かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

翼の折れたエンジェル / 中村あゆみ

1985_08_翼の折れたエンジェル





今日の1曲セレクトは、「翼の折れたエンジェル」(中村あゆみ)どえす。

 ますは、データから、

・タイトル    翼の折れたエンジェル
・アーティスト  中村あゆみ
・作詞       高橋研
・作曲       高橋研
・編曲       高橋研
・リリース日   1985年4月21日
・発売元     ハミングバード
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数   37.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1985年7月1日〜9月23日付
・タイアップ:日清「カップヌードル」CM曲

 
 いま、当時の「ザ・ベストテン」のランクノート見ながら書いてるんですが、この曲は、1985年8月29日放送では6位、翌9月5日放送では10位ということで、ギリギリ、ベストテンランクイン内ということで、紹介させていただきますわ。

 この間の「ボーンフリースピリット」もそうだったけど、この曲も言わずと知れた、日清カップヌードルのCM曲だったんだよね。フイルムのキャッチの方はわすれちゃったけど、曲だけは強烈に覚えてる。
 でも、最初、中村あゆみってこんなに若いとは思わなかったんだわね。パンチのあるハスキーな声。まるで、「ボヘミアン」の葛城ユキみたいだったじゃん。
 そしたら、当時19歳、ワシらと3つしか違わなかったんだよね。いわいる「リンゴっこ」世代。
 なに? また新しいコトバ? いやいやこれ、当時、渡辺美里が言ってた言葉なんだけど、リンゴ⇒(五)輪後生まれ、つまりは東京オリンピック直後生まれって言うことなんですよ。
昭和40年 41年生まれあたりを指すらしいのね。
 俗に言う、音楽の世代の第3世代と同意語なんですよ。

 ただね、最初は個人的にはあんまり好きじゃなかったんだよね。この曲。
 うーん、ロックっぽすぎたかなぁ。ちょっと歌謡曲とは別物に聴こえたんだよなぁ。ヘビメタまでは行かないとしても、ちょっと生理的な部分で拒否してたところがあったような気がする。それと、当時、中村あゆみって「ベストテン」出演拒否してたじゃん。この曲では、1回だけ出演したけどさぁ、なんか「生意気」って感じもしたんだよね。

 ただ、何回か聴いてるうちに、生理的な拒否反応ってなくなってきたな。うまく、体に溶け込んだって言うかね。
 逆に、聴きたくてしょうがなくなったっていうかね。。。
それが、ちょうど今頃だったんだよね。きっと。俺の中ではどうも9月っていうイメージがあったんでねぇ。

 しかし、ほんと、シンプルな曲だよね。今聴いても。ホント
簡単なんですよメロディにしても、リズムにしても。
 当時、高校の文化祭で、この曲よくやってたよねぇ。
俺も結構練習してたな。結局、人前ではやんなかったけどさ。あ、当時、ワタシ、ドラムやってたんっすよ。
 多分、いまでもこの曲のドラムは叩けるよ。
でも、シンプルっていうのは、ヒット曲の原点でもあると思うんだよね。音数が多けりゃいいってもんじゃないじゃん。
 これ、井上大輔氏の言葉からの受け売りなんだけどさ、その通りだと思うわけ。
 浜崎あゆみさん、聞いてる?

それにしても、懐かしいな。この曲の頃が一番青春してたかもしれない。。。あ〜あのころに戻りたい。。




※2005年9月に書いたものの再掲載です。

まちぶせ / 石川ひとみ

1981_08_まちぶせ_石川ひとみ






今日のオススメの1曲は、「まちぶせ」(石川ひとみ)です。

 まずはデータから

・タイトル    まちぶせ
・アーティスト  石川ひとみ
・作詞      荒井由実
・作曲      荒井由実
・編曲      松任谷正隆
・リリース日   1981年4月21日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数   39.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1981年8月10日〜9月28日付

 いやいや、8月ももう終わりですねえ・・。こう振り返ってて8月中に紹介しなくちゃいけない曲ってなかったっけ?
・・・と思い巡らせておりましたら、ありましたよ。この曲、石川ひとみの「まちぶせ」。
 たしかに81年夏のヒットではあるんだけど、9月ってイメージでもないもんなぁ・・、ということで、今日のうちに紹介しとこうと思い、引っ張ってきたわけです。

 カバーブーム。いまだに結構周期的にカバーブームって来るようだけど、このころからなのかなぁ、いわいるムコウの曲のカバーではなくて、日本の過去のヒット曲をカバーし始めたのって。
 もちろん、それまでも点々とはあったけどね。例えば、安西マリアの「涙の太陽」とか・・。これは、原曲は「エミージャクソン」なんだけどね。・・・え? ガイジンじゃんかって?
 いえいえ、これはねー、昔はレコード会社の専属作家しか邦楽レーベルからはレコードリリースが出来なかったんで、苦肉の策として、日本人を無理やりガイジンにしたてて、洋楽レーベルからリリースした曲なの。
 だから、作詞、作曲は日本人だし・・。ちなみに作詞は湯川れい子女史ですわ。

