作詞 家入レオ
・作曲 西尾芳彦
・編曲 佐藤希久生
・発売日 2014年7月30日
・発売元 ビクターエンタテインメント
・タイアップ フジテレビ系アニメ「ドラゴンボール改」主題歌

 なるほど、これは焦点がハッキリとした曲だなぁ。言いたいことが端的。回りくどいコトバが多い、昨今のヒット曲の中では異色かもしれない。
 ただ、SMAPの「TOP OF THE WORLD」とか、ONE OK ROCKの「Mighty Long Fall」など、先鋭的な曲を聴いた後にこの曲を聴くと、どうしてもアナクロ的だなぁという感触が先に立ってしまう。
 うん、私なんかが「安心」して聴けるような曲は、どっかアナクロなんだよね。
ただ、このヒトには、あってるような気がするんだよなぁ。まあ、その辺の、時代とギャップがあるところが、このヒトがもう一歩、「ヒット」という面で抜けきれないところなのかもしれないなぁ。
 まあ、個人的には、好きなヒトなんで、本当はもっと売れてきて欲しいんだけどね。



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●猟奇的なキスを私にして /ゲスの極み乙女

・作詞 川谷絵音
・作曲 川谷絵音
・編曲 ゲスの極み乙女
・発売日 2014年8月6日
・発売元 ワーナーミュージック
・タイアップ テレビ東京系ドラマ「アラサーちゃん 無修正」主題歌

このところ注目度急上昇中のゲスの極み乙女、メジャーデビューシングルということで、メディア等で、随分流れている曲だね。
 兎に角、注目度といったら、この間のロックインジャパンの時も、「サウンドチェック」の時点で、すでに「入場制限」が掛っていたというところからも分かる。
 このヒトについては、少し前に「パラレルスペック」のときも書いたかもしれないけど、個人的に注目しているのは、このヒトたちの「アンサンブル」の良さなんだよなぁ。
 兎角、最近のバンドって「爆音」で音が鳴ってれば「音楽」みたいなところがあるじゃん。楽器と楽器とのアンサンブル、バランスのヘッタクレもないような。
 まあ、そこにパッションがそがれるっていうなら、それはそれでいいんだけどさあ、やっぱ、「音楽」を聴きたいわけなんだよね、ワタシなんかは。
 
 その点、このヒトたちは、他のバンドに比べると優れてるって感じるんだよね。
あ、こいつら、音楽のなんたるかを知ってるな・・・と思わせてくれる。
 そのためには、テクニック的にも優れていなくちゃいけないんだけども、その点もクリアしているように感じるんだよね。
 
 ただ、この曲は、いまいちインパクトに欠けるなぁ。「パラレルスペック」の時のようなワクワク感が無い。ワクにはまっちゃっているんだよなぁ。
 まあ、その辺が、メジャーという縛りの中であるか、インディーズでいう自由度の中であるかの違いなんだろうけど、このヒトたちは、ワクに嵌めないで伸び伸びとやらさてあげたいねぇ。







いつものように、動画は、いつ削除されるか分かんないので、お早めにどうぞ

キニナル曲vol.20

キニナル曲シリーズどえす。このシリーズも積もり積もって20回目。
この間書いたばっかなんだけどさ、ここのところ、キニなる曲が結構増えてきてるんだよね。で、ちょうど、曲数的にいい具合にたまってきたんで、またまた書いちゃいました。
・・・ということで、行ってみますか。


●東京VICTORY /サザンオールスターズ
・作詞 桑田佳祐
・作曲 桑田佳祐
・編曲 サザンオールスターズ
・発売日 2014年9月10日
・発売元 ビクターエンタテインメント
・タイアップ:三井住友銀行CM曲、TBS系「2014年アジア大会 世界バレー」テーマ曲

 36年来の「生粋」のサザンファンとしては、この曲を書いておかなきゃいけないだろうな。・・・・ということもあって、今回、キニナル曲を書こうと思った・・・っていうのが、「本音」だろうな。

 まあ、兎に角、CMだぁ、テレビだぁ、ラジオだぁ〜・・・とここのところ、怒涛のごとく各メディアで流れているこの曲とあって、大体の方は、この曲、1回は耳にしてるんじゃないかなぁ。
 かく言う、ワタシも、勤務してる会社のラジオから、ここのところ1日たりとも流れない日はない・・・ってくらいで、すっかり耳に付いてしまってますわ。

・・でね、個人的なこの曲の評価としては、正直、高くもなく低くもなく・・・ってところかなぁ。なんかね、今一つ掴みどころがない。
 確かに、イントロの♪オーオ オーオーオー〜♪ってところ、なんとなくアフリカンな野性味を感じたりして、これまでのサザンでは無かったような色合いを見せてくれている。ほぉ、このまま、こんな感じでTOTOの「Africa」風に攻めて行くのかい?
・・・・と思っていると、Aメロで、ここ暫くおなじみな「いつも」の安心感のあるサザンに戻ってしまう。
 なんかね、そこで、一気に緊張感が切れちゃったりするんだよね。
この間、別件で、リリース初日の売り上げが、同日リリースの竹内まりやの「TRAD」より下だった・・・っていうのも、なんかこの辺にありそうな気がするなぁ

 サザンといったら、もうね、日本のロック界においては重鎮中の重鎮。シングルとリリースするとなったら、それこそタイアップはたくさん付くは、メディアではヘビーローテーション取り上げられるわで、腫れ物に触るみたいな感じじゃん。「サ・ザ・ン」って印籠の前には、みんな「ははーっ」とひれ伏してしまうような。
 なんかねぇ、この曲聴いてると、そこに「胡坐」をかいてる・・・そんな絵図らが浮かんでくるんだよなぁ。

 まあ、「胡坐」をかいているようなっていうのは、大げさだけど、なーんか、ここ暫く、具体的に言えば2000年代以降のサザンは、今一つ「攻め」な部分を感じさせる曲が少ないよなぁ・・・・なんて感じるんだよね。