 いやいや、話が脱線した・・・。で、この「まちぶせ」は、76年に三木聖子っていうヒトがオリジナルで歌った曲のカバーなんですよね。
 まあ、カラクリとしては、三木聖子も石川ひとみも同じ、キャニオン所属で、おなじナベプロだったからってことで・・、
当時、石川ひとみって売れなくて苦しんでたからねぇ。
これも、やけくその苦肉の策に近かったんじゃないかなぁ。

 なんせ、78年にデビュー以来、曲はだせど、売れなかったアイドルだったからなぁ。石川ひとみって。
 唄は抜群にうまかったんだけどね。声もチャーミングだったし・・。だから、「アイドル」としての素質は持っていたんだけど、時代はニューミュージックブームだったんだよね。
 すでに70年代「アイドル」は時代遅れだったからなぁ。不運なヒトだったともいえますね。

 そういう、「日陰」なところが逆に「どうにかしたい」っていうファン心理を呼んだんですかねぇ、とうじオリコンウイークリー紙上では、「石川ひとみ」をなんとかしたい論争がおきてましたね。 まあ、次元がひくっちゃひくいんだけどさ。

 当時、私は、最初、どこでこの曲聴いたんだろ? 記憶をたどっていくと、多分リリース直後、ゴールデンウイークくらいの「クイズ ドレミファドン」だったと思う。当時、石川ひとみって「ドレミファドン」のアシスタントだったんだよね。
 それで、番組で歌ってたのをよく見た記憶がある。
 でねー、この曲、ヒットするだろうな・・っていう確信というよりも、ヒットしないかなぁっていう願望の方が大きかったんだよね。最初は・・。
 ヒットするとは、ワシも思ってなかったんだけど、曲の印象は良かっなぁ。最初、ひっかかりは少なかったんだけど、イントロだけは印象に残った記憶があるなぁ。
 それと、サビまでのAメロの部分かなぁ。この2箇所は印象に残った。 

 ともあれ、何回か聴いてるうちに全体的に気に入った記憶があるなぁ。
 でも、最初はなかずとばずでさぁ。ヒットする気配も無かったな。
 それが、7月ごろ急に空気が変わったんだよね。これ、原因はなんだったんだろ? 急に来たよね。
 
 でも、ともあれ、「ザ ベストテン」にランクインも果たし、念願だった暮れの紅白歌合戦にも出場を果たす・・。

でも、ファン心理としては、これですべて願望が叶っちゃったようなんだよね。魔法が解けたっていうのかなぁ。
 シンデレラを地で行くようだけど、82年1月1日、除夜の鐘とともに元の「石川ひとみ」に戻っちゃったんだよね。。。
 ・・つまり、もとのなかずとばずの・・ってやつですね。
いらい、全くヒットにも恵まれず、その後の人生も波乱万丈ですもんね。

 しかし、ほんと、今思うと、あの半年間の出来事はなんだったんだろ?
この曲を聴くたび、不思議な気持ちになるよなぁ。
 さすがにユーミンの曲。ただでは転ばない仕掛けになっているんのかなぁ。

 だけど、96年に自分でカバーしちゃったときは気持ち悪かったねぇ(^^;;;;;;;;


 ともあれ、これが起爆剤になって、81年〜82年にかけて、アイドル界ではカバーブームが引きおこったわけね。
 代表的なのは柏原よしえ「ハローグッパイ」(オリジナル讃岐裕子)かな。そのほかにもいろいろでたよね。
 それらにかんしては、また、いずれ・・。




※2005年8月に書いたものの再掲載です。

シャイニンオン君が哀しい / LOOK

1985_08_シャイニオン君が哀しい_LOOK





今回の1曲セレクトは、「シャイニンオン君が哀しい」(LOOK)です。

 まずはデータから

・タイトル    シャイニンオン君が哀しい
・アーティスト  LOOK
・作詞       千沢仁
・作曲       千沢仁
・編曲       LOOK
・リリース日   1985年4月21日
・発売元     エピックソニー
・オリコン最高位 8位
・売上げ枚数   20.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 9位
・ベストテンランクイン期間:1985年8月12日 9月2日〜9月16日付


 うーん、どうも、ここんところ、一発屋攻勢になっているような気がしないでもないけど、本日も一発屋です!!
 こんなこと書いちゃ失礼かもしれないけどね。
 みなさん、LOOKなんて、覚えてますかねぇ・・。
Piano:千沢仁、syn:山本はるきち sax:チープ広石 ボーカル:鈴木徹 っていう、ちょっと変わった編成のバンドだったんですよね。
 でも、まあ、このデビュー曲は、出来が良すぎたよなぁ。
絶対、これがデビュー曲なんて思わないよねぇ。
 泣かせどころのツボを押えている・・というか、完璧に完成された曲だもんねぇ。
 イントロなしからいきなり♪シャイニンオーーン♪だもんね。もう、お客さんつかめるだけつかんじゃえ!!って感じじゃん。思わず引き込まれるよねぇ。

 と、まあ、結果的にヒットはしたんだけど、ランク上位にくるまでは結構時間かかりましたけどね。4月にリリースして、ベストテン入ったの8月だもんね。
 典型的なジワジワ型ヒットだね。ちなみに100位内には24週ランク。すでに、短期型ヒットが始まっていた85年にしては、息が長いヒットになっています。
 曲調からしても典型的な動きではありますけどね。 

でも・・・ですよ。1発やなんですねぇ・・。いや、だからこそ1発屋なのかもしれないな。 最初に書いたようにこの曲は出来が良すぎる。これを超えるような曲はなかなか難しいよねぇ・・・。
 あ、同じようなケースがもう一つ。93年の山根康広の「Get Along Together」。これも、この曲の出来が良すぎて、次に繋がんなかったもんね。

 こう考えると、意外とデビュー曲の選定って難しいんだよねぇ。。。出来すぎてもダメ。ひどくてもダメってわけで・・・。

 ちなみに、次の曲の「ハローハロー」って言う曲も決して悪い曲ではなかったんだよね。この曲からは一転してモータウン系の軽い曲でさ。
 でも如何せん、この曲のインパクトが強すぎたよねぇ・・。

 でも、一発屋で終わったからこそ、「ミュージシャン」としては、長生きできている面もあるわけで、鈴木徹氏は、いまでも、いろいろなセッションバンドで活躍中ですもんね。
 あのボーカルはなかなかマネできないですよ。

 しかしながら、あれから20年か・・・早いなぁ。
 蒸し暑い夏の日から一転、涼しい風が吹き始めると、この曲がよぎってくるんだよなぁ。 
 もうちょっと涼しい風が入ってきて、あたり一面スズムシの音色が響いてくると、また別の曲が頭をよぎるんだけど、それは、また、追々と紹介します。



※2005年8月に書いたものの再掲載です。

ライオンは起きている / 朝倉紀幸&GANG

1982_07_ライオンは起きている_朝倉紀幸





今日の1曲セレクトは、朝倉紀幸&GANGの「ライオンは起きている」です。

 まずはデータから

・タイトル    ライオンは起きている
・アーティスト  朝倉紀幸&GANG
・作詞      Solomon Linda
・作曲      Solomon Linda
・日本語詞   佐藤ありす
・編曲      渡辺敬之
・リリース日   1982年6月5日
・発売元     ラジオシティ
・オリコン最高位 18位
・売上げ枚数   14.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 23位
・タイアップ    TBS系ドラマ「刑事ヨロシク」主題歌

 またもや、ちょっと「へんちくりん」な曲もって来ちゃったかなぁ。。
もしかすると、知ってるヒトしか知らないかもしれない。興味がない方はゴメン。
 
 この曲、もともとトーキンズっていうアチラのグループの大ヒット曲で、原題は「THE LION SLEEPS TONIGHT」って言うの。つまり「ライオンは「寝ている」」だよね。
 で、タイトルどおり、ゆったりとしたサバンナ風の曲調にのって、♪ライオンが寝てる〜♪的な詩の曲なんだよね。
 ここまで書いたら、「あ、あの曲か」って気付くヒトもいるかな?

コレですね。。。



 で〜、今回の「ライオンは起きている」・・・なんだけど、なんで、「寝ている」が「起きている」になっちゃったのか・・・。
 「寝ている」⇒ゆったりとしたサバンナ風の曲調
に対して、
 「起きている」⇒ギンギンのロック調

にしちゃったのよね。つまりぃ、うっさくて「寝てらんない」っていう、まあ、一種の「シャレ」ですよ。

 詩は、全編日本語のオリジナルに変えちゃってるけど、メロディはそのまんま。
 でも、このアイデアっていうのは、面白いよね。
今から23年前の曲だけど、こういう風にオリジナルの曲調をアレンジしちゃったりする「バージョン」違いでの曲ってのは、あんまりなかったんだよね。
 今でこそ、バージョン違いって言うのは、当たり前になってるけど、こういう発想は、当時は一般的ではなかったって言うかね。

 だから、確かに一部では「イロモノ」として扱われてた感もあるね。ちゃんと評価していなかったというかね。

 ちなみに、この朝倉紀幸ってヒト、バンドとしては、この曲が唯一のヒット曲、いわいる「一発屋」なんだけど、この後、80年代後半〜90年代前半にかけて、結構アイドルの曲書いてるんだよね。
 Babe、大西結花、南野陽子、COCO、東京パフォーマンスドール・・etc etc

個人的に一番印象に残るのは、COCOの「夏空のDreamer」(1992年)かなぁ。
 最初聴いたとき、「え? これ? 「ライオンが起きてる」のヒト書いたの?」ってマジで半信半疑だったもん。
 うーん、「ライオンが・・・」を知っちゃってると、どう考えても、女の子の「アイドル」に曲を書くようなイメージが全くないもんねぇ。。。

 まあ、それだけ、この「ライオンが起きている」すごいのよ。一度聴いたら、めちゃくちゃ印象に残る・・っていうか忘れられないよねぇ。。。 

 ちなみに、この曲、当時TBS系ドラマ「刑事ヨロシク」(日曜日20時〜)の主題歌だったのよね。
 このドラマ、「刑事」ドラマとは名ばかりのパロディードラマだったよねぇ。ビートたけし主演 そのほか岸本加代子とか出てたんだよね。。
 あと、ミッキーって覚えてる? 子供みたいなロックンローラー。「こどもみたいな・・・」って当時16歳か17歳だったたけど、まだ、ボーイソプラノの変わったヒトだったよね。見かけだけは、リーゼントで・・。
 で、このドラマ終わってから、「やめてくれRock'n Roll」って曲でデビューしたの。
 売れなかったけど、同じTBSの「アップルシティ500」にはよく出てたな。
 「アップルシティ」が終わってからはとんと見なくなっちゃったけど、今はとうなっちゃたんだろうねぇ?