 初期のようなみずみずしくも、尖がった感性を爆発させるような、思わず心動いてしまうような曲が少ないよなぁ。なんていうのかな、簡単に言えば「斬新さ」っていうのが、あんまり感じないんだよね。

まあ36年もやってきて、さらに「斬新さ」を求めるってのも酷な話ではあるんだろうけど、何分、それを求めてるって部分があるからさぁ、サザンには。
 斬新さとまでは行かなくても、「攻め」な姿勢な部分は欲しいんだよな。安心できる曲ではなくてさ、聴いてるこっちがハラハラしてしまうような。

 去年の「ピースとハイライト」では、「政治批判」っちゅう社会ネタ的な部分に攻めを感じることが出来たんだけどね。


今回の曲には、そんな「ハラハラ」してしまうような・・・ってところは感じることが出来なかった。
 ただ、そうは言っても、メロディはすんなり入ってきてしまうわけで、結局のところ気に入ってしまうんだけどさ。。。。それが困ったところでもあるんだよな、サザンは。

 で、そんなような意味で、総合評価としては大絶賛・・というわけではなく、可もなく不可もなくって感じなんだよね。



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●心のプラカード /AKB48
・作詞 秋元康
・作曲 板垣祐介
・編曲 武藤星児
・発売日 2014年8月27日
・発売元 キング
・タイアップ:GMOインターネット「お名前.com」CM曲 ディップ「バイトル」CM曲

AKBのシングルとしては、昨年の「恋するフォーチュンクッキー」と同じ位置づけの、いわいる「一般ウケ」狙いのシングルってところだわな。
曲を聴いてみた。

 あ、これは「ダメ」だわ。・・・・と唐突に書いてしまった。
 きっと、これは一般受けしないと思う。その証拠に、今回の曲、チャート的にも、タンパクな動きになってるじゃん。

どこが、ダメなのか? まずね、メロディが細かすぎる。プラス、引っかかり、フックとなる部分のインパクトが弱い。
 率直な感想から言えば、これはシングルのA面というより、B面的なんだよね。
じゃ、なんで、去年の「フォーチンクッキー」は、なんで、あそこまで「一般」的なになったのか・・・といえば、真逆のことが言えるんですよ。
 まず、フックとなる♪恋するフォーチュン・クッキー〜♪にっていう部分にしても直接的で分かりやすいじゃん。一般ウケするためには、シンプルでかつ、ひっかかりがあるようなフレーズぢゃなきゃダメなんだよね。
 それはどういうものなのか・・・なんて言うのは、あくまで感性の問題でコトバで理論的、マニュアル的に表せるもんではないんだけどさ。
 それと、新鮮味だよね。「一般受け」っていう点では、「フォーチンクッキー」の2番煎じってわけじゃん。2番煎じな曲は、どうあがいても「1番煎じ」には勝てない・・・っていうのは、長いヒット曲史からみて明白なわけじゃん。
 それは、「1番煎じ」より新鮮味が薄れるからであってさ、どうあがいても、それに勝ることはできないわけよ。


ところで、今回の曲もそうだけど、AKBの曲って、どの曲も古くさいよなぁ。
超最新鋭の〜なんていう「攻め」を感じさせる曲がほとんどない。
今回の曲にしたって、70年代のB級アイドルだよね。
イントロの♪あいやいやいや〜♪なんてフレーズ。一体、いつの曲だよ? とか言いたくなったりして。
 遠い昔、昭和53年にテレビ朝日で放送してた「敵か味方か3対3」って超マイナーなドラマがあったんだけど、その主題歌って感じなのよ。まあ、そんなこと書いても誰も知らんだろうけど。。。ふらふらふらふら
 まあ、去年の「フォーチュンクッキー」にしたって、70年代のB級ディスコ的な曲だったしな。
 その点、70年代アイドルにノスタルジーを感じ、AKBもそんな風にしたい・・・って思ってる秋元氏の思惑通りってところなんだろうな。

 時に、そんな感じでノラリクラリとやってる方がアイドルとしては長続きなのかも・・・とか、最近感じたりして。
 AKBというユニットからすれば、対極線上にある、モーニング娘。ってヒト人たち。このヒト達の「曲」と比べると、一目瞭然のような気がするんですよ。
モー娘。って、例の「LOVEマシーン」以来、「攻め、攻め、攻め」っていう感じで突っ走ったわけじゃん。まあ、楽曲自体は、必ずしも「最新鋭!」って感じでは無かったけど。 その結果、だんだん「ネタ」が無くなってきて、失速しちゃった・・・・と。
 それは、モー娘。に限らず、ピンク・レディーにしても同じわけで。
でも、「時代」を作ってきたヒトたちって、「絶頂期」は「攻め」な「曲」をやってたわけですわ。
 でも、AKBにはそれを感じない。曲自体は「攻め」てない。「ノラリクラリ」と古臭い曲ばっかやってる。なんかねぇ、そんなノラリクラリ戦法が、(今のところ)ネタ切れを起こしてない要因なんじゃないかねぇ・・・と思うわけですわ。

ただ、それがいいか悪いかっていうのは、どうなんだろうね。
恐らくタレントとしての「AKB」の寿命は長くなるだろうね。・・・・けど、「AKBの曲」となると、どうなんだろう? 果たして、30年後、40年後、AKBの曲としては、どれだけエバーグリーンとして残るんだろうね。ってことだよね。のらりくらりとインパクトが弱い分、記憶には残らないんじゃないかな?
 まあ、タレントとして記憶に残ればいいだけなら、それでもいいんだろうけど。。。



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●ラストシーン /JUJU
・作詞 松尾潔
・作曲 川口大輔
・編曲 中野雄太
・発売日 2014年9月17日
・発売元 ソニーミュージックアソシエイテッド
・タイアップ:NHKドラマ10「聖女」主題歌