※2005年8月に書いたものの再掲載です。

ボーンフリースピリット / ロブバード

1980_08_ボーンフリースピリット_ロブバード






今日の1曲セレクトは、「ボーンフリースピリット」(ロブバード)です。

 まずは、データから

・タイトル      ボーンフリースピリット
・アーティスト   ロブバード
・作詞       岡田冨美子
・作曲        瀬尾一三
・編曲       瀬尾一三
・リリース日   1980年8月21日
・発売元     フォーライフ
・オリコン最高位 34位
・売上げ枚数   9.8万枚
・タイアップ    日清食品「カップヌードル」CM曲


タイアップ曲。今では、完全に普通になったプロモーションのやり方ですわね。
 でも、昔は、CMっていったら、オリジナルのイメージソングが先行で、通常の曲が使われるって事は、逆に珍しかったんですよね。特にそれが「シリーズ」化されるって事は、もっと珍しいわけで、化粧品のキャンペーンソングを除けば、本当に数えるほどぢゃないですかねぇ。

 そのうち、四半世紀のながきにわたって、ずっと一貫して続いているのが、「日清カップヌードル」のCMですよね。
 だいたい、未だに続いてるじゃん。一番最近では、ミスチルの「and I love you」ですしね。
 で、その歴史をずーっとたどっていくと、今回の「ボーンフリースピリット」にたどり着くってわけです。

 1980年夏のカップヌードルのCM曲。25年前のちょうど今頃、CMでバンバン流れていたのがこの曲です。
♪ボーンフリースピリッツ、地球では生きてることが祭りなのさ〜♪っと、サビの歌詞がそのまんま、CMのキャッチコピーになったこの曲、今の30代以上の方なら、覚えてる方も多いかなぁ。

↓ コレ





 いや、実は、私は長年、すっかり頭の隅に追いやられていたんですよね。で、もう15年も前にフジTVでやってた、「19×× 僕らの思い出のメロディ」で紹介されたときに、「これか!」と思ったのが、この曲が気になったきっかけかなぁ。
 曲は、気になってても、タイトルがわかんない場合って多いじゃん。ましてやネットなんか無かった昔の話ではさ。
 この曲もそんなかの1曲ですね。 

 だから、リリースされた1980年当時は、CM以外では、全く知らなかったのよね。どんなヒトが歌ってるのか・・それ以前に、レコードになっているのなんてのも知らなかったし・・。

 さてさて、うたっているのはロブバードっていう、たしか北海道の根室出身、ギター、ベース、キーボードの3人編成のグルーフでしたね。
 うーん、アルフィーのうち、坂崎氏がキーボードになったって考えてみればいいかな・・。
 ユイ音楽工房所属だったらしいから、長渕剛と平行して出てきたって感じですね。
 同じ年、長渕剛も「順子」の大ブレイクで一躍時のヒトになりましたからねー。

 曲は、当時のニューミュージック界の王道って感じのポップロックっていのうかなぁ。ロックをベースにしたコーラスポップスですね。(←無理やり名称つけた。。。)
 
 でも、CMで使われたぐらいだから、サビのメロディはかなり
キャッチーで、一発で直ぐに覚えちゃいますね。ハイ。

 しかし、当時は、CMで使われてたからといって、直ぐに大ヒットに繋がるという習慣は、あまりなく、この曲にしたって、かなり大量のスポットを打たれていたのにも関わらず、オリコンで最高34位ですからね。
 まあ、それほど、当時のヒットチャート上位は、「みんな」で共有するもので、それいえ「壁」が厚かったとも言えますけどね。
 一部のファンだけの支持では、上位進出は難しかったと。
 
 ゲーノー界がバカ騒ぎを始める80年代半ばのことなど、露知らず・・・という、音楽業界が、一番「音楽」業界らしかった頃の一曲なんじゃないかなぁ・・・と、そう思うわけです。







※2005年8月に書いたものの再録です






バージンブルー / SALLY

1984_08_バージンブルー_SALLY






今日の1曲セレクトは、「バージンブルー」(SALLY)です。

 まずはデータから

・タイトル    バージンブルー
・アーティスト  SALLY
・作詞       さがらよしあき
・作曲       鈴木キサブロー
・編曲       鈴木キサブロー 大島ミチル
・リリース日   1984年7月1日
・発売元     フォノグラム
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数   21.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1984年9月24日〜11月5日付
・タイアップ キリン「キリンレモン2101」CM曲


 「一発屋」・・・この甘美な響きを聞かなくなってから、一体どれくらいたっただろう・・・
 
 うわー、大げさな書き出し!! 一回、こういう書き方してみたかったんだよね。
 なんて、またまたふざけてますが、今日は1984年の代表的な「一発屋」、SALLYの「バージンブルー」の紹介です。

 ポスト「チェッカーズ」。84年の大化けグループって言ったら、何を隠そうチェッカーズなんですよね。
 で、春ごろから、各社一斉に、「ポスト、チェッカーズ」ってふれこみで、バンドやグループをどんどん出していったんだけど、見事、この位置を射止めたのが、SALLYというわけですわ。
 ただ、バンド編成的にチェッカーズに似すぎていたキライはあるわな。 コーラスはいないとして、サックスが入っていてるのもね。
 曲も、GS崩れのロックンロールと、音作り、雰囲気的にも似ていたしね。

 ただ違っていたのは、ゲーノー界への接し方だったんじゃないかなぁ。
 チェッカーズって、その辺のこなし方が恐ろしくうまかった・・・、要は、最初のうちは、あんまり自分たちの音楽に対するこだわりは無かったと思うんですよ。
 だから、「バンド」としてデビューしたくせに、「アイドル」的な売り方をしても、また、曲をプロの作家に依頼しても、不満そうなそぶりって見せなかったでしょ。
 まあ、もちろん、裏では、かなり不満を持っていたらしいけどね、まあ、そのあたりは、適当にプロ意識が強かったというか、世渡りがうまかったんだろうね。

 それに対して、SALLYって、すごくまっすぐなグループだと思うのよ。顔は不良っぽいルックスしてるくせに、音がまっすぐなんだ。 うん、マジメな音なんだよね。
 ボーカル力は別として、演奏水準は、チェッカーズもSALLYも当時は、どっこいどっこいだったとおもうのね。
ただ、違ったのは、音のマジメさだな。「やらされてる」感っていうのが、伝わってくるんだよね。SALLYの場合。

 ユーザーって言うのは、意外とそのあたりって感じ取るのシビアじゃん。
 一発屋で終わってしまったのと、その後、大スターを驀進した差って意外と、そんな些細なことだったんじゃないかなぁ・・とか思ったりするんだよねぇ。
 もちろん、先行してスタイルを築いたのと、二番煎じっていう差もあるけどさ。

 あ、SALLYが一発屋って書くと、次の曲も20位には入ったゾと、反論されそうだから、ちょっと書いときますが、第2弾は、「悲しきYoung Love」といいまして、こちらも、GSを下敷きにしたような曲なんだけど、こちらは、映画「パンツの穴2」の主題歌でしたね。
 菊池桃子じゃなくて、志村香主演だった奴・・・っていって、どのくらいが反応するか・・。 
 志村香 1985年、尾崎亜美の「曇りのち晴れ」でデビューして、泣かず飛ばずだったアイドルっすよ〜。
 ちなみに、私らと同級生・・ということは、既にいいお年になられているってことですねぇ(^^;;;;;;


 話は戻るけど、「バージンブルー」って、キリンレモン「2101」っていう商品のCMソングだったの、覚えてるかなぁ。
 キリンって「ザ・ベストテン」のスポンサーだったから、ベストテン内でもCMガンガンかかってたんだけどね。
 杉本哲太がCMに出演してたのってのは、よく覚えてるんだよね。 でも、その相手役が、デビューしたての南野陽子だったんだってねぇ。スケバン刑事の1年前ですよ。
 いや、これが覚えてなくってねぇ・・・。 つい、最近知ったんだよね。まだまだ、気付いていないことってあるよなぁ。。。

 しかし、キリンレモン「2101」って一体なんだったんだろ?
ネーミングと、缶のパッケージデザインのオシャレさから、当時、よく飲んでたんだけど、「普通」のキリンレモンと味は変わんなかったんだよね。。。。

 それと、キリンレモンって意外と、有名人CMにでてるんだなぁ。 これ書いてて、下のページ参考にしてたんだけど、

 http://page.freett.com/theafro/cm02.html

94年に浜崎あゆみが出てたなんてのも知らなかったワ。

 いろいろな勉強になった1曲でした。。。ハイ。。





※2005年8月に書いたものの再録です。

恋は、ご多忙申し上げます / 原由子

1983_09_恋はご多忙申し上げます_原由子






今日の1曲セレクトは、原由子「恋は、ご多忙申し上げます」っす。

 まずは、データから

・タイトル    恋は、ご多忙申し上げます
・アーティスト  原由子
・作詞       桑田佳佑
・作曲       桑田佳佑
・編曲       HARABOES
・リリース日   1983年8月21日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数   24.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1983年10月10日〜11月7日付
・タイアップ 資生堂83年秋のキャンペーンソング


 えー、昨日はアイドルでしたが、今日は、また、元の路線に戻ります!
なんてね・・、いや、そろそろセレクトに困りましてねー、
今日、通勤途中で、聴いてた曲からエイヤッ!と引っ張ってきたわけで、今日の日にちなんで・・とか、特にあるわけではないです・・。ハイ。

 この曲は、83年秋の資生堂キャンペーンソングとして、大々的にスポットが打たれたわけですねぇ。
 ちなみに、このときのライバルK社のキャンペーンソングは、横浜銀蝿「おまえにピタッ!」だったんですが、これ、覚えてる人っている?