うわぁ、もろ昭和テイストな1曲だな。
 このテの曲、ワタシが小学校高学年から中学生くらいに結構いっぱいあったような気がするな。具体的な1曲を挙げよ・・・と言われると困っちゃうけど、今となっては、ダッサダサなコード進行でマイナーキー進行、アレンジが今からしてみれば大げさな・・・っていう曲っていっぱいあったじゃん。
NHKの「夜」ドラマの主題歌だけど、一聴すると、ゴールデンタイムのドラマのテーマというよりも、「昼」ドラの主題歌って感じですな。ドロドロの愛憎劇があるようなドラマの。
 ドロドロな愛憎劇のクライマックスのいいところで、こんな感じの大げさな曲が流れてくると、いかにもドラマ見てるような感じになるよなぁ。あ、そうそう、あの時代の土曜ワイド劇場のクライマックスに流れてくる、甲斐正人氏がつくったような・・・って感じかなぁ。


 初めて聴いたとき、このJUJUが昭和テイストな曲ってどうなの? って気がしたんだけど、何回か聴いてみて、これはこれで有かな? って気もして来たな、だんだんと。
 この前の曲が、ファンキーな「Hou Stuff」でしょ。それとの落差がスゴいな。
ジャズ系なアジッドな曲を歌ってきたJUJUと、昭和歌謡っていう組み合わせ、ダサいんだけど、この曲については、独特な緊張感があるんだよね。その緊張感に新鮮味を感じるな。その点が良かった。
 季節的にも、日に日に涼しくなって「秋」を感じてくるこの時期としては、温度感がフィットしてるしさ。やっぱ、秋を感じてくると、マイナーな昭和歌謡が恋しくなってくるわけだよね。やっぱ、ワレワレ世代は、なんだかんだ言っても「昭和世代」だからさぁ。



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●ONE LAST DANCE,STILL IN A TRANCE /DREAMS COME TRUE
・作詞 吉田美和
・作曲 吉田美和 中村正人
・編曲 中村正人
・発売日 2014年8月20日
・発売元 ユニバーサル
(アルバム「ATTACK25」より)

 ここんところ、ドリカムって存在感薄くなったよなぁ・・・って思えるんだよね。
シングルをリリースすれば、毎回そこそこ売れてはいるんだけど、あっという間にランキングを下げちゃうんで、居たのか居なかったのか、よく判んないって感じで。
何分、90年代のあの「オーラ」を発してた時期をよく知ってる身としては、いまの状況はどうしても希薄な存在に感じるわけですわ。
 でもですよ、曲はといえば、個人的には最近のドリカムの一連の曲って好きなんだよなぁ・・・ってかシングルは、毎回、音源を手に入れてそれなりに聴いてる。昔はさ、そうでもなかったんだよ。特に90年代後半から2000年代にかけては、ほとんど聴いてなかったもの。
それが、なぜか、ここ数年良いんだよね。

 やっぱさ、曲が貧乏臭くないんだよな。周りの曲が貧乏くさい曲が多くなったからなぁ、最近。やっぱ、エンターテイメントは金かけて「ナンボ」だと思うわけですよ。
ここでも何度も書いてるけど、安い、早い・・・っていう吉野家の牛丼ぢゃ駄目なのよ、エンターテイメントは。
 その点、ドリカムの曲は、未だにハイクオリティを続けてるからなぁ。その点はエライと思うんだよね。
 曲的にも、ここ数年、それまで喉の奥ににつっかえたモノがとれたような、どこか束縛から解放されたような・・・解放感を感じる。そこに引っかかったのかもなぁ。
 あの「メガヒット」続けていた90年代中ごろから何年も、どこか、いかにもヒットを出さにゃっていう締め付けがあったんだと思うのよ。ヒットを出すことが義務というかさ。聴き手って意外と、そういうところ感じるからさあ。
 でも、ここ数年吹っ切れたんだろうね。曲が聴きやすくなったもの。
全体的に言えば、ゴスペル調な曲が多くなってきたってのも、個人的には、聴きやすいのかも。

 そんな中、今回選んてきた曲ですよ。この間リリースされたアルバム「ATTACK25」いわいる、メディア向けのリード曲ですね。
ゴスペル的な曲が多くなってきた、ここのところのドリカムにあって、ちょっと異色というか、90年代前半テイストなんだよね。
ああ、そう言えば20年前くらいにこんな曲があったよね・・・っていうような、ヒット曲界のバブリー前夜の匂いがするような。
 そういう意味でもドリカムの原点に戻ったような1曲だね。恐らく今の30代以上には懐かしい手触りなんじゃないかなぁ。


メンゴ、動画落ちてなかった。聴きたい方は音源買ってちょ


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●根にもってます / 在日ファンク
・作詞 浜野謙太
・作曲 浜野謙太
・編曲 在日ファンク
・発売日 2014年9月3日
・発売元 コロムビア
アルバム「笑うな」より

 サビの♪ねーにねーにねーにねーに〜♪っていうフレーズ、気持ちわりいなぁ。
きっと、ボーカルの浜野の歌い方が気持ち悪いんだな。
でもさ、その気持ち悪さに引っかかるんだよな。なんじゃこりゃ? って感じで。
で、不思議なもんで、この気持ち悪さをまた体感しちゃくなっちゃって、思わず、また聴いちゃったりして。。。難儀な曲だなぁ。
ただ、曲は、ネット上の評価を見る限りでは、必ずしも低くない。「日本にもこれだけ、ファンクが歌える人たちがいるんだ」っていう声が多いな
 実際、久々にストレート正統派なファンクを聴いたような気がする。いやいや、ここのところ、この手の曲が、また増えつつあるんだよね。・・ということは、次は「ファンク」っていうのが、時代のキーワードになるのかもしれない。
 まあ、個人的には必ずしも好きなタイプの曲ってわけではないんで、まだまだ細かな評価しづらいんだけど、この先、聴きこんでくれば、何かしらの答えが出てきそう。そんな期待が持てそうな曲ではあるなぁ。
 曲、云々は別として、アーティスト名の「在日〜」ってのも気持ち悪いよな。もろ政治的な感じがして。でもさ、社会に反抗してのロックってのもありだと思うし、こんなしが無い世の中、もっと反社会的なヒトが増えてきてもいい頃合いだしな。
 





いつものように動画は、いつ消されるか分からないんで、見たい方は早めにどうぞ

え? 紅白ですか?