 まあ、どちらも、「まじめ」な曲とは言いがたいかな?
・・・ここまで、ほとんど「ニューミュージック系」のヒトたちで、展開されていた化粧品のキャンペーンソングもそろそろこの方向性に限界が見えていた時期ですね。
・・・で、K社は、いち早く、次の84年春からは、松田聖子を起用して、キャンペーンソングもアイドルへ・・・という方向転換を始めたわけです。(まあ、それが結果的に成功するんだけども・・)

 しかし、この曲、インパクトがあるよなぁ・・・。強力なモータウンサウンドだよねぇ。
 桑田選手のモータウンってのも、意外と珍しいけど、やっぱ、シュープリームスあたりは、潜在的に意識してたのかなぁ。桑田選手自身はシュープリームは歌えないもんね。
 それに加えて、バック(HARABOES)のメンバーがまた豪華。
Drums:村上"ポンタ"氏、Syn:ホッピー神山氏、Key:中西康晴氏、G:原田末秋氏、B:美久月千春氏、Per:野沢”毛ガニ”氏・・と、まあ、これだけ豪華なメンバーが集まれば、バックが強力なのも、うなづけるか・・。
 
 私、ポンタさんのドラムって好きでさあ・・、こんなことかいちゃめちゃくちゃ失礼だけど、やっぱりうまいよなぁ・・。
 モータウンでこれだけ、重いドラムっていうのも珍しいんぢゃないかなぁ。
 加えて、ホッピー神山氏のシンセね。 このヒトのシンセもある意味、サイケっぽい、ちょっと変わった印象に残る音色を出しますよね。後年(1994年)に氷室京介の「VIRGIN BEAT」をプロデュースしますが、あの曲のシンセの音色を想像してもらえれば分かりますよね。

 やっぱ、印象に残る曲のバックには、強力なアーティストがありき・・・かなぁ。

 それと、やっぱり「詩」が面白いですよね。♪公私共にLife Is Busy・・・(電話の音)♪とかね。
 俺も、最近、無理やり「公私共にLife Is Busy」なんだけど・・。あ、それがいいたくて無理やり引っ張ってきたの。
 But、私の場合、「恋は全く忙しくありません」・・。36歳どーにかしよう(という気はホントにあるのだろうか???)




 あ、そういえば、最近、モータウン系の曲ってめっきり減った気がするなぁ。
 まあ、流行すたれってのもあるだろうけど、このリズム、表現できないっつうバンドも多いんじゃない?
 みんな「パンク系」の単純なタテノリはできるけど、こういうクセのあるリズムはできません・・・だったりして。

 だからこそ、今、もういちどモータウンっつうのもいいんじゃない?
 オレンジレンジあたりやんないかな? それとも、サンポマスター??
 もし、出来たら、おおいに褒めてやりますよ。(多分無理・・だろうな)

 あ、それから、ミクスチャーにモータウンっつうのもいいんじゃない?
 ケツメイシなんかやらないですかねぇ? ディスコものも出来たんだから、この手もやれば出来る! かもよ。
 この独特のノリにラップ絡ませるのは至難のワザでしょうが、だからこそ「オリジナル」なわけで・・・。

 後半は、かなりむちゃくちゃな提案でした。




※2005年8月に書いたものの再録です。

TVの国からキラキラ / 松本伊代

1982_06_TVの国からキラキラ_松本伊代





今日の1曲セレクトは、松本伊代「TVの国からキラキラ」っす。

 まずはデータっす。

・タイトル    TVの国からキラキラ
・アーティスト  松本伊代
・作詞      糸井重里
・作曲      筒美京平
・編曲      鷺巣詩郎
・リリース日   1982年5月21日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 15位
・売り上げ枚数  13.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 14位

 このところ、ちょっと「濃い」曲が多かったので、今日は久々に、かる〜く、アイドルなんかどうですかねぇ〜。
 
 でね、アイドルというと、今、どうしても、この曲が頭から離れないんですよ。どうしてなんだろ?
 やっぱり、この曲の壊れ加減なんだろうな。 そう、この壊れ加減が、23年前の曲なんだけど、「今」でも充分通じるんじゃないかな・・と思っちゃてる訳です。
 SMAPの「BANG!BANG!バカンス」もワケワカンナイ詩の内容だけど、この曲も、パッと聴いただけでは、結構いっちゃってるよね。
 ただ、「BANG! BANG!〜」は、言いたいことがよくわかんないんですが、この曲は、壊れてても、言いたいことは一貫していると思うんですよ。間奏の「ねぇ キミってキラキラ?」・・・っていう一見、頭悪そうなセリフにすべて集約されているって感じですね。

 それと、メロディもかなり行っちゃってます。はっきり言って、メロディも音程もとりずらいよなぁ。筒美京平氏の曲の中でも、かなり「難しい」部類の曲なんぢゃないかなぁ。
 ちなみに、KeyはC♭・・・楽譜見ると♭が6つも付いてる・・・。恐怖。。。(まだまだアマチュアだなぁ)
 いや、でも、この曲では大いに実験してるんですよね。たとえば、Aメロからサビへ入る、2小節の「間」。私、この部分がこの曲の命だと思っているのね。
 Aメロにしても、サビにしても、音程がとりづらいけど、筒美氏独特のメロディラインは健在です。
 Aメロの♪私は嘘だと思う♪の♪私は♪の譜割、あるいは、サビ出だしの♪夜空の星もキラキラ♪の譜割⇒8分休符から8分音符連打とかね。筒美氏独特のメロディは健在なわけです。
 ・・が、これらを繋ぐ部分⇒Aメロとサビの間の2小節のメロディが途切れる部分、ここが新しいんですよ。
 うん、俺、この曲ではここの部分が一番気になるし、曲の命だと思っているんですよね。これがあることで、曲が締まるって言うかね。わざと変則的にすることで、曲が流されないって言うかね。