昨日一昨日と、COUNTDOWN JAPANに参戦してて出来なかった分の大掃除を、今日まとめてやりました。・・・と言っても、トイレ、台所、風呂場の水回りだけだけど・・・。それでもほぼ1日かかっちまった。
 で、今、正月の食材を買って戻ってきたところ。かまぼこ、きんとん、黒豆・・・なんでこんなに高いの? かなり散財して凹む。。。
 これから、年越しそばを作って、年明け最初のランキングを集計せねば。。。

 え? 紅白? 見ませんよ〜。 


CDTVスペシャルは、見るかもしれないけど。出演者が紅白より豪華・・・というか、「今」が見れるから

キニナル曲vol.21

久々のキニナル曲シリーズどぇす。たしか9月に書いた以来だから、約3か月ぶりかな?
ま、その間にキニナル曲が無かったわけじゃないんだけど、いつもの通り、どうも腰が重くてねぇ、なかなか筆が上がらなかったわけです。
 でもまぁ、今年ももうすぐ終わるわけだし、年が改まる前にもう1回くらい書いとくか・・・と思いーの、ようやっとこ重い腰をあげてみました。
 そんなわけで、今回は、9月以降にキニナッテいた曲を書こうと思いまする。
なんで、今回は、リリース以来ちょこっと、時間が経っている曲も含まれていますが、あしからず。。。。

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●Drogon Night / SEKAI NO OWARI
・作詞 Fukase
・作曲 Fukase
・編曲 SEKAI NO OWARI Nicky Romero
・発売元 トイズファクトリー
・発売日 2014年10月15日

 正直言って、個人的には、未だにSEKAI NO OWARIってよく理解できてないんだよね。
まあ、必ずしもキライではないんだけど、かといって、熱狂的に好きでもない。なんかいつも消化不良気味なんだよなぁ
それでも、バンドとしては、今、ウレセンとしては一番手を言ってるわけだから、ヒット曲を聴き続けているワタシにとっては、無視できない存在・・・って感じかな。

 よく分かんない・・・っていうのは、このヒトたちの曲構成なんだよな。
 いや、必ずしも貶しているわけではないし、下手と思っているわけではない。
むしろ、メロディラインはキャッチーだし、ポップスロックとしては、かなりハイクオリティなバンドだと思うわけで、人気があるのも当然だと思う。

・・・・んだけど、なんか今一つしっくりこないんだよな。

なんかね、聴いた後に、いつもどっかにモヤモヤ感が残るんだよね。スッキリ感が得られないんだよなぁ。

なぜか?

うーん、考えるに、このヒトたちの曲構成にあるんじゃないんかなぁ。

どうも、このヒトたちの曲・・・・特にシングルの構成はとっ散らかってるんだよなぁ。スッキリとまとまっていない・・・っていうかね。
 あ、このヒトたちのブレイク曲となった「スターライトパレード」は良かったと思うのよ、曲として纏まっているし、メロディもキャッチーだし、シングルらしい曲だよね。
でもね、2曲前の「スノーマジックファンタジー」は、どうもよく分かんなかった。
曲構成がぶつ切りなんだよね。Aメロ、Bメロ、サビ・・・場面場面でメロディ構成がぶつ切りでイメージが散漫になっちゃう。で、曲が終わると、結局は何が言いたかったの? っていう感じにとらわれるんだよなぁ。

でぇ、肝心のこの曲だけど、残念ながら、「スノーマジックファンタジー」と同じく、イメージが散漫になっちゃう・・・って方だな。
初めて聴いたのがFMでのOAからだったけど、相変わらず、メロディが場面場面でぶつ切りだな・・・っていうイメージが強かった。
 まあ、ここに来てCD音源をゲットしてサウンド的に体に入ってきたんで、やっと理解してきましたよ、この曲。
 消化不良なのは、きっと、このヒトたちの音楽(サウンド)が、いままでのワタシの中に無かったってことなんだろうね。
 若いうちは高カロリーな食べんでもすんなり受け付けるけど、年取ってくると消化不良を起こすでしょ。それと同じ。
こういう、今まで自分中に無かった曲はどんどこ聴いていかないと、自分の中に入ってこないし、理解できないんだよな。
それでもホコーダーをかけたボーカルトラックは、歌詞カードがないと、どうも、内容が伝わってこないな。折角のキャッチーなメロディの効果が半減するよね。
 

それにしても、このヒトたちのサウンドは、いつも、ディズニーランドのエレクトロパレードだなぁ。
 EDMは、こうだ・・・と言われりゃそうなのかもしれないけど、今やトップバンドに上り詰めたわけだし、そろそろ、この路線から脱却してもいいんじゃないですかねぇ。
このヒトたちの音楽性を広げるためにも、真の実力を図るためにも、こういうファンタジーの世界以外にも、もっといろんなサウンドを聴いてみたいね。



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●熱情のスペクトラム / いきものがかり
・作詞 水野芳樹
・作曲 水野芳樹
・編曲 近藤隆史 田中ユウスケ
・発売元 エピックレコード
・発売日 2014年10月15日
・タイアップ:TBS系アニメ「七つの大罪」オープニング・テーマ

へえ、この曲は面白いね。アニメの主題歌ということもあってか、まずもって、サビのメロディラインがいつもの、いきものがかりらしくないのが良いね。
 ここのところ、怒涛のリリースラッシュを行っている、いきものがかりだけど、大体は、「これまで」のいきものがかりなんだよね。メロディを聴いただけで、それと分かっちゃうような。さすがに、「あ、またか」っていう気分は払えないわけで、その中でも、この曲は、これまでの「いきものがかり」とは、ちょいと毛色がちがい、「おっ」と思わせるな。
 