 まあ、全体的に見て、歌謡テクノっていう部類に入るんだろうけど、筒美氏の歌謡テクノとしては、80年の榊原郁恵の「ロボット」はじまって、その流れを汲む1曲なんだろうな。
 ただし、この曲は、筒美氏の歌謡テクノのなかでも一番、生音に近い。そういう意味でも実験ぽい感じは強いね。
 この曲の続編といえる、次のシングル「オトナじゃないの」 の方が、音のつくりとか、よっぽどテクノっぽいもんね。

 ちなみに、筒美氏の歌謡テクノは、「オトナじゃないの」から同じ82年デビュー組の小泉今日子「まっ赤な女の子」(83年)に引き継がれ、84年の小泉今日子「迷宮のアンドローラ」で完成形になるっていう流れかなぁ。


 それと、筒美氏って、独特の「鼻声」っぽいヒトが好きだよねぇ。 平山三紀にはじまって、麻丘めぐみ、・・・で、松本伊代・・。
 
 だから、絶対、松浦亜弥もいいんぢゃないかって思うのよねぇ。 最近は、筒美氏、ジャズの方に行っちゃってるけど、♪一度、お願いしたい♪(「原宿キッス」(by田原俊彦 この曲も筒美京平作曲))なんだよねぇ。

 そのまえに、この「TVの国からキラキラ」なんてカバーしたらどうかなぁ。 最近、あややも「頭悪そう」な曲がめっきり少なくなっちゃって、つまんなくなっちゃたから、ちょうどいいんでない?




この動画、やたらと短いんで、もしや・・・と思ったら、ものすごい「はしょり」方ですわ。。
当時のTV番組っぽいなぁ




※2005年8月に書いたものの再録です。

哀戦士 / 井上大輔

1981_08_哀戦士





今回の1曲セレクトは、井上大輔「哀戦士」です。

 まずは、データから

・タイトル    哀戦士
・アーティスト  井上大輔
・作詞      井萩燐
・作曲      井上大輔
・編曲      井上大輔
・リリース日   1981年7月5日
・発売元     キング
・オリコン最高位 9位
・売上げ枚数   21.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 14位
・タイアップ   映画「機動戦士ガンダム供^ダ鏤諒圈彈臑蟆


 「パブロフの犬」・・・。はっきり言って、そういう状況なんだよなぁ。
 また、訳のわかんない書き出ししちゃいましたが、えー、私のなかの「ガンダム」に対する反応ですね。

 実は、昨日はメチャクチャ疲れてまして、「こんな日は早く寝るべ」って思ってたんですよ。
 BUT、家に帰って新聞のテレビ欄を見たとたん、数分後にはテレビの前でBS2を見ていた私って・・・。

 まあ、私らの年代では、こういう方って少なからずいるのかなぁ・・・。
 もう、何十回と無く見たんですけどね。ガンダムのいわいる「1年戦争」編は・・。

 そういう私ですが、「カンダム」を知ったのは、多分、同年代の「筋金入り」のガンダムファンよりは、遅いと思う。 ちょうど、この曲がリリースされた頃・・・81年7月ですね。
 当時地元の「福島テレビ」で「夏休みまんがまつり」で放送したときからっていうのが、本音っす
 
 今考えると、なんで、当時、TBS/フジテレビ系列だった、福島テレビで、「テレ朝系」だった「ガンダム」が放送されていたのかは、今となってはちょっと不思議だけど・・。

 だから、映画「機動戦士ガンダム機廚公開されたときは、まだ、全然知らなかったわけっす。

 って書くと、「ははん、遅せーな」って反応してくれるかたもいらっしゃるでしょう?
 そうなんですよ、私はガンダムに関しては、遅れてきた人間なんですよ!
 それが言いたかったりして・・・。


 この曲は、映画「機動戦士ガンダム供^ダ鏤諒圈廚亮臑蟆里覆錣韻任后
 でも・・・ですよ。本編の映画、見ていただけると分かりますが、意外と、あっさりとしか使われていないんですよね。
 後半のジャブローでの戦いの部分で、ちょこっと使われているだけなんです。
 普通、「主題歌」っていたら、大体、エンドロールのところで延々と流れるでしょう?
 しかし、これはちがったんですよねぇ・・・。
 
 いや、しかし、これは当時としたら画期的な演出だったと思いますよ。
 え? とれが主題歌? って感じ。
 これは、続く、「機動戦士ガンダム掘,瓩阿蠅△け宙編」でも同じで、こちらも主題歌は同じ、井上大輔の「めぐりあい」が使用されていますが、私、未だに、どの曲が「めぐりあい」なのか、映画見てて判然としないのよ。
 でも、そういう演出の仕方って言うのもあるんだよねー。

 確かに、エンドロールで「大々的に」っていうと、曲としてのインパクトは残るけど、一方では、いかにも「タイアップ的」って感じるところもあるじゃん。
 
 そういうところを加味しての演出だったのかなと思うと、津さすがに井上大輔氏、鋭いな・・・って思いますね。
 当時の本人の立場って言うのもあったんでしょうけど・・・。
 
 でも、曲は曲として、印象に残りまくりですね。もちろん、詩は、映画内容に即しているけど、曲は曲として、ロックテイストの曲として充分に成り立っている。
 井上氏の曲って、サビのアク、インパクトが強いから、すぐ、耳になじんじゃうんですよね。引っかかりが良いというかね。 
 そういう意味では当時、シャネルズの一連の曲で当たっていましたし、本人が歌うってことで、話題性からして、タイアップなしでも、そこそこ売れたでしょうね。

 何が言いたいかって言うと、「ガンダム」っていうタイアップは、曲側から見た場合、「オマケ」ともとれる・・・、曲は曲として、充分聴けるよな・・ということですわ。

 最近のガンダムシリーズの曲って、なんか、「ガンダム」の曲の「作り方」みたいな「レシピ」に則った曲が多いじゃない? 
 イメージが「いかにも」ってやつ。
 個人的には、これってどうなの? って思うんだよね。
 要するに、ガンダムの手を離れて、その曲だけでも、成り立っていくのかっていうところですね。

 「哀戦士」を聴いてると、最近のガンダムの曲、もっと自由に作ったらいいのに・・って余計思っちゃうんだよね。





※2005年8月に書いたものの再録です

各駅停車 / 猫


1974_02_各駅停車_猫





今回の1曲セレクトは、猫の「各駅停車」です。

まずはデータから

・タイトル    各駅停車
・アーティスト  猫
・作詞       喜多條 忠
・作曲       石山恵三
・編曲       瀬尾一三
・リリース日   1974年2月21日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 44位
・売り上げ枚数  5.4万枚

 みなさんは、「猫」をご存知でしょうか? え? ウチにいるって? 
 ・・・なんて、100万年前の前振りをしてみたりして。。。

 1971年結成、1972年7月吉田拓郎氏のプロデュースにより「雪」という曲でデビューした5人組のバンドです。
 吉田拓郎プロデュースというと、いかにも「フォークグループ」って言う匂いがしてきます。確かに、このバンド、アコギ中心の一見、フォークグループという感じなのですが、さにあらず! 音が「太くて濃い」んです。向こうで言うと「南部」っぽい音って言うのかな。 兎に角、フォークの繊細さよらもロックの図太さを感じさせる音です。
 「雪」の次に、72年12月リリースの「地下鉄にのって」も最高26位、11万枚セールスのいわいるスマッシュヒットを記録。
 こちらは、スライドギターを有効に使用した、一聴してフォークを超越した作品となっています。
 なにより、当時のフォークの特徴であった、いわいる「四畳半」的な、心の隅のしみったれた〜的な要素がまるでないグループだったんですよね。

 ただ、当時は、まだ、フォークに変わるジャンル用語が確立されておらず、苦し紛れに「フォークロック」という分けられ方をしておりました。
 フォークロック・・・フォークともロックとも言える曲って訳なんですが、それで、片付けられない、何かがこのヒトたちにはあったんですよね。

 その最たるものが、今回の「各駅停車」ですね。ゴスペル風味付けと、印象的なトランペットの掛け合いのイントロではじまるこの曲は、「南部」の匂いがもっとも濃い仕上がりになっています。
 よく例えられるんだけど、今だったら、B'zっぽい音楽やってんだろうなって感じ・・・あ、いや、「Don't Leave Me」のころのB'zだ・・って言えば、想像つくかなぁ。
 ・・と物の本にはよく書かれているんだけど、私的には、ZARDの「永遠」に一番近いような気がするなぁ。
 イントロは、あんなにダサクないけど。 

 兎に角、タイトルには似合わないような「ドラマティック」な仕上がりで、一度聴いたら絶対忘れられない・・・といっても過言ではない名曲です。
 その割には、セールスは全然だったんだよね。当時は、第1次アイドルブームと4畳半フォークの全盛期。
 このようなロックテイストの曲は、まだ、商業的に認められていなかった時代なんですよね。いわば、隠れた名曲って奴です。

ただ、このヒトたちの隠れファンは多く、いまでも、ラジオでは比較的人気がある曲で、年に何回かは、ラジオではかかるんで、もしかしたら1度くらい聴いたことがある人がいるかもしれないなぁ。

 実は、当時5歳だった私も、もちろん、後年ラジオで知ったんだよね。
いまでも、「絶対通じる」と思われる曲が31年前にあったとは
、ほんとに目からウロコだったですよ。

 興味あるヒトもないヒトも一度は、聴いてみる価値がありますよ。これは絶対おすすめですよ!



 最近、後で読み返すと、なにこれ? って文章が多いので、今回は、わりとマジメに書きましたわ。
それに曲も「大先輩」の曲だしね。。。




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