 まあ、メロディライン自体、決して新しいモノでもなく、実験的でもないんだけどさ。いや、逆に完全にアナクロな世界なんだけどさ。
この質感は、70年代を懐古した感じの80年代のヒット曲って感じなんだよね。
ちょいとマイナーで簡単なメロディに簡単なコトバが並んでいるだけ、サウンドにしてもギターのリフとかさ、これは70年代の山口百恵とか桜田淳子って感じだよね、このチープさは。
 でも、このヒト達が歌うと、なんか新しい気分にさせてくれる。そこが良かった。
というか、尖がってるんだよね、メロディが。簡単で分かりやすい、かつキャッチーっていういかにもシングル的なんですよ。そこに引っかかるんだろうな

このヒトたちって、たまにワンポイント的に、こういう大衆的懐古系な曲を出してくれるよなぁ。例えば2008年の「ブルーバード」とかさ。
 まあ、この辺が、当初一発屋だと思ってたのに10年も続いている一番の要因なんだろうな。

 それと、ボーカルの吉岡聖恵って、低音が意外としっかりしてるな。声が太いし安定性もある。
 これまで、このヒトって、どちらかといえば中音域なボーカルっていうイメージが強いけど、もしかすると低音をフィーチャーしても、今後いけるかもしれないなぁ。
もしかすると、このヒトたちの新たなフィールドが広がるかもしれない。「あ、またか」っという曲だけじゃなくてさ。



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●好き /西野カナ
・作詞 西野カナ
・作曲 SAEKI youthK
・編曲 Pochi
・発売元 SME
・発売日 2014年10月15日
・タイアップ フジテレビ系「めざましテレビ」火曜日テーマ曲


 この曲で、まず耳が行っちゃうのは、その「音質の良さ」かなぁ。さすがに「ハイレゾはソニー」と宣伝してるだけあってか、「ソニー」所属のこのヒトには力の入れ方が違うわ。
 イントロの出足のシンセの音色、臨場感あるわぁ。CDから聴いても、16bitのCD音質のはずなのに、24bitのハイレゾと錯覚するほど音質がいいのよ。
 なるほどな、今後の展開も考えて、ちゃんと「ハイレゾ」対応の曲作りも始まっているんだな・・・とハッキリと認識させてくれる曲ですね。

 そんなハイパーなサウンドに対して、曲は、まあ「牧歌的」ですねぇ。めちゃくちゃストレートなメロディ。

個人的なイメージは、83年の秋って感じかなぁ。
堀ちえみの「夕暮れ気分」とか、あの辺りの「夕陽に染まった茜色の・・・・」っていう。いかにも「中高生」受けしそうな「素朴」さですねぇ。
 それも、東京の・・・というよりも、どこか片田舎の・・・っていう素朴さ。
 うちらが中学生だった、30年前には、まだあったような光景だけど、果たして、平成の御世まっただ中の「現在」に、この素朴さって、まだ存在するんですかねぇ・・・っていうのは、疑問に思ったりして。。今の中高生って、もっとマセてるんじゃないかなぁ。
 大体、タイトルからして、めちゃくちゃストレートだもんね。一言「好き」だし。
完全にアナクロな雰囲気ムンムンでしょ。


でも、逆に言えば、これは、西野カナっていうヒトの自信の表れなのかなぁ・・・。とか思っちゃりして。
それは、メロディラインにも感じるなぁ。これまでのこのヒトの曲って、古臭いようで、メロディラインに所々、なんか変なクセのような仕掛けがしてあったりして、そこがただの「古臭い」とは一線を画しているようなところがあったんだけどさ。
 なんて言うのかなぁ、子供のころから民謡をやっていたせいか、ロングトーンなのに、ところどころコブシ見たいな変なフェイクが入ってたりしてたじゃん。
 まあ、そころが西野カナの西野カナらしい部分でもあったんだろうけどさ。
 でも、この曲は、メロディが全くのストレート。ロングトーンは、しっかりロングトーンとして歌ってる・・・。
 そんな部分に、「あ、変わった」・・・って感じるんだよね。

対象的に、全体的なインパクトは少ないよなぁ。前曲「Darling」」はシチュエーション的にも、今までにない角度の曲だったりして、そこが面白かったんだけど、この曲はストレート過ぎるだけに、余計インパクトが感じられない。
 逆に言えば、そこにもこのヒトの「自信」の表れなのかもしれないなぁ。次の展開へ行くためのブリッジ的な作品としての
例えば、中森明菜が83年に「トワイライト」と「北ウイング」の間に、それまでとは全く違う展開の「禁区」って曲を持ってきたでしょ。あの時も明菜の「自信」を感じさせてくれたんだよね。それに近いモノを感じたりしてさ。
 もしかすると、このヒトなんかも、来年あたりは、違う展開の曲を持ってくるかもしれない。

・・・っていうか、このヒトって、もう25歳でしょ。そろそろ変わらなきゃねぇ。
いつまでも中高生のカリスマっていうわけにもいかないだろうし




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●BRIGHTER DAY /安室奈美恵
・作詞 TIGER
・作曲 Erik Lidbom Ylva Dimberg
・発売元 Dimension Point
・発売日 2014年11月12日
・タイアップ フジテレビ系ドラマ「ファーストクラス」

先月、11月頭の3連休に福島へ紅葉を見にドライブに行ったんだけど、向こうでは専ら地元のFM福島をかけてたんだよね。
 そこでやおら、この曲が流れてきた。向こうのパーソナリティは、「本日O.A解禁となった〜」といってたけど・・・・。「あれ? FM東京じゃ、前の週から流れてたぞ。。。」・・・・
 うーん、ネットが日本津々浦々まで普及して、東京も地方も分け隔てなく、ネット網の整備で、日本全国、同時に情報が行きわたるこの時代なのに、ラジオの世界では、未だに東京と地方には「時間の壁」があるんですかねぇ。。。

・・・・ととと、話がずれた。

「ファッションミュージック」・・・最近では、「シティーミュージック」と同じように全く耳にしなくなったジャンルだな。
 まあ、なんだ? 都会的な洗練された「オシャレ」な音楽・・・とでも言うべきか。
30年近く年前のバブル前、一味違ったハイセンスな音楽として流行に敏感なオネーサマたちが愛聴していた音楽とでもいうべきかな。
 この曲を聴くと、あの時代の「ファッションミュージック」が蘇ってくるな。「ファツション」を扱ったドラマ「ファーストクラス」の主題歌ということでもあるからか、まずもってイントロ出足のシンセの音色からしてオシャレ。思わずワクワクしちゃうような。

それにしても安室って、いい年の取り方をしてるよなぁ。
兎角、エイベックスのヒトたちってさあ、どうも幸せな年の取り方をしてる人が少ないと思うのよ。
全盛期のころはカリスマだぁ〜、ウタ姫だぁ〜ともてはやさせていた人たちが、今となっては幻想のようになってる人が多いよな。
 それは、「商用音楽」はワカモノのモノのためにあるという一貫姿勢が崩れないからだと思う。だから、いつまでたってもワカモノ向け限定の音楽を発信し続ける。
 でもさ、悲しいことに、ヒトはピーターパンじゃないからさ、年々、年をとるんだわ。 だから、年々大人になっていくファンのためにも、アーティストも、年とともに、大人へと脱皮していくべきなんだよね、本来は。
 でも、ワカモノにしがみ付いてるから、そこが上手く出来ない。そういうヒト達が多いと思うんだよな。特にエイベックスは。
 そのあたりを、冷静に対処してきた安室っていうヒトだからこそ、いまだに「歌姫」の地位に居られているのかもしれないと思うのよ。

「アムラー」教の教祖と祭り上げられていた、10代の頃の安室をずっと引っ張っていたら、今頃はとっくに「過去のヒト」になっていたかもしれん。
 でも、ここ10年くらいは、そんな鎧をいとも簡単に脱ぎ捨てて、新たにフィールドへ挑戦して来てたでしょ。それが今の安室に繋がってきていると思う。
 正直、個人的には「アムラー」として祀り挙げられていた、「幻想」として作り挙げられていた頃よりも、ここ10年くらいの安室の曲の方が、「現実味」が感じられて好きなんだよな。
 
 この曲なんかさ、正直、「あの頃」の安室の姿は、全然見えないじゃん。それよりも、もっと現実味を帯びた安室が感じられるんだよなぁ。

それはそうと、サビの♪I'll be there for you〜♪ってところ

♪I'll be there〜 ♪ っていうフレーズは、感情豊かに駆け上がっているのに対して、なんんで ♪ for you〜 ♪っちゅうフレーズはあんなに「ぶっきらぼう」やねん。

もしかして、この曲で個人的に一番引っかかった部分は「ココ」かもしれん。。。。




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●愛をからだに吹きこんで/Superfly
・作詞 いしわたり淳治
・作曲 Tomoya.S 越智志帆
・編曲 蔦谷好位置
・発売元 ワーナーミュージック
・発売日 2014/11/19
・タイアップ テレビ朝日系ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」主題歌

相変わらずハイテンション、かつ高カロリーな曲を聴かせてくれるSuperflyですねぇ。
いや、今回の新曲、これまでよりもさらに「高カロリー」な楽曲に仕上がったような。。。。
サビの♪おーおお おっおおー〜♪と駆け上がるところに執念を感ますわ。
さすがに、昨年、予期せぬ高視聴率をゲットしたドラマ「ドクターX」の主題歌という事もあってか「気合い」の入れ方が違う。
 でもね、そんな高カロリーな曲にもかかわらず、全体的に分かりやすいねぇ。
このヒトは、いつもは、西野カナとは別の意味で、クセのある歌い方、メロディラインなんだけど、今回はストレート。
ロックなんだけど、往年の「歌謡曲」に近いイメージだよなぁ。うん、これは完全な「歌謡ロック」だわ。
 一瞬、Superflyがアン・ルイスに思えたもの。

でも、いいんじゃないかなぁ、このワイセツ感。
アイドルばかりで「性的」な曲がめっきり少なくなった、昨今のヒット曲界。このヒトなんかは、その中でも「オトナ」な歌が歌える数少ないアーティストなんだからさあ、もっとワイセツになって欲しいなぁ。




動画はいつ消されるか分かんないんで、見たい方はお早めに

宇多田ヒカルのトリビュートアルバムに思う

ちょっと前から各メディアでも話題になってきていたけど、宇多田ヒカルのトリビュートアルバム「宇多田のうた」が今日、12月9日にリリースされた。

 通常、CDは水曜日発売・・・・というのが、ここ20年ばかしの通例になっているけど、火曜日発売というのも珍しい。
 それとも、「店着」・・・・いわいる「フラゲ(フライングゲット)」も考慮しての火曜日発売っていうわけか?

いやいや、今日12月9日が、「Autimatic」でデビューして「丸15年」ってことで、特別に火曜発売になったようだ。


それにしても、あれから15年かぁ。早いもんだな。
あん時、まだ、ギリギリ20代だったワタシも、はや、アラフィフっすよwwwww

そう言えば、マイミクの「オリ25」さんと知り合ったのも、ちょうどこの曲がヒットしている頃だった気がするなぁ。。


以前、「1曲セレクト」で「Automatic」を書いたときにも記載した事なんだけど、私が初めて「Automatic」を聴いたのは、リリースされる2週間くらい前、新卒で入った会社で外回りをしていた時のカーラジオだ。
 たしか、曲がかかる前に、藤圭子さんの娘で、若干15歳っていう紹介があったと思う。その瞬間、藤圭子⇒「夢は夜ひらく」⇒15歳⇒アナクロな70年代アイドル を連想したのは言うまでもない・・・
 
BUT、まるで予想もしてなかった、R&B調のイントロに不意を打たれてしまった。しかも、15歳にして完璧な歌唱、しかもしかも、自分で作詞作曲もしてる・・・と、あの時点では、おおよそ考えもつなかった、コノヒトの出現の衝撃は、めちゃくちゃでかかったな。 ヒット曲を聴き続けて、今年で36年。その間で、いくつかのエポックメイキング的な衝撃に出会ってきたけど、このヒトの出現ほど衝撃が大きかったのは、他に無かったかもしれない。

このヒトが出てきた1998年ってさ、CDセールスが史上最高に達した年だ。ただ、その半面、時代を強力にけん引するような「キー」になるようなアーティストが不在の年でもあった。それまで時代を引っ張ってきた、安室奈美恵もTKサウンドも「飽きられ」が見え始めた頃。
 そんな頃のこのヒトの出現は、完全に時代の牽引車が変わったような印象があったな。



あー、回想が長くなった。。。


それはさておき、このトリビュートアルバム、各参加アーティストの出来・・・・宇多田の唄の解釈・・・が、どれも、結構いいんですよ。

トリビュートアルバムって、昨今ではそんなに珍しくなくなったけど、だからか、正直、あんまり面白くないものも多い。なんかねぇ、各アーティストがカラオケやってるみたいな・・・っていうレベルのも珍しくないし。。。。

だけんど、今回の宇多田のトリビュートは、珍しく、レベルが高いんだよな。各曲とも。


今日、昼間、某FMで、このアルバムの各曲紹介をやってまして、聴いてたんだけど、どの曲も面白いね。

その中でも、注目されるのは、浜崎あゆみが、トリビュートに参加していることだろうなぁ。

まあ、スポーツ誌を含め各マスコミで、あの「世紀の歌姫対決から13年。ついにコラボ実現」とかの見出しが踊ってるけどさ。

世紀の歌姫対決とは、まあ、別段ここで書かなくてもいいかもしけないけど、2001年3月28日、同時リリースとなった、宇多田の2ndアルバム「Distance」と、浜崎のベストアルバム「A BEST」、どっちがアルバム1位をとるか!? ・・・・、マスコミを巻き込んで大騒ぎとなった、あのチャート対決の事ですわ。

結果、初動で、宇多田「Distance」 300.3万枚、 浜崎「A BEST」 287.5万枚で、宇多田が制したんだけどさ。

 たしか、あのころから、アンチ浜崎だったワタシは、あの頃自分のサイトに設置していたBBSで、「勝利」に沸いていたような気がするなぁふらふら


あれから、幾年月、両者、CDの初動売り上げ、300万枚を挟んだ攻防など、今となっては「夢のまた夢」のような出来事ではあるけど、あの時、後人を期した形になった、浜崎が「ライバル」宇多田のトリビュートに快く参加しているっていのうは、なんか清々しいなぁ。

ちなみに、浜崎は、「Movin'on Without You」をカバーしてるけど、これもなかなかよい。



なにより、本当に真剣に歌っているところがいい。
 最近の自分の曲より、声が前に出てきている。15年前の宇多田のオリジナルに決して負けてないように感じるな。

 正直、未だに、浜崎は、心から好きにはなってないけど(の割には結構音源を保有しているが・・・・)、そういう意味でも、今回のこの参加は認めたいですねぇ。

2014年年間チャート発表!

先ほど、ワタシメのサイトに2014年年間ランキングを発表しました!

http://kajiyannet.web.fc2.com/hitchart.htm


 データ内容としては、2014年1月2日付から先週12月25日付までのトータルポイントということは、いつもと変わらずで、ランクイン曲数は、全1358曲でした。

去年のトータルのランクイン曲数が1387曲だったんで、今年は若干ランクイン曲数が減ったという事ですね。
 毎週集計していて、相変わらず「猫の目チャート」だなぁ・・・っていう感じは拭えなかったけど、それでも、去年までに比べると、ややそれも落ち着いてきた・・・ってことですかねぇ。
うーん、まあ、まだ、「1曲に集中する」っていう昔ながらのランキングに戻りつつあるっていう実感は全く感じられませんけどね。あくまで、数字上ではという範疇で。


で、もって、肝心のランキングは・・・というと、見ていただけるとお分かりのように、松たか子の「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」が、栄えある2014年の「頂点」と相成りました。

 まあ、今年1年の「アナ雪」旋風からすると、「当然」ですよね。

しかしながら、トータル得点は73,031点と、ランキングを発表してきた、過去40年間で「最低」点での年間1位獲得と相成りました。
 これを見る限り、トータル得点が10万点以上が何曲も誕生し、最低でも15万点内外での年間1位争いを繰り広げていた、昔のランキングと比べると、「淋しい」の一言に尽きる結果ではあるかなぁ・・・・という気分は拭えないなぁ。


BUT BUT BUT、今回の「レット・イット・ゴー」、史上最低点での年間1位・・・と言うばかりではなく、「CD(レコード)セールス」要素のポイント「0」という、前代未聞な状況での、年間1位獲得ということでも史上初となります。
 はい、「レット・イット・ゴー」はCDでのシングルリリースはされていませんから、当然、ワタクシメのチャートでは、CDセールスでは対照外となります。

 それでも年間1位となってしまうわけだから、トータル得点以上に、如何に、この曲が今年。幅広く支持されてきたか・・・というのが分かると思います。
はい、CDではシングルカットされていない代わりに、ネット配信では、無類な強さを見せてます。


この曲のネット配信要素のランキング推移を抜き出してみました。

レット・イッゴー配信ランキング推移-

 
 4/3付で初登場1位を記録。そこから9週間にわたって1位を堅持。その後2度、1位から陥落するも、再度1位を返り咲き、トータルで15週、1位を守り続けるという、近年まれにみる長躯1位獲得作品となっており、ベストテン内だけでも25週、丸半年間ベストテンにランクされるという超ロングセラーとなっています。
 最初にも書いたように、ここ何年も、毎週のようにランキングが入れ替わる曲のヒット寿命が極端に短い「猫の目のチャート」の状況が続いている昨今で、こんなロングセラーが生まれるというのは奇跡ですよね。
 CDセールスの要素が「0」にも関わらず、年間1位を獲得した・・・というのは、こんな状況・・・・ネット配信での無類の強さ・・・から生まれたというほかないでしょうね。



 さて、年間2位は、西野カナの「Darling」がランクイン。
この曲がこの順位だった・・・というのは、果たして予想通りだったか・予想外だったか・・・っていうのは、人それぞれだったんじゃないですかねぇ。
 CDセールスしか見てなかったヒトには、かなり意外だったんじゃないかな。
それでもワタシのランキングでは、先週12/25付でも、まだ、30位内にランクインしているんで、順当と思った方も居ますかねぇ。
 この曲も、「レット・イット・ゴー」同様、ネット配信ではロングヒットになっており、それがこの順位につながる最大の原動力になってたりします。
この曲では、その他「有線」でも上位でロングランしており、この2つの要素が得点の大きな要因となっていたりします。


この曲のCDセールス、ネット配信、有線の各要素のランキング推移をまとめてみました。

ダーリン西野カナ各要素推移

 
 一目瞭然ですが、CDセールスは、あっという間に一直線でランクダウンしているのに対し、ネット配信、有線では、上位でロングランしていることが分かります。
 特にネット配信では、8/28付で1位初登場いらい、先週12/25付まで、1度もベストテンからダウンしておらず、未だにベストテン内をキープしています。
 いわんや、ここに来て再度ベスト3入りまで戻してきており、息を吹き返してきているような印象が強いですね。
 どうやら、紅白でもこの曲を歌うようなので、この先「紅白効果」も期待できそうで、ネット配信のみならず、その他の要素も再浮上する期待は大。この曲は、この先、まだ得点を伸ばして来そうだね。
西野カナのこれまでの最大のヒットは、ワタシのチャートでは、2010年の「Best Friend」でトータルポイントが70,981点なので、この先、この曲が「Best Friend」に代わって、彼女最大のヒットになることは確実となったわけです。


年間の1位、2位の曲は、共にネット配信が得点の大きな原動力になっていることは、↑で書きましたが、今年は上位2曲だけでなく、ベストテン内、ほとんどの曲が同様にネット配信でロングヒットし、得点の原動力となった曲がずらりと並んでます。

 年間上位10曲の主な得点源となった要素を記載してみました。



2014年年間要素

 


  4位水森かおり「島根恋旅」、6位氷川きよし「大利根ながれ月」は、毎度のごとく有線で圧倒的な強さを見せ、順当に上位に来ているものの、3位の絢香「にじいろ」、5位キング・クリーム・ソーダ「ゲラゲラボーのうた」、7位秦基博「ひまわりの約束」、8位JUJU「ラストシーン」と、いずれもネット配信で上位ロングランし、得点を積み上げた曲になっています。
 CDセールスが得点源となっているのは、CDセールス、ネット配信、有線、ラジオチャート、4要素ともまんべんなく上位にきた、サザンオールスターズ「東京VICTORY」、AKB48「心のプラカード」2曲に過ぎず、この2曲にしてもCDセールスのみで得点を稼いだわけでは無かったわけです。

 これを見ると、「ヒット」を決定する一番の要素は、これまでのCDセールスに代わって、ネット配信である・・・とはっきりと示された年なった・・・ということも、今年の大きな特徴だと思います。

週ごとの各要素のチャート推移を見てみても、既記のように、あっという間にランクダウンするCDセールスに対し、ネット配信では、上位にロングランする曲が確実に増えてきています。
 
今年は、上記の「Darling」同様、絢香「にじいろ」、JUJU「ラストシーン」で見られたように、ネット配信で上位ロングランしている曲とシンクロして、有線でもロングランした曲が多かったのも特徴でしたね。


 これらの傾向から、完全にコアファンのコレクターズ・アイテムになった「CD」というパッケージメディアに対し、コアな固定ファン以外の、いわいる一般層⇒浮動票は、ネット配信に、ほぼシフトしたと見えるような傾向が今年は特に強くなりましたね。

この傾向は、恐らく来年も続くものと思います。


・・・というのも、上で書いたように、CDパッケージというメディアが、完全にコアな固定ファンのコレクターズアイテムになり下がってしまい、この先、CDでのロングヒットがますます難しくなってきていることが最大の要因だね。
 逆に、ネット配信は、ここに来て、「CD以上の音質」であるハイレゾが盛り上がりを見せており、この先、CDとの差別化ということで、ますます盛り上がりを見せそうな気配が出てきたことも大きいかな。
 最近は、アキバのヨドバシに行っても、CDプレイヤーコーナーは隅に追いやられ、ネット接続、ハイレゾ対応のレシーバーが、コンポでは幅を利かせてきていることからも、今後のネット配信が、ますます一般化されてきそうな気配を強く感じ取れたりします。

プラスして、来年、消費税が10%に引き上げられる気配が強いっていうのも、CDパッケージには逆風だろうな。
 今でさえ、「高い」と思える、CD価格が消費税引き上げで、ますます高くなるわけだから。
 一方で、ネット配信は、ハイレゾ化することで価格は高くなるものの、音質でCDとの差別化という優位性を考えると、まだ価格には猶予性はあるだろうね。

これらを総合的に考えて、来年は、ますますネット配信が「ヒット」を左右する要素になって行きそうなんだよね。

それを考えると、本来ならば、ワタシのチャートの要素配点でも、ネット配信の配点を
もっと高くして行きたい希望はあるんだけどねぇ。
 ネット配信を依然と拒んでいるJ'sの動きが目の上のたんこぶなんだよなぁ。
思い切って切りたいのもやまやまなんだけど、「ヒット曲」という意味を考えると、全く軽視も出来ないからなぁ。。。
 まあ、全体の傾向を見て、段階的に、徐々にネット配信の得点配分を増やしていこうと思ってます。

いずれにしても、来年も、より多くの人が共感できるような、「いい曲」がたくさん出てきて欲しいという事は願いたいですねぇ。
 まあ、毎年変わらず、この時期の願いなんだけどさ。

